2021年9月24日金曜日

韓国のmRNAワクチンの開発状況

 原文リンク 9月23日

3. 国内のmRNAワクチンの開発状況

 

 国立保健研究院(院長グォン・ジュンウク)国立感染症研究所(所長ジャン・フイチャン)は、2021年9月14日、第3次mRNAワクチン専門委員会を開催し、省庁の協力を通じ、国内で迅速なmRNAワクチンの開発ができるように継続的な支援をしてている。 


  国内開発中のワクチンのうち、現在の合成抗原ワクチン1種が3相臨床試験に入っており、合成抗原ワクチン1種、DNAワクチン2種、ウイルス伝達体ワクチン1種が2相臨床試験中である。合成抗原ワクチン2種とウイルス伝達体ワクチン1種が1相臨床試験に進んでいる。

    -  mRNAワクチンは2種が1相臨床試験に入っており、これらのワクチンの臨床検体に対する中和抗体の分析を、国立感染症研究所で行う予定である。 

 

  また、国立感染症研究所は、国内mRNAワクチン開発企業と協力して候補物質の開発と非臨床評価のための共同研究を進めており、 

  -  mRNAワクチン原副資材として使用されているキャッピング酵素と脂質ナノ粒子の開発のための研究も進めて国内mRNAワクチンの開発を早めることができるよう支援している。

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