2021/08/16

昨年、コロナ19以外の主要な感染症46.6%減少

 原文リンク 韓国疾病管理庁 2021年8月12日 報道発表資料より

疾病管理庁、2020年感染症監視年報発刊 -

◇  法定感染症届出患者数*145,966人(人口10万人当たり282人)で、前年比8.5%減
※ コロナ19(60,727人)を除くと85,239人(人口10万人当たり165人)で、前年比46.6%の減少
 - (主要減少)水痘、麻疹、百日咳、おたふく風邪、猩紅熱、発疹熱など

◇  特に、第2級感染症の呼吸器伝播感染症**患者数64,062人で、前年比51.3%の減少
 -  コロナ19流行に対応した正しい手洗い、マスク着用などの個人衛生の改善とオンライン授業、外出を控えるなど、社会的距離確保による人の接触頻度の減少などの影響と判断

◇  海外流入感染症患者数5,495人で、前年比627.8%増

 ※ コロナ19(5,379人)を除くと、116人で前年比84.6%の減少
 -  主な流入感染症:新型感染症症候群(コロナ19)97.9%、デング熱0.8%、マラリア0.5%など
  -  主な流入地域:アジア33.2%、アメリカ30.0%、欧州26.1%など

◇  医療機関や関連団体など感染症発生時に迅速な申告と積極的な協力を要請

 

  結核、エイズは別途統計を作成し、公表して除外、標本監視感染症を除く

  ** 結核、水痘、麻疹、百日咳、おたふく風邪、風疹、b型インフルエンザ、肺炎球菌感染症、猩紅熱



 最近2年間の主要な感染症申告現況(第2級、第3級)>

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 ちなみに、第4級感染症(標本監視対象)の急性呼吸器感染症・インフルエンザは、マスクの着用などの個人衛生の改善*と社会的距離確保の影響で大きく減少した 

    外出後手洗い実践率('19年85.5%→2020年97.6%、12.1%増加)、屋内マスク着用率(99.6%)と屋外マスク着用率(99.5%)(資料:2020年地域社会健康調査) 

 -  急性呼吸器感染症届出患者数は合計24,260人で、前年(101,038人)に比べ76%減少した。

 

   -  インフルエンザは過去節季に比べ12週速い3月27日に流行注意報が解除され、2020-2021節季に流行の基準を超えていないため*流行注意報を発令していなかった。 

       *  疑似患者1,000人あたり1〜2人台で、流行の基準(5.8人)以下を維持

 

インフルエンザ疑似患者の臨床監視状況 >

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   海外流入感染症は、継続的に増加し、2010年以降、毎年400〜700人前後で申告されていたが、2020年には5,495人が申告されて2019年(755人)に比べ627.8%増加した。

 

  しかし、新型感染症症候群(コロナ19)を除く(5,379人)と申告患者数は116人で、前年比84.6%減少し、これはコロナ19流行に国際線旅客数の急減*に応じた結果と判断される。

     (2019) 90,385,640名 → (2020) 14,239,922名(84.2%, 出処 統計庁)


添付 1

 

 2020年度主な法定感染症申告現況

 法定感染症*患者は2020年14万5,966人(人口10万人当たり282人)で、前年比8.5%減

コロナ19(60,727人)を除くと85,239人(人口10万人当たり165人)で、前年比46.6%の減少


 ◎ 2019年より増加した主な感染症は、

   第1級感染症:新型感染症症候群(コロナ19)

   第2級感染症:細菌性赤痢、腸出血性大腸菌感染症、b型ヘロフィロスインフルエンザ、バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌(VRSA)感染症、カルバペネム耐性腸内細菌(CRE)感染症 

    第3級感染症:C型肝炎、ビブリオ敗血症、ツツガムシ症、ブルセラ症、クロイツフェルト - ヤコブ病(CJD)とその亜種クロイツフェルト - ヤコブ病(vCJD)、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

 

 ◎ 2019年より減少した主な感染症は、

   第2級感染症:水痘、麻疹、百日咳、おたふく風邪、猩紅熱、発疹熱など

   第3級感染症:日本脳炎、マラリア、レジオネラ症、発疹熱、レプトスピラ症など

 

 法廷感染症による死亡は、2020年は総1,339人で、新型感染症症候群(コロナ19,922人)、カルバペネム耐性腸内細菌(CRE)感染症(226人)、肺炎球菌感染症(68人)、重症熱心血小板減少症候群(37人)、レジオネラ症(28人)、ビブリオ敗血症(25人)などである。

 

 主な海外流入感染症は、新型感染症症候群(コロナ19、97.9%)、デング熱(0.8%)、マラリア(0.5%)などである。

 * 結核、エイズは別途統計を作成・公表して除外、標本監視感染症除外


<年度別法定感染症発生の推移>

 

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年度

1970

1980

1990

2000

2005

2010

2011

2012

2013

2014

2015

2016

2017

2018

2019

2020

10万人当たり発生率

94.9

21.5

14.6

93.9

27.7

192.4

114.6

101.3

148.4

181.0

185.7

201.5

295.5

329.1

307.7

281.6

  * 10万人当たりの発生率:年間届出数を、当該年度の住民登録年央人口で割った値

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