2022年6月20日月曜日

韓国と日本のワクチン種別 異常反応申告状況の比較

韓国疾病管理庁原文リンク 2022年6月16日

日本厚労省原文リンク  2022年6月10日

韓国と日本のワクチン接種後の異常反応報告の状況比較

 日本では「副反応」と言っている。


両国とも接種数の多いファイザーワクチンで比べる

 韓国(62%) 日本(76%) 

(1)韓国は接種後の軽微な(発熱・頭痛など)異常反応を含めすべて報告。

   その後審査し因果関係を検討して補償。補償状況はこちら参照

   30万ウォン(約3万円)以下の異常反応の治療費は市・道段階で審議され既に4,200件補償。

   補償委員会で審議され診療費を補償された件数 13,947件

   死亡で補償された件数 6件

(2)日本は報告は義務でないので医師の段階で報告されないのではないかと疑い厚労省の副反応報告数は信用できないと言う反ワクチンの方がいる。

両者のファイザーワクチンについて、全体の接種数に対する異常反応の割合

            韓国       日本 

  重大な異常反応  0.0126%     0.0136%  ほぼ同じ

  死亡       0.0012%     0.0006%  韓国の方が2倍多い

(結論)

 〇 日本と韓国の報告数はそれほど変わらない。厚労省のデータは信用できそう。

 〇 死者数は接種後の死亡をすべて報告してる韓国より日本は半分。

  韓国並に報告したとすると、日本のファイザー接種後の死者数は2,400人程度と推定される。

[表 4. 韓国ワクチンの種類別異常反応疑い事例申告状況](単位: 件(%))

区分

予防接種d

全体異常反応a

一般異常反応b

重大な異常反応c

小計

(++)

死亡

アナフィラキシー疑い

主要異常反応

アストラゼネカ

全体

20,348,860

109,838

104,131

5,707

445

332

4,930

0.540%(539.8)

(0.512)

(0.028)

(0.0022)

(0.0016)

(0.0242)

1次

11,097,341

83,734

79,594

4,140

251

290

3,599

2次

9,251,384

26,103

24,537

1,566

194

41

1,331

3次

135

1

0

1

0

1

0

ファイザー

全体

78,212,876

240,374

230,498

9,876

955

1,268

7,653

(0.307)

(0.2957)

(0.0126)

(0.0012)

(0.0016)

(0.0098)

1次

25,354,080

104,375

99,705

4,670

282

955

3,433

2次

26,935,728

97,635

94,111

3,524

346

236

2,942

3次

22,318,566

36,347

34,798

1,549

290

73

1,186

4次

3,604,502

2,017

1,884

133

37

4

92

モデルナ

全体

24,593,915

111,546

108,984

2,562

241

292

2,029

(0.454)

(0.443)

(0.0104)

(0.0010)

(0.0012)

(0.0083)

1次

6,765,944

42,755

41,673

1,082

48

219

815

2次

6,590,513

50,786

50,056

730

67

46

617

3次

10,851,233

17,735

16,995

740

125

27

588

4次

386,225

270

260

10

1

0

9

ヤンセン

全体

1,509,216

8,857

8,453

404

14

54

336

(0.587)

(0.560)

(0.0268)

(0.0009)

(0.0036)

(0.0223)

1次

1,482,858

8,801

8,401

400

13

53

334

3次

26,344

56

52

4

1

1

2

4次

14

0

0

0

0

0

0

ノババックス

全体

552,449

823

784

39

9

10

20

(0.149)

(0.142)

(0.0071)

(0.0016)

(0.0018)

(0.0036)

1次

121,581

318

298

20

6

5

9

2次

95,307

258

251

7

0

3

4

3次

68,559

114

110

4

1

2

1

4次

267,002

133

125

8

2

0

6

    a.コロナ19の予防接種後、異常反応が疑われ、報告されたのは医療機関から報告された情報に基づいて算出され、ワクチンと異常反応の間の因果性を提示するものではない。報告状況分類は、新しい情報を追加すると変更されることがあります

    b.一般的な異常反応には、予防接種後の接種部位の発赤、痛み、腫れ、筋肉痛、発熱、頭痛、悪寒など、一般的に発生する症状が含まれます。

    c.重大な異常反応には以下の事例が含まれます

      ①死亡、②アナフィラキシーの疑い(アナフィラキシー様反応を含む)

      ③主な異常反応:特別関心異常反応(Adverse Event Special Interest、AESI)、集中治療室入院、生命危篤、永久障害/後遺症など

d.ヤンセンワクチンの場合、1回接種のみで基礎接種(1次接種と2次接種)が完了するので、ヤンセン2次の場合3次統計に、3次の場合4次統計に追加

e. 2021年2月26日以後、累積予防接種件数を反映したもので予防接種現況表の予防接種件数と異なる

※患者状態が死亡に変更された565件を含む全死亡累計は2,229件(アストラゼネカ623件、ファイザー1,277件、モデルナ303件、ヤンセン17件、ノババックス9件)

※ノババックスワクチン接種初期資料では接種件数が少なく異常反応届出率変動がひどい場合があり、解析に注意が必要




日本のワクチン接種副反応報告数2022年6月10日厚労省資料





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