原文リンク 4月22日
○ 2022年15週(4月3日~4月9日)のインフルエンザ疑似患者(ILI)分率は、外来患者1,000人当たり3.2人(前年同期2.3人)と14週(3.9人)に比べて小幅減少し、流行基準(5.8人) 以下を維持している。
< 最近の第2四半期のインフルエンザ疑似患者の分率の状況 >
区分 | 6週 | 7週 | 8週 | 9週 | 10週 | 11週 | 12週 | 13週 | 14週 | 15週 |
2020-2021 | 1.9 | 1.9 | 2.0 | 1.2 | 1.9 | 2.2 | 2.0 | 2.2 | 2.5 | 2.3 |
2021-2022 | 2.1 | 2.6 | 3.7 | 3.9 | 3.6 | 3.8 | 4.8 | 4.5 | 3.9 | 3.2 |
* (資料元) 全国インフルエンザ標本監視機関(議員級医療機関199ヶ所) 週間単位報告資料
*インフルエンザ疑似患者:38.0℃以上の突然の発熱とともに咳または喉痛がある者
* 2021-2022季節流行注意報発令基準:5.8人/外来患者1,000人
○ 2022年15週(4月3日~4月9日)の医院級医療機関(63ヶ所)対象インフルエンザ及び呼吸器ウイルス感染症病原体監視*(KINRESS)及び病院級医療機関(219ヶ所)対象急性呼吸器感染症標本監視の結果、インフルエンザウイルスは検出されなかった。
* 医院級医療機関呼吸器ウイルス監視(15週):依頼検体67件中、リノウイルス7件(10.4%)、ヒトコロナウイルス2件(3.0%)、アデノウイルス1件(1.5%)、パラ‧人ボカ・呼吸器細胞 融合ウイルス各0件、インフルエンザウイルス0件
※ 検査専門医療機関(5箇所)で行った呼吸器疾患患者対象診断検査結果を合わせて分析したインフルエンザウイルス検出率は9週(2月20日~2月26日)0%、10週(2月27日~3月5日)0.06%、 11株(3月6日~3月12日) 0%, 12株(3月13日~3月19日) 0%, 13株(3月20日~3月26日) 0%, 14株(3月27日~4月2日) 0%
□ 疾病管理庁は、インフルエンザなどの呼吸器感染症に感染するリスクを下げるために、マスク着用、咳の礼節を守るなど個人の衛生心得を継続的に実践していただくことを要請した。
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