原文リンク 韓国疾病管理庁 2021年5月31日 報道参考資料より
4. 異常反応申告現況 週間分析結果(13週次) |
□ 推進団はコロナ19予防接種の開始以来、現在までに報告されて異常反応疑い事例の週間(13週次、5月30日0時現在)分析結果を発表した。
○ 全体の予防接種7,542,308件中27,352件(13週次の新規届出件数3,067件)の異常反応が申告されて申告率は0.36%であった、
- 申告事例のうち95.0%(25,975件)は筋肉痛、頭痛など一般的な副作用事例であり、残りの5.0%(1,377件)は、死亡(181件)、アナフィラキシー(228件)の疑いなど重大な副作用事例であった。
- 申告率は女性(0.5%)が男性(0.2%)よりも高く、年齢でみると、18-29歳(2.0%)で最も高く、75歳以上の年齢層で最も低く(0.16%)、ワクチン種類別では、アストラゼネカワクチン0.54%、ファイザーワクチン0.19%であった。
- また、予防接種後に異常反応と申告された死亡者の状況(申告当時基準)は、181人(2.40人/10万人接種)で、アストラゼネカ65人(1.72人/10万人接種)、ファイザー116人(3.08人/10万人接種)で、英国など海外の現況と大きな異いはなかった。
【予防接種後に異常反応と申告された死亡の状況(人口10万人当たりの申告件数)]
区分 (資料基準日) | アストラゼネカ(A) | ファイザー(P) |
韓国 (5月29日) | 1.72名/10万接種当たり (65名/337万名) | 3.08名/10万接種当たり (116名/377万名) |
英国 (5月19日) | 2.31名/10万接種当たり (806名/3,490万名) | 1.65名/10万接種当たり (382名/2,320万名) |
フランス (5月3日(P), 5月20日(A)) | 2.88名/10万接種当たり (131名/455万名) | 2.77名/10万接種当たり (580名/2,096万名) |
*最近のデータが更新された国を中心に資料提示
*予防接種後に異常反応で申告した状況であり、ワクチンとの因果関係は確認されません
*国別のワクチン別の接種対象者が異なりますので、単純比較することは困難です
- また、予防接種後に異常反応が申告された死亡者の状況(申告当時基準)は、181人(2.40人/10万人接種)で、アストラゼネカ65人(1.72人/10万人接種)、ファイザー116人(3.08人/10万人接種)であった。
○ 予防接種後に異常反応申告率(接種日基準)は、接種の初期に比べて低くなる傾向にある。
【コロナ19予防接種後に異常反応疑い事例申告状況】 * 予防接種後に異常反応はコロナ19接種日以降に発生することにより、13週次以上の反応申告率は変動可能 |
○ ワクチン接種次数別異常反応申告率はファイザーワクチンは、1次より2次接種後申告率が高く(1次0.16%、2次0.23%)、アストラゼネカは、1次より2次接種後申告率が低かった(1次0.60%、2次0.12%)、ワクチンの両方で年齢が低いほど、2次接種後の申告率が高い様相であった。
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