3. コロナ19ワクチンの需給
□ 政府は昨年からコロナ19ワクチンの十分な確保を通じて国内予防接種を支障なく実施しようとワクチン需給を積極的に推進してきました。
○ 現在まで今年確保したワクチン1億6千万回分のうち約2700万回分が導入され、昨年から繰り越された物量とともに国内予防接種に活用して現在まで約1800万回分が残っている状況です。
□ そこで、韓国が確保したワクチンの活用度を高めるために、5月から疾病庁、福祉部、外交部、行安部など関係省庁からなる部門部TFを構成し、供給日程調整など様々な方案を議論してき、一部成果を収めてきました。
□ まず、昨年モデルナワクチンを600万回分縮小契約したのと同様に、今年はヤンセンワクチンとコベックスに対して供給物量を縮小しようと協議しました。
○ ヤンセンワクチンの場合、物量を400万回分縮小契約して追加供給はない予定です。
○ コベックスを通じて購入した2千万回分についても、これまで導入された252万回分と昨年8月にすでに割り当てられていたアストラゼネカ483万回分を除いた1,265万回分については追加導入しないことに合意し、払い戻し手続きを進めることにしました。
□ ファイザーワクチンについては、供給スケジュールを調整して追加的な予防接種が進行しない第3四半期にはワクチンが供給されないように協議し、モデルナワクチンについても供給スケジュール調整を協議しています。
○ また、ノババックスの場合、供給期限を来年末までに調整し、SKバイオサイエンス国産ワクチンは24年6月までと契約して国内接種需要を勘案し、状況に応じて供給時期を協議することにしました。
□ また、現在、新しい変異ウイルスを対象にmRNAワクチン開発が進行中であり、改良ワクチンが発売される場合、韓国の需要に応じて迅速に供給できるように、開発段階から製薬会社と継続的な協議が進んでいます。
□ 韓国は昨年から全世界的なワクチンの公平な供給のために中低所得国のコロナ19予防接種拡大に支援してき、今年も追加的にワクチンを必要とする国に対する支援方案を模索してきました。
- ガイアナとメキシコのパンデミック克服のためにそれぞれモデルナ4万回分、ファイザー80万回分を支援することにし、今後ワクチンを必要とする他の国にも持続的に支援を検討していく予定です。
□ 今後も製薬会社との追加的な協議を含め、国内・外的にワクチンを最大限活用できる方案を模索していく予定です。
【 ’22年ワクチン導入現況及び計画(’22年7月7日現在、単位:回分)】
ワクチン種類 | 確保物量 | 導入完了 | 物量縮小 | 導入予定** | ||
計 | 1分期 | 2分期 | ||||
計 | 1億6,044万 | 2,694万 | 1,496万 | 1,198万 | 1,665万 | 約 1億1,685万 |
ファイザー | 6,000万 | 1,903.1万* | 892.9万 | 1,010.2万 | ||
モデルナ | 2,847万 | 508.2万 | 399.8万 | 108.4万 | ||
ノババックス | 4,000万 | 233.5万 | 203.1万 | 30.4万 | ||
ヤンセン | 449万 | 49.2万 | - | 49.2万 | 400万 | |
コベックス | 1,748万 | - | - | - | 1,265万 | |
SKバイオサイエンス | 1,000万 | - | - | - |
*小児用ワクチン133.7万回分を含む(第1四半期30万、第2四半期103.7万)
**ワクチン供給日程及び物量関連医薬品会社と協議中
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