2021年4月21日水曜日

韓国、75歳以上ワクチン1回接種後の評価(4月14日現在)

 原文リンク 韓国疾病管理庁 2021年4月20日 定例ブリーフィング資料より

  コロナ19予防接種対象者のうち75歳以上の年齢での接種後の効果の分析結果は次のようだった。

 

  分析対象は、コロナ19予防接種対象者のうち、75歳以上の389万6,634人のうち、接種前に確信された6,902人を除いた388万9,732人で

   このうちワクチン接種者は、4月14日までの1回接種を完了した41万3,570人、ワクチン未接種者は接種対象者のうち、その日までに接種を受けていない347万6,162人であった。

 

  コロナ19ワクチン接種が開始された日から4月14日までに、75歳以上の接種のうち確診者は6人で、接種者10万人当たりの発生率は1.5人だった

 

   ワクチンの種類別に分析したときアストラゼネカワクチン接種後確診者は、1人(接種者10万人あたり0.6人)であり、ファイザーワクチン接種後確診者は、5人(接種者10万人あたり2.0人)であり、両方のワクチンはすべて接種後14日が経過した後、感染された事例はなかった

 

   一方、当該期間中に75歳以上の接種対象者のうち、非接種者347万6,162人のうち、確定者550人(非接種者10万人当たり15.8人)であった。 

 

  75歳以上の接種対象者で1回ワクチン接種*後14日以上経過した場合のワクチン効果**はアストラゼネカとファイザーで100%に確認された。

     *1分期対象者:2月26日以降接種、第2分期対象者:3月23日以降、接種

    **(接種者のうち10万人当たりの発生率/非接種者のうち、10万人当たりの発生率)

 

75歳以上接種対象者のコロナ19ワクチン種類別効果

(21年4月15日 0時、単位:名、 %)

接種有無

1回接種後

経過日

アストラゼネカ ワクチン

ファイザー ワクチン

対象者

確診者

(10万人当, 名)

対象者

確診者

(10万人当, 名)

ワクチン評価(%)

対象者

確診者

(10万人当, 名)

ワクチン評価(%)

3,889,732

556

(14.3)

299,623

10

(3.3)

-

3,590,109

546

(15.2)

-

未接種

-

3,476,162

550

(15.8)

136,932

9

(6.6)

-

3,339,230

541

(16.2)

-

接種

全体*

413,570

6

(1.5)

162,691

1

(0.6)

90.6

250,879

5

(2.0)

87.7

14日以上

125,347

0

(0.0)

107,984

0

(0.0)

100.0

17,363

0

(0.0)

100.0

* 1回接種後14日以内に確定された6人(アストラゼネカ1人、ファイザー5人)を含む


  ただし、今回の効果の分析は、対象者別接種後に観察期間の違いを補正した結果ではなく、接種後に観察期間が増えるにつれ、効果は変わる可能性があります。

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