2022/06/26

コロナ19治療剤「パクスロビド重症予防効果分析」

原文リンク 2022年6月23日

*詳しい資料は原文の添付5,添付6を見てください。

5. コロナ19治療剤「パクスロビド重症予防効果分析」

 

国内1~2月60代以上の確診者対象コロナ19パックスロビド治療剤重症予防効果を分析した結果は次の通りであった。

 

 ○ パクスロビド治療剤は、22年1月14日から導入され、コロナ19重症に高い危険度で進行する軽症および中等症成人、小児確診者を対象に処方されている。

 

 ○ これに治療剤が導入された'22年1月14日から2月28日まで60代以上の確診者344,766人を対象に分析要件を満たす*対象者を選定し、投薬群7,063人、未投薬群157,962人全体に対する重症化リスクと死亡リスクを比較分析し、

    * 分析除外条件:海外流入確診、再感染推定、国外接種者、レムデシビル、レキロナジュの重複投与、酸素治療者、症状発生6日後の投薬者、投薬期間ミス、初回配定機関情報なしなど

 

 ○ 性別、年齢別、ワクチン接種歴など主要変数に対する性向点数にマッチした投薬群7,063人、未投薬群28,224人に対する重症化危険度および死亡リスク度を比較分析した。

 

 ○ 全コホートを対象としたとき、パクスロビド治療剤投与群で重症化リスク度が63%減少、死亡リスク度が56%減少し、

 

 ○ 主要変数性向点数マッチングコホートを対象としたとき、パクスロビド治療剤投与群で重症化リスク度は58%減少、死亡リスク度は46%減少した。

 

【コロナ19治療剤「パクスロビド重症予防効果分析結果】

1:4マッチング

コホート

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그림입니다. 원본 그림의 이름: CLP000049180006.bmp 원본 그림의 크기: 가로 257pixel, 세로 281pixel

重症化率

死亡率

 

 ○ 今回の分析結果は、60代以上の確診者でパクスロビド投与時の予防接種以外に追加的に重症、死亡リスクを約半分下げることができることを確認したという点で意味があり、

 

 ○ 外国の結果と比較したときにも分析対象の違い(年齢、予防接種歴)を考慮すると、期待可能なレベルの効果であることを確認した。

    * 香港3次病院入院患者対象結果:平均年齢77歳、1:4マッチング、重症化率67%減少、死亡68%減少(付6参照)

 

 ○ 防疫当局は今回の分析結果をもとに、今後のパクスロビド治療剤対象選定及び管理方案の準備などの根拠資料として活用する予定だ。

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