2022/10/26

オミクロン細部系統検出率分析結果(2022年10月22日現在)

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 オミクロン細部系統の検出率分析の結果、BA.5*は87.6%(-0.8%p)、BA.5の細部系統の一つであるBF.7とBQ.1.1はそれぞれ2.7%(+0.9%p)と2.5 %(+2.1%%p)と確認された。

   * (10月2週→10月3週)BA.5国内感染96.2%→94.6%、BA.5海外流入61.4%→57.6%


<国内オミクロン変異ウイルス細部系統検出率(10月22日現在)>

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区分

分析週次

オミクロン細部系統検出率(%)*

BA.5

BF.7

BQ.1

BQ.1.1

BA.4.6

BA.2.75

BA.2.75.2

BA.2.3.20

全体

9月4週

93.0

0.3

0.0

0.0

0.2

2.4

0.7

0.9

10月1週

90.6

1.3

0.0

0.0

0.4

2.8

0.5

0.8

10月2週

88.4

1.8

0.5

0.4

0.2

3.3

1.0

2.2

10月3週

87.6

2.7

1.2

2.5

0.3

2.6

0.5

1.1

国内感染

9月4週

98.2

0.3

0.0

0.0

0.0

0.8

0.1

0.3

10月1週

96.4

0.9

0.0

0.0

0.2

1.3

0.3

0.2

10月2週

96.2

0.4

0.3

0.2

0.1

0.5

0.5

1.0

10月3週

94.6

1.9

0.2

0.4

0.2

1.4

0.2

0.5

海外流入

9月4週

81.0

0.2

0.0

0.0

0.7

6.4

2.0

2.2

10月1週

73.5

2.6

0.0

0.0

1.0

7.4

1.0

2.6

10月2週

61.4

6.6

1.4

0.8

0.8

12.9

2.7

6.3

10月3週

57.6

6.6

5.2

11.4

1.0

7.9

1.4

3.8

   *  遺伝体分析基盤別途算出(BA.5はBF.7及びBQ.1を除くBA.5の全ての細部系統を含み、BQ.1はBQ.1.1を除くBQ.1の全ての細部系統を含む。 は、BA.2.75.2を除くBA.2.75のすべての詳細系を含む)

  -  10月7日に初めて確認された組換え変異ウイルスXBBは3件が追加で検出され、合計18件(国内6件、海外流入12件)が確認された。


(参考) BA.2.3.20の現状と特性

▶ BA.2と比較してスパイクタンパク質に9つのさらなる変異があり、免疫回避能はやや増加していますが、抗体治療薬にはまだ有効であると報告されています。

  -  米国、オーストリア、オーストラリアなど全世界で確認されており、国内では9月1日初検出後合計79件(国内23、海外流入56)確認済み

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