原文リンク 韓国疾病管理庁 2021年6月22日 定例ブリーフィング資料より
◆ 突破感染発生状況
○ 「突破感染推定事例」は31名(10万人当たり1.43名)確認(6月17日現在)
○ 突破感染は非常にまれで、突破感染がされても重症の予防と追加伝播減少の効果あり
2. 突破感染の現状 |
□ 中央防疫対策本部は、コロナ19ワクチンの有効性の評価のために調査している「突破感染」の現状については、次のように説明した。
◈ 突破感染事例の定義 ※ 突破感染推定事例:コロナ19ワクチン推奨回数*接種14日後に確診された事例[確診日基準] ↳突破感染確定例:推定事例中接種14日後に曝露されて感染した事例[曝露時点基準]
* アストラゼネカ・ファイザー・モドナワクチン2回、ヤンセンワクチン1回 |
○ 6月17日現在接種を完了し、14日が経過した217万2,526人*中の「突破感染推定事例」は31人(10万人当たり1.43人)であった。
- ワクチン別でファイザー20人(10万人当たり1.2人)、アストラゼネカ11人(10万人当たり2.1人)であり、国外で報告**された突破感染発生率に比べて低い水準だった。
* アストラゼネカ52万5016人、ファイザー164万7,510人/6月17日ヤンセン、モドナの接種の評価対象者なし
** 米国:10万人当たり10.2人(4月30日現在)
-性別では、女性が20人(64.5%)、男性が11人(35.5%)であり、年齢別では20代2人、30代の3人、40代4人、50代の6人、70代4人、80代以上が12人(38.7%)と確認された。
- 地域別では京畿15人、ソウル5人、済州3人、釜山/大邱/大田各2人、忠北/慶南各1人だった。
○ 疫学調査の結果、このうち11人は「突破感染確定例」(接種完了14日後に曝露されて感染)と推定され、
- 現在までに、危篤重症及び死亡事例はなく、これらの接触者の中にも追加確診された事例はなかった。
○ 中央防疫対策本部は、突破感染は、すべてのワクチン接種者に発生することがあると説明し、
- 突破感染は非常にまれに発生し、コロナ19ワクチンの予防接種を通して重症を予防し、追加伝播を減少させる効果持続が確認されており、予防接種の効果はいまだ有効であると強調した。
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