2022年11月16日水曜日

コロナ19ワクチン免疫原性研究の結果

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 2. コロナ19ワクチン免疫原性研究の結果

 

 疾病管理庁(庁長ペク・ギョンラン)国立保健研究院(院長クォン・ジュンウク)感染病研究所(所長チャン・ヒチャン)は国内療養病院入院者および健康な成人を対象に実施したコロナ19ワクチン3次、4次接種後時間経過による中和抗体分析 結果を発表した。

 

 ○ .高リスク群である療養病院入院者(58~94歳)を対象に4次接種後32週までデルタ**およびオミクロン変異株に対する中和抗体が*を分析した結果、4次接種後4週まで中和抗体が増加したが、7週から32週まで継続的に減少した。

 

    * 中和抗体:ウイルスの感染を中和して予防効果を誘導する抗体

   **  [デルタ] 2463.0 → 141.4(17.4倍↓), [オミクロン] 435.6 → BA.1, 65.9(6.6倍↓)/ BA.4, 94.5/ BA.5, 75.8

 

 ○ 最近発表された研究結果*によると、中和抗体が118.25**(PRNT ND50)レベルでコロナ19ウイルス感染に50%予防効果があると報告されており、

 

療養病院入院者調査では、BA.1に対する中和抗体価は14週以降から低くなり、32週目には65.9であり、BA.4は94.5、BA.5は75.8と現れ、感染予防には追加接種が必要であることが確認された。

 

    * Nature medicine(21.7); Frontiers in Immunology(22.9)

   ** 回復期患者平均中和抗体価の20.2%、118.25(PRNT ND50)[算出基準:ウ・ハンジュ]


【療養病院入院者4次接種後中和抗体価】

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□ 健康な成人(20~59歳)では、二つの3次接種群➀ファイザーワクチン同一接種群(ファイザー-ファイザー-ファイザー)および②アストラゼネカ-ファイザーワクチン交差接種群(アストラゼネカ-ファイザー-ファイザー)を対象に中和抗体価を分析した。

 

 ○ その結果、オミクロン変異株(BA.1)に対する中和抗体価は接種後4週から20週まで連続的に減少し、対象群別にそれぞれ48、38(PRNT ND50)を示し、BA.4は93、49、BA.5は61、34と同定されており、感染予防のために追加の接種が必要と思われる。

 

 ○ 国立保健研究院国立感染病研究所公共ワクチン開発支援センターは、様々なワクチン接種群(健康な成人、高齢層、3次接種後突破感染者など)に対する中和抗体価の変化を継続的にモニタリングし、その結果を発表する計画だ。

 

 ○ 国立保健研究院のクォン・ジュンウク院長「コロナ19ワクチン接種者の免疫原性分析の結果、時間の経過とともに中和抗体価が減少しており、防御力の低下が懸念されるため、7次流行に対応するために追加接種が必ず必要だ」と述べた。 

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