6. インフルエンザ発生動向 |
□ 疾病管理庁は先週、インフルエンザ発生動向を共有し、予防規則の遵守を求めた。
○ 2022年17週(4.17.~4.23.)のインフルエンザ疑似患者(ILI)分率は、外来患者1,000人当たり2.8人(前年同期間2.0人)と16週(3.1人)対比減少し、流行基準(5.8人)以下 を維持している。
< 最近の第2四半期のインフルエンザ疑似患者の割合の現状 > | ||||||||||
区分 | 8週 | 9週 | 10週 | 11週 | 12週 | 13週 | 14週 | 15週 | 16週 | 17週 |
2020-2021 | 2.0 | 1.2 | 1.9 | 2.2 | 2.0 | 2.2 | 2.5 | 2.3 | 2.3 | 2.0 |
2021-2022 | 3.7 | 3.9 | 3.6 | 3.8 | 4.8 | 4.5 | 3.9 | 3.2 | 3.1 | 2.8 |
* (資料元) 全国インフルエンザ標本監視機関(医院級医療機関199ヶ所) 週間単位報告資料
*インフルエンザ疑似患者:38.0℃以上の突然の発熱とともに咳または喉痛がある者
* 2021-2022季節流行注意報発令基準:5.8人/外来患者1,000人
○ 2022年17週(4.17.~4.23.)の医院級医療機関(63ヶ所)対象インフルエンザ及び呼吸器ウイルス感染症 病原体監視*(KINRESS)及び病院級医療機関(219ヶ所)対象急性呼吸器感染症標本監視の結果、インフルエンザウイルスは検出されなかった。
* 医院級医療機関呼吸器ウイルス監視(17週):依頼検体79件中、リノウイルス26件(32.9%)、人コロナウイルス4件(5.1%)、呼吸器細胞融合ウイルス3件(3.8%)、アデノウイルス2件( 2.5%)、人ボカウイルス2件(2.5%)、インフルエンザ‧パラインフルエンザウイルス各0件
※ 査専門医療機関(5ヶ所)で行った呼吸器疾患患者対象診断検査結果を集めて分析したインフルエンザウイルス検出率は11週(3.6.~3.12.)0%、12週(3.13.~3.19.)0% 、13株(3.20.~3.26.) 0%、14株(3.27.~4.2.) 0%、15株(4.3.~4.9.) 0%、16株(4.10.~4.16.) 0.08%
□ 疾病管理庁は、インフルエンザなどの呼吸器感染症に感染するリスクを下げるために、マスク着用、咳の礼節を守るなど 個人衛生心得を継続的に実践していただくことを要請した。
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