2022/01/13

インフルエンザおよび急性呼吸器感染症予防のための規則の遵守(1月7日)

 原文リンク 

 疾病管理庁は先週、インフルエンザと急性呼吸器感染症の発生傾向を共有し、急性呼吸器感染症予防規則の遵守を求めた。 

  2022年1週('21年12月26日~'22年1月1日)のインフルエンザ疑似患者(ILI)分率は外来患者1,000人当たり2.1人*(前年同期2.4人)で52株(2.1人)と同じで流行 基準(5.8人)以下を維持している。

그림입니다. 원본 그림의 이름: CLP00002b180201.bmp 원본 그림의 크기: 가로 715pixel, 세로 472pixel

   

 * (資料元) 全国インフルエンザ標本監視機関(医院級医療機関199ヶ所) 週間単位報告資料

     *インフルエンザ疑似患者:38.0℃以上の突然発熱とともに咳または喉痛がある者

     * 2021-2022節季流行注意報発令基準:5.8人/外来患者1,000人

 

  2022年1週('21年12月26日~'22年1月1日)に医院級医療機関(63ヶ所)対象インフルエンザおよび呼吸器ウイルス感染症 病原体監視*(KINRESS)および病院級医療機関(219箇所)対象急性呼吸器感染症標本検査結果インフルエンザウイルスは低い流行レベルを示している。

 *医院級医療機関呼吸器ウイルス監視(1週)依頼検体146件中インフルエンザウイルス0件

  呼吸器細胞融合ウイルス(RSウイルス)73件(50.0%)、リノウイルス24件(16.4%)、ボカウイルス5件(3.4%)、アデノウイルス3件(2.1%)など

      ※検査専門医療機関(5ヶ所)で行った呼吸器疾患患者対象の診断検査結果をとり、分析したインフルエンザウイルス検出率48株(11月21日~11月27日)0.1%、49株(11月28日~12月4日)0.03%、 50株(12月5日~11日) 0.1%, 51株(12月12日~18日) 0%, 52株(12月19日~25日) 0.02%, 1株(12月26日~1月1日) 0%


 一方、呼吸器細胞融合ウイルス(RSウイルス)の検出率が最近4週間急激に増加し、呼吸器細胞融合ウイルス感染症による入院患者も増加傾向なので注意が求められる(表参照)。 

<呼吸器細胞融合ウイルス患者の発生状況>

 

50週

(12.5.~11.)

51週

(12.12.~18.)

52週

(12.19.~25.)

1週*

(12.26.~1.1.)

入院患者数

(219ケ所病院級医療機関)

107

168

218

319

ウイルス検出率

(63ケ所医院級医療機関)

11.8%

16.2%

39.8%

50.0%

申告患者の92.5%が6歳未満の乳幼児

 

  これにより、疾病管理庁は、乳幼児感染を予防するために、新生児室、産後調理院、乳幼児保育施設などで集団発生予防のために手洗い、マスク着用、呼吸器症状のある職員や訪問者の出入り制限、定期的換気、個人物品共有制限 など、感染管理規則を徹底的に遵守することを要請した。

0 件のコメント:

コメントを投稿