海外主要国家コロナ19発生状況及び予防接種状況（6月27日）

 原文リンク　韓国疾病管理庁　2021年6月30日　定例ブリーフィング資料より

3. 海外の主要国コロナ19発生と予防接種の現状

 

□ 中央防疫対策本部（本部長：ジョン・ウンギョン庁長）は、全世界の週間新規感染者数は先週と同様の規模で、いくつかの国でデルタ変異の拡散による発生が増加していると述べた。

 

 ○ 最近1週間（25週次、6月21日〜6月27日）、全世界の新規患者は260万人（WHO基準）で、その前週（252万人）と同様である。

 

   - 最近デルタ変異が拡散され、いくつかの国の増加に影響を与えている状況で、南アフリカで先週対比確診者が46.6％増加し、

      * （24週）確診70,739人→（25週）確診103,697人（+46.6％）

　- ポルトガルではリスボンを中心に確診者が急増して2月末以降、最大の発生を示す中で、新規確診者のうち、デルタ変異の確診者が51％を占めると報告された。

      * （24週）確診7,369人→（25週）確診8,942人（+21.3％）

 

□ 中央防疫対策本部は、予防接種率が高い主要国でもデルタ変異の拡散によって、イスラエル、イギリスで確診者の発生が顕著に増加傾向を見せており、

  ○ イスラエル場合、前週対比確診者が4倍以上に増加し、新規発生の約90％がデルタ変異に感染したと推定している。

      * （24週）確診221人→（25週）確診1,093人（+394.6％）

 

 ○ 英国も確診者が急増し、2月中旬以降の週間新規発生の最大値を記録した。

      * （24週）確診62,474人→（25週）確診96,843人（+55.0％）

 

 

【主要7カ国の発生と予防接種の現状（6月28日0時現在）】

区分	累積発生		人口100万名当たり累計発生		人口100万名当たり週間発生(6.21~6.27)		予防接種率 (%)
	確診者数	死亡者数	確診者数	死亡者数	確診者数	死亡者数	1次以上	接種完了
米国	33,285,377	598,504	100,559	1,808	258	7.3	53.5	45.5
フランス	5,659,355	110,017	87,014	1,691	171	2.9	48.8	27.5
英国	4,717,815	128,089	69,496	1,886	1,426	1.8	64.9	47.5
ドイツ	3,726,710	90,754	44,810	1,091	56	4.4	53.0	34.5
イスラエル	840,971	6,429	97,159	742	126	0.1	64.0	59.6
日本	794,457	14,657	6,281	115	82	2	20.2	9.2
韓国	155,071	2,013	3,024	39	76	0.2	29.8	9.1