2023年5月30日火曜日

今後、コロナ19基礎接種はBA.4/5基盤2価ワクチン1回でよい

 原文リンク 2023年5月30日

今後、コロナ19基礎接種は

BA.4/5基盤2価ワクチン1回でよい

 

[BA.4/5基盤2価ワクチンに基礎接種を切り替える]

 

  疾病管理庁(庁長ジ・ヨンミ)今日から12歳以上のコロナ19基礎接種活用ワクチンをBA.4/5基盤の2価ワクチンに転換し、既存の2回接種を1回接種に短縮して施行すると明らかにした。

 

 今回の転換計画は、世界保健機構(WHO)、米国など国外動向*と2価ワクチンの流行変異に対する研究結果**、国内抗体陽性率(98.6%)などを考慮して予防接種専門委員会審議(5月3日)を 経て樹立した。

 *(世界保健機構)BA.4/5ベースの2価ワクチンを基礎接種に活用することを考慮することができる(3月30日)

  (米国)以前の単価ワクチンの接種有無および接種回数に関係なく、BA.5ベースの2価ワクチンで1回接種することを承認(FDA、4月18日)および基準変更(CDC、4月22日)

    **XBB.1変異について、BA.1ワクチンよりもBA.4/5ワクチンの免疫原性が高いという研究結果の確認

 

  今後、基礎接種を完了していない方(一次または二次未接種者)*はBA.4/5二価ワクチンで、1回接種すれば基礎接種を完了することができる。

    *  12歳以上の1‧2次未接種者は478万人であり、60歳以上は78万人

 

  ただし、mRNAワクチン接種を望まない場合、ノババックスワクチンやスカイコビウォンワクチンなど遺伝子組換えワクチン(2回)を用いることができる。

 

<基礎接種実施基準>

 

変更前

変更後

適用時期

5歳以上*

接種ワクチン

ファイザー単価ワクチン

BA.4/5 基盤 2価ワクチン

12歳以上 : 5月30日-

5-11歳 : 6月中

接種回数

2回

1回

 

  ただし、5-11歳の2価ワクチンはまだ導入されていない状況で、6月中に導入直ちに実施基準に反映され施行される予定だ。


[上半期コロナ19追加接種進行中]

 

  これに加えて、疾病管理庁は免疫低下者など高リスク群に対する上半期コロナ19追加接種の事前予約による予約接種が5月29日開始されたと案内した。

 

  今回の上半期接種は5月15日から事前予約と当日接種が可能で、現在まで事前予約は9,204人、当日接種は6,930人が参加した。


<上半期コロナ19追加接種状況>

区分

予約

接種

免疫低下者及び65歳以上

9,204名

6,930名

 

  今回の上半期接種対象は2価ワクチン接種者として➊12歳以上免疫低下者と➋医療陣の判断により接種を勧告された65歳以上であり、下半期接種との間隔を考慮して上半期(6月30日)まで接種に参加するよう勧告した。

 

  接種は最後の接種日から3ヶ月(90日)以降可能であり、接種ワクチンはBA.4/5ベースの2価ワクチン(ファイザー、モデルナ)である。

    mRNAワクチン接種を望まない場合、スカイコビウォンなど遺伝子組換えワクチン利用可能

 

  接種機関は全国委託医療機関及び保健所で可能であり、詳細はコロナ19予防接種ホームページ(ncv.kdca.go.kr)で確認することができる。

    * 接種機関確認リンク 코로나19예방접종누리집>예방접종현황>코로나19 백신접종기관

 

  チ・ヨンミ疾病管理庁長は「現在流行する変異に対して効果の高いワクチンで接種ワクチンを簡素化し、国民の接種参加を高めるために接種回数を縮小したので、基礎接種を受けていない方の積極的な参加をお願いする 」と述べ、

 

 「今回の上半期の追加接種もコロナ19による高リスク群の重症および死亡予防を最優先目標として施行しているので、免疫低下者は接種に積極的に参加していただきたい」と明らかにした。

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