2021年6月23日水曜日

突破感染状況

 原文リンク 韓国疾病管理庁 2021年6月22日 定例ブリーフィング資料より

 突破感染発生状況

  「突破感染推定事例」は31名(10万人当たり1.43名)確認(6月17日現在)  

  突破感染は非常にまれで、突破感染がされても重症の予防と追加伝播減少の効果あり


2. 突破感染の現状

中央防疫対策本部は、コロナ19ワクチンの有効性の評価のために調査している「突破感染」の現状については、次のように説明した。


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◈ 突破感染事例の定義

 突破感染推定事例:コロナ19ワクチン推奨回数*接種14日後に確診された事例[確診日基準]

突破感染確定例:推定事例中接種14日後に曝露されて感染した事例[曝露時点基準]

 

アストラゼネカ・ファイザー・モドナワクチン2回、ヤンセンワクチン1回


 ○ 6月17日現在接種を完了し、14日が経過した217万2,526人*中の「突破感染推定事例」は31人(10万人当たり1.43人)であった。

   - ワクチン別でファイザー20人(10万人当たり1.2人)、アストラゼネカ11人(10万人当たり2.1人)であり、国外で報告**された突破感染発生率に比べて低い水準だった。

     * アストラゼネカ52万5016人、ファイザー164万7,510人/6月17日ヤンセン、モドナの接種の評価対象者なし

    ** 米国:10万人当たり10.2人(4月30日現在)


   -性別では、女性が20人(64.5%)、男性が11人(35.5%)であり、年齢別では20代2人、30代の3人、40代4人、50代の6人、70代4人、80代以上が12人(38.7%)と確認された。


   - 地域別では京畿15人、ソウル5人、済州3人、釜山/大邱/大田各2人、忠北/慶南各1人だった。


 ○ 疫学調査の結果、このうち11人は「突破感染確定例」(接種完了14日後に曝露されて感染)と推定され、

   - 現在までに、危篤重症及び死亡事例はなく、これらの接触者の中にも追加確診された事例はなかった。


 ○ 中央防疫対策本部は、突破感染は、すべてのワクチン接種者に発生することがあると説明し、 

   - 突破感染は非常にまれに発生し、コロナ19ワクチンの予防接種を通して重症を予防し、追加伝播を減少させる効果持続が確認されており、予防接種の効果はいまだ有効であると強調した。

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