2021/06/03

ワクチン接種後の「突破感染」の状況(6月3日)

 原文リンク 韓国疾病管理庁 2021年6月3日 報道参考資料より

4. 突破感染発生状況

 

 中央防疫対策本部は、コロナ19ワクチンの有効性の評価を目的として実施されているワクチン接種後、「突破感染」の事例の現状を次のように明らかにした。

 

  「突破感染」は、ワクチンで推奨接種回数を全て接種した後、2週間過ぎて確診された場合をいい、

 

  - 国内で接種を完了した後、14日が経過し103万9,559人のうち突破感染推定事例*は9人(10万人当たりの0.87人**)で確認された(5月31日0時現在)。

 

    * 接種完了(アストラゼネカとファイザーワクチン2次接種後14日経過)後確診された事例であり、疫学調査の結果で推定曝露日が2次接種後14日未満と確認されると事例の分類を変更する

 

   ** 米国の場合、接種完了者10万人当たり10.2人(21年4月30日現在)

 

  新規に確認された突破感染推定事例5人はすべてファイザーワクチン接種者であり、変異ウイルス感染の有無*の追加分析が進行中である。

 

    * 5月25日に発表した推定事例4人の変異ではないことを確認、追加5人の変異検査は進行中

 

【突破感染推定事例の詳細状況】

(21年5月31日0時現在)

連番

性別

年代

申告市道

ワクチン種類

1次接種日

2次接種日

確診日

1

50代

ソウル

ファイザー

3.3.

3.24.

4.21.

2

50

ソウル

ファイザー

3.17.

4.9.

4.26.

3

20

釜山

ファイザー

3.18.

4.8.

5.18.

4

30

京畿

ファイザー

3.11.

4.1.

5.20.

5

80

忠北

ファイザー

4.9.

4.30.

5.22.

6

80

慶南

ファイザー

4.20.

5.11.

5.25.

7

70

済州

ファイザー

4.5.

4.26.

5.26.

8

80

京畿

ファイザー

4.17.

5.8.

5.27.

9

80

京畿

ファイザー

4.19.

5.10.

5.30.



 中央防疫対策本部は、どのワクチンの接種受けても突破感染が発生することがあるので、予防接種後にもマスクの着用との距離確保、十分な換気など防疫上の注意を守ることを要請した。

 

  また、国内の発生率は、外国に比べて低い状況で非常にまれで、実証されている予防接種の効果を考慮すると、予防接種を通して得る事ができる利益はまだ大きいと強調した。

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