2023年5月17日水曜日

[最近4週間の予防接種効果](2023年4月30日現在)

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[予防接種効果]

 

 最近4週間の予防接種効果分析の結果、2価ワクチン接種を完了すると、接種後確診しても未接種者に比べて重症進行リスクが90.8%減少した。

   「未接種者確診群」の重症化率は、「2価ワクチン接種完了後確診群」に比べて10.8倍、「ブースター接種完了後確診群」に比べ8.8倍が高かった。

 

 *「2価ワクチン接種後の確診群」は、「未接種者の確診群」に比べて重症(死亡を含む)に進行するリスクが90.8%、「ブースター接種後の確診群」も「未接種者の確診群」に比べて重症進行のリスク は88.7%低い


<最近4週間の確診者のうち予防接種歴による重症化率の危険度(’23年4月30日0時現在)

<全体>

<60-74歳>

<75歳以上>

 

 

 

  * 重症化:コロナ19確診後28日以内に重症に進行または死亡した確診者

  ※ 分析対象:’23年3月5日~4月1日  確診者187,793人


 年齢別の効果の詳細資料 

<確診者のうち予防接種歴による年齢別の累積重症化率及び予防効果>

区分

未接種確診群

ブースター接種後確診群

2価接種完了後確診群

予防効果

確診者

重症化数

重症化率

確診者

重症化数

重症化率

確診者

重症化数

重症化率

未接種対比

ブースター

未接種対比

2価

全体

26,254

3711)

1.41%

99,504

1591)

0.16%

23,696

311)

0.13%

88.7%

90.8%

60-74歳

1,309

37

2.83%

18,615

56

0.30%

9,467

         26

0.27%

89.4%

90.5%

75歳以上

964

85

8.82%

7,512

86

1.14%

7,447

65

0.87%

87.1%

90.1%

1) 未接種群及び完全接種群間の年齢分布差を補正するため、全確診者の年齢構成比に基づいて期待重症化数を算出

 ※ 危重症、死亡は観察期間28日以内(2023年4月1週~4月4週期間を除く)分析結果

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