元資料リンク 韓国中央対策本部 2021年1月20日定例ブリーフィング資料より
□ 中央防疫対策本部は、法務部と合同調査団を構成して実施したソウル東部拘置所内コロナ19集団発生の疫学調査の中間結果を発表した。
○ 拘置所職員確診者発生('20年11月28日)の後、1月20日まで拘置所内確診者は合計1,203人(死亡2人)で累積発生率は、△職員4.9%(27人/552人)、△収容者42.9%(1,176人/2,738人)である。 ※推定曝露時期:'20年11月13日〜21年1月9日
[時期別確診者発生状況] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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○ 防疫当局は拘置所中で△指標患者(職員)関連の職員を中心とし、1次流行と△無症状の新規入所者を通じた流入と推定される収容者の中心2次流行があったと判断した。
- 1次流行と2次流行の間に△疫学的接点が観察されず、△ウイルスの遺伝的類似性が低く、△1次流行中の収容者の陽性率は非常に低い*という点で、二つの流行は、それぞれ流入経路が違うと判断した。
* 収容者中最初の陽性者が確認された12月14日までの収容者の陽性率は0.17%(1人/593人)にすぎ
- また、△2次流行初期に新規入所者が多い8階と未収容者の発生率が高く、△新規入所者と追加確診者間のウイルスの遺伝的類似性も高く、
- △新規入所者と既存の収容者間の疫学的接点が多数観察されるという点で、2次流行は、新規入所者を通した流入の可能性が高いと判断した。
[2次流行初期の確診者の階/刑確定の有無別発症率] (単位:%/人、'20.12.19。基準) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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○ 現在東部拘置所は、限られた収容室の条件で収容新規入所時、最初の1週間は1人隔離、次の1週間は、新規入所者間の相部屋内共同隔離システムで運営していた。
- これにより、隔離解除前検査を実施していない場合は、隔離した後、本収容室の配置の過程での潜伏期間の新規入所者を介して収容棟間と階間の感染拡散の可能性が高かったと把握された。
○ これまで中央防疫対策本部は、法務部と合同で全矯正施設対象一斉検査を実施*して、去る1月8日矯正施設の集団対応指針を設け、
- 新規収容の14日間の予防分離と混居室に移動前に一斉点検を実施、防疫管理責任者の指定等、独自の対応計画準備などの措置を取ってきた。
*52の機関65,888人(12月31日~1月13日)
- 今後も全国矯正施設別防疫計画樹立など矯正施設に特化した再発防止対策を推進して点検していく予定(法務部と合同)である。
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