2021年7月13日火曜日

突破感染の状況(7月8日)

 原文リンク 韓国疾病管理庁 2021年7月13日 定例ブリーフィング資料 

突破感染の状況

□ 中央防疫対策本部は、コロナ19ワクチン効果のモニタリングのためにワクチン接種後の「突破感染」の状況を次のように述べている。


 ○ 「突破感染」は、ワクチン別に推奨接種完了後2週間経っもコロナ19に確診された場合をいう。


  - 国内の予防接種完了者416万7,322人のうち突破感染推定事例は合計252人(10万人当たり4.46人)であり、

    * 米国の現状:接種完了者10万人当たり10.2人(21年4月30日現在)


  - 各事例の経過を追跡観察した結果、危篤重症に進行した患者は2人(突破感染事例のうち0.8%)であり、死者はなかった
 
 
○ また、変異ウイルス感染の有無を確認する分析が進行中で、37人の分析結果12人(32.4%)の患者で主要な変異ウイルス感染が確認された。 
  - 類型別にはアルファ型変異が9人で最も多く、ベータ型変異1人、デルタ型変異2人確認された。


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【コロナ19ワクチンの種類別突破感染推定事例の現状】(‘21年7月8日0時現在, 単位 : 名)

ワクチン種類

接種完了者1)

突破感染推定事例

発生率2)

(10万人当たり)

主要変異分析結果

アルファ型

ベータ型

ガンマ型

デルタ型

4,167,322

252

4.46

9

1

-

2

アストラゼネカ

838,426

50

4.65

3

 

-

1

ファイザー

2,206,845

59

2.13

6

1

-

1

ヤンセン

1,122,051

143

8.91

 

 

-

 

1) ワクチン種類別推奨回数接種後14日経過者

2) ワクチン種類別推奨回数接種後14日経過者10万人当たりの確診者数

※ モドナは国内接種者中2次接種なし(7月8日現在)
 
 
○ 中央防疫対策本部は、すべてのワクチンで突破感染は発生することがあり、現在までに非常にまれに発生しており、ワクチン効果モニタリング結果でも特異な徴候は確認されてはいないと説明した。

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