2021年6月29日火曜日

心筋症異常反応の対応体制の強化

 原文リンク 韓国疾病管理庁 2021年6月29日 定例ブリーフィング資料より

2. 心筋症異常反応の対応体制の強化

 

 推進団は国外でコロナ19 mRNAワクチン接種後にまれですが、心筋炎、心膜炎発生報告が増加するにつれて、国内でも関連の有害事象の対応体制を強化するために、6月28日、関連指針を制定、配布した。

   *(心筋炎)、心臓の筋肉に生じた炎症、(心膜炎)心臓周りの膜の炎症

 

  米国では21年4月以来mRNAワクチン(ファイザー、モドナ)3億件接種後1,226件*の心筋炎、心膜炎事例が報告されている。

     * mRNAワクチン接種100万件当たり約4.1件(6月11日現在)

 

   - 報告事例は、主に男子青少年と若年成人で、ほとんど接種後4日以内に症状が発生し、2次接種後に発生した頻度が高かった。患者の大半は治療と休息後すぐに好転した。

      *米国予防接種諮問委員会(ACIP)の発表の結果(6月23日)


  推進団は心筋炎異常反応の管理を強化するため、関連する専門家が含まれている諮問団を構成して心筋炎、心膜炎事例定義と申告・管理方案などを議論し、6月28日である医療人用指針*を制定、配布した。

      *「コロナ19の予防接種後に発生した心筋炎と心膜炎に関連するガイド(医療用)」

          コロナ19予防接種ホームページ(ncv.kdca.go.kr)→お知らせ・書式

 

 これにより、推進団はコロナ19予防接種後、次のような症状が新たに発生したり、悪化して持続される場合、速やかに医療機関の診療を受け、当該患者を診療した医療機関は、異常反応を報告するよう要請した。  

【心筋炎と心膜炎の疑いの症状】 

 予防接種後、以下のような症状が新たに発生したり、悪化して継続する場合 

 ①胸の痛み、圧迫感、不快感感

 ②呼吸困難または息切れ、呼吸時の痛み

 ③心臓が速くなったり、ドキドキする

 ④失神

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