2021年9月3日金曜日

予防接種被害調査班の異常反応事例評価結果の分析(〜8.27)

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予防接種被害調査班(班長ギム・ジュンゴン教授)は、現在までに合計28回の会議を開催し、コロナ19予防接種後に発生した異常反応申告事例の因果関係を評価した。

  申告事例総1,983件(死亡579件、重症781件、アナフィラキシー623件)のうち229件(死亡2件、重症5件、アナフィラキシー222件)が予防接種との因果関係が認められ、31件(死亡3件、重症28件)は、根拠が不十分な事例*と評価した。

    * 根拠が不十分な事例な場合、今後根拠が確保された時点で再評価する予定であり、1千万ウォン以内の重症異常反応の医療費を支援している


<コロナ19予防接種被害調査班の異常反応事例評価結果(8月27日現在)>

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区分*

累積事例数

因果性評価結果

認定

不十分

不認定

保留

合計

1,983(+150)

229(+17)

31(+6)

1,710(+127)

13

死亡

579(+43)

21)

3(+1)

563(+40)

11(+2)

重症

781(+44)

52)

28(+5)

746(+41)

2(-2)

アナフラキシー3)

623(+63)

222(+17)

0

401(+46)

0

*被害調査班の評価時点で分類

1)血小板減少性血栓症1例(アストラゼネカ)、急性心筋炎1例(ファイザー)

2)血小板減少性血栓症2例(アストラゼネカ)、脳静脈洞血栓症1例(アストラゼネカ)、発熱後痙攣による血圧低下1例(アストラゼネカ)、急性心膜炎1例(ファイザー)

3)アナフィラキシー審議事例中、重症アナフィラキシーは14件(因果性認定11件・不認定3件)

予防接種被害調査班第28回会合(8月27日)で新規87件と再審の5件を含む計92件(死亡46件、重症46件、アナフィラキシー43件)を評価した。

  アナフィラキシー17件に因果関係が認められ、死亡1件(心筋心膜炎1件)と重症5件(ギラン - バレー症候群1件、血小板減少症2件、急性心筋炎2件)は、根拠が不十分な事例として評価した。

  その他死亡及び重症82件、アナフィラキシー46件については、予防接種との因果関係が認められず、死亡4件は再評価することにした。
 
予防接種被害調査班第28回会合(8月27日)に提出された新規の死亡及び重症異常反応の事例を分析した結果、

  新規死亡届事例43件の平均年齢は76.6歳(範囲21〜103歳)であり、このうち38件(90%)に基礎疾患*があり、接種したワクチンは、アストラゼネカ(21件)、ファイザー(18件)、ヤンセン(1件)、モデルナ(2件)と交差接種(1件)であった。

      * 高血圧、脳卒中、糖尿病、高脂血症、虚血心臓疾患など


  新規重症申告事例44件の平均年齢は70.9歳(範囲17-99歳)であり、このうち35人(79%)で基礎疾患があり、接種後から症状発生までの平均期間は2.4日(範囲:直後〜74日)、接種したワクチンは、アストラゼネカ(21件)、ファイザー(20件)、モデルナ(2件)、交差接種(1件)であった。

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