2021/11/13

国外の予防接種後の異常反応補償体系

 原文リンク 11月11日

添付 7

 

国外の予防接種後の異常反応補償体系

 

 国外の予防接種被害補償制度 

 

 

 

(現況) WHO加盟国のうち予防接種後の異常反応補償制度運営国家は12.9%(194カ国のうち25カ国)

    - 因果性のある重大な異常反応(死亡、障害、集中患者の入院など)に限って補償、少額補償なし

    - 一般異常反応(頭痛、筋肉痛など)と因果性根拠不十分な場合も医療費を支援するのは韓国が唯一  

 

  (米国)コロナ19を含む感染症などを治療するために推奨される予防接種、薬物などに関連して重大な身体的傷害または死亡を負った場合に医療および科学的証拠に基づいて、福祉部が決定、補償

 

 (日本)関連法により、コロナ19ワクチンは4時間以内に発生したアナフィラキシーに限り補償、その他は韓国と同様の審議手続きを経て補償決定

   *α(ワクチンと因果関係が否定できない場合)、β(ワクチンと因果関係が認められない場合)、γ(情報不足などでワクチンと因果関係が評価できない場合)のうちαのみ補償  

 (イギリス)精神的・身体的障害を含む最低60%の深刻な障害の場合の補償(補償金最大1.9億ウォン)

 

 

  

予防接種後、異常反応補償プログラムを運営しているWHO加盟国の状況

 

WHO 地域

運営国家状況

加盟国名

アフリカ (AFRO)

0/47 (-)

なし

アメリカ (AMRO)

2/35 (6%)

アメリカ、カナダのケベック地域

東部地中海 (EMRO)

0/21 (-)

なし

ヨーロッパ (EURO)

16/53 (30%)

オーストリア、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ハンガリー、アイスランド、イタリア、ラトビア、ルクセンブルク、ノルウェー、ロシア、スロベニア、スウェーデン、スイス、イギリス

東南アジア (SEARO)

2/11 (18%)

ネパール、タイ

西太平洋 (WPRO)

5/27 (19%)

中国、日本、ニュージーランド、韓国、ベトナム

 

  予防接種後の異常反応監視運営中のWHO加盟国の状況

 

WHO地域

区分

被害補償体系がある国家

被害補償体系が無い国家

予防接種後異常反応委員会

16 (64%)

113 (67%)

9 (36%)

56 (33%)

監視システム

25 (100%)

145 (86%)

0

24 (14%)

* 資料元: Mungwira RG, Maure CG, Zuber PLF: Economic and immunization safety surveillance characteristics of countries implementing no-fault compensation programmes for vaccine injuries. Vaccine 2019, 37(31):4370-4375.\

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