2. 再感染推定事例調査結果 |
□ 中央防疫対策本部は、全確診者を対象にコロナ19再感染推定事例調査結果を次のように説明した。
○ これまでコロナ19情報管理システム(再感染事例調査書)に登録された再感染推定事例定義*に該当する事例を監視対象として定期的にモニタリングしたが、
* 症状の有無にかかわらず、最初の確認日90日以降に再検出された場合、または最初の確診日以降45-89日間の再検出であり、症状がある場合、または確診者の曝露歴がある場合
- 韓国でも最近オミクロン大流行で増加の可能性が高く、2020年1月から2022年3月19日まで確診者全数9,243,907人を対象に再調査を実施した。
* (国外再感染推定事例比率) イギリス 2022 年 1~2 月の間、全確診者の 10%、フランス 2021 年 3 月から 2022 年 2 月 20 日までの全確診者の 3.1%
○ 分析結果、該当期間の国内再感染推定事例*は26,239人(0.284%)で、2回感染者は26,202人、3回感染者は37人と確認された。
- 2回感染者のうちオミクロン流行以前(~'21年12月)まで再感染推定事例発生率は0.098%(570人/579,724人)、オミクロン流行以降('22年1月~) 0.296%(25,632人/8,664,16) で約3倍増加した。
* 発生率=再感染推定事例/確診者×100
- 再感染後の危重症者は合計14人であり、死亡者は15人と確認され、再感染時の累積重症化率は0.10%(27/26,239)、致命率は0.06%(15/26,239) に比べてそれぞれ63.0%、50.0%と低かった。
* ‘22年3月20日現在累積重症化率0.27%、致命率0.12%
○ 中央防疫対策本部は、国外の現況と比較すると、国内感染推定事例発生率は低くなっっているが、
- オミクロン流行後の確診者規模が増加し、今後の再感染推定事例の増加が予想されるため、確診後の注意事項を持続強調し、再感染推定事例の発生状況、予防接種の影響および重症度については継続的にモニタリングする計画だと明らかにした。
○ また、定期的に確診者全数を対象に再感染推定可否を分析後評価し、その結果をもとに注意事項を適時に案内し、持続強調する予定である。
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