2021/04/25

4月25日(日)発表、韓国のコロナウイルス発生状況

原文リンク 

 2021年4月25時現在

 累積確診者数118,887名(国内発生110,701名、海外流入8,186名)
 新規確診者は644名 内国内発生 603名 海外流入 41名
 検査数 21,868件 陽性率 2.94%
 死亡者は1名で累計 1,813名 致命率 1.52

 隔離解除者 108,475名 隔離中8,599名

  危篤・重症患者数 136名

 疑心申告検査数は21,868, 首都圏臨時選別検査検査件数は24,261(確診者89)で総検査件数は48,021件、新規確診者は総644名です。


国内発生確診者現況(2021年4月25日0時2020年1月3日以後累計) 

区分

合計

ソウル

釜山

大邱

仁川

光州

大田

蔚山

世宗

京畿

江原


忠北

忠南

全北

全南

慶北

慶南

済州

新規

603

172

43

13

15

8

6

43

0

187

9

15

6

7

9

23

44

3

累計

110,701

35,803

4,724

9,091

5,299

2,217

1,615

1,602

324

31,585

2,554

2,437

2,747

1,756

958

37,83

3,551

655

 
海外流入確診者現況(2021年4月25日,2020年1月3日以後累計)】

区分

合計

(推定)流入国家*

確認段階

国籍

中国

アジア(中国外)

ヨーロッパ

アメリカ

アフリカ

大洋州

検疫段階

地域社会

内国人

外国人

新規

41

1

32

2

4

2

0

30

11

24

17

累計

8,186

46

3,767

1,420

2,516

413

24

3,402

4,784

4,352

3,834

(0.6%)

(46.1%)

(17.3%)

(30.7%)

(5.0%)

(0.3%)

(41.6%)

(58.4%)

(53.2%)

(46.8%)

* 中国 1名(1), アジア(中国以外)バングラデシュ1, フィリピン 6(4), パキスタン 1(1), インド 18(8), サウジアラビア 3, オマーン 1, カザフスタン 1(1), 태국 1ヨーロッパ: ウクライナ2(2), アメリカ米国3, カナダ1アフリカガーナ1, エジプト 1  ※ カッコ内外国人数

 
【確診者管理現況*(2020年1月3日以後累計

区分

隔離解除

隔離中

危重症患者**

死亡者

4月24日0時

107,781

8,650

136

1,812

4月25日0時

108,475

8,599

136

1,813

増減

(+)694

(-)51

0

(+)1

*4月24日0時から4月25日0時までの間に疾病管理本部に報告・受理された資料より。

**危重症患者:高流量(high flow)酸素療法,人工呼吸器、ECMO(体外膜酸素供給)、CRRT(持続的心臓代替療法)の治療を受けている患者

※上記の統計は、すべて今後の疫学調査の過程で変更されることがあります


 確診者日別現況 (2021年4月25日0時現在, 118,887名)

< 国内報告及び検査状況*(‘20年1月3日以後累計)>

区分

検査人数総計**

結果陽性

検査中

結果陰性

確診者

隔離解除

隔離中

死亡

4月24日0時

8,632,923

118,243

107,781

8,650

1,812

78,269

8,436,411

4月25日0時

8,654,791

118,887

108,475

8,599

1,813

77,560

8,458,344

増減

+21,868

+644

+694

-51

+1

-709

+21,933

*4月24日0時から4月25日0時までの間に疾病管理本部に報告・受理された資料より。

**危重症患者:高流量(high flow)酸素療法,人工呼吸器、ECMO(体外膜酸素供給)、CRRT(持続的心臓代替療法)の治療を受けている患者

※上記の統計は、すべて今後の疫学調査の過程で変更されることがあります


 首都圏臨時選別検査及び確診者状況 (2021年4月25日0時)

区分

臨時選別検査所数

(カ所)1)

検査()

確診者(名)

鼻咽頭塗抹 PCR

唾液 PCR

迅速抗原検査

 

2次 鼻咽頭塗抹 PCR1)

新規

0

26,153

26,122

0

31

0

103

 

首都圏

0

24,261

24,230

0

31

0

89

 

ソウル

0

9,458

9,434

0

24

0

48

京畿

0

13,385

13,378

0

7

0

38

仁川

0

1,418

1,418

0

0

0

3

非首都圏

0

1,892

1,892

0

0

0

143)

累計

116

4,401,134

4,367,265

5,099

28,718

52

11,356

 

首都圏

97

3,908,599

3,885,610

4,235

18,706

 482)

10,461

 

ソウル

26

1,630,582

1,622,423

1,485

6,654

20

4,799

京畿

65

1,999,512

1,984,973

2,719

11,793

27

5,151

仁川

6

278,505

278,214

31

259

1

511

非首都圏

19

492,535

481,655

864

10,012

4

895

1) (2次鼻咽頭塗抹 PCR) 迅速抗原検査の結果陽性者にたいして確診検査実施

2) 陽性 32件, 陰性 16件

3) 大邱1名、釜山1, 蔚山 12

 

 最近1週間検査及び確診者状況 (2021年4月19日~4月25日)

区分

4.19.

4.20.

4.21.

4.22.

4.23.

4.24

4.25

週間累計

総累計

検査件数(件)1)

79,092

254,463

303,741

250,402

271,144

195,109

집계 중

1,353,951

32,629,218

 

疑心申告検査者数(名)2)

18,755

43,771

39,002

39,911

46,025

49,393

21,868

258,725

8,654,791

首都圏臨時選別検査所検査件数(件)3)

16,259

41,557

36,795

35,465

35,892

41,914

24,261

232,143

 3,908,599

首都圏臨時選別検査所検査件数(件)3)

2,142

4,784

5,128

6,066

5,498

5,387

1,892

30,897

492,535

新規確診者数(名)

532

549

731

735

797

785

644

4,773

118,887

 

首都圏臨時選別検査所確診者数(名)

71

81

132

134

134

121

89

762

    10,461

非首都圏臨時選別検査所確診者数(名)

7

5

14

18

11

12

14

81

895

1) (検査件数)検査機関(医療機関、検査専門機関(受託)、保健環境研究院)から報告された件数を報告日の時点で集計した数値で、報告機関の状況に応じて変動する暫定統計である

   *新規疑心申告検査、確定者経過観察中検査、隔離解除検査、収集検査対象の検査、自治体主観一斉検査、医療機関・施設の新規入院・入所者検査、匿名検査など

2) (疑心申告検査者数)疑心患者申告後検査を行った件数(結果陽性(新規確定者数)+結果の陰性+検査中)で、重複検査件数は含まれない

3) (臨時選別検査所検査件数) 臨時選別検査所検査を通して前日報告された件数を集計した件数



 コロナ19 予防接種 4月25日0時 新規1次接種者は65,344名で、2,260,639人*にワクチン1次接種を完了し、2次接種者は5,769名で総104,538名が接種完了です。

     *アストラゼネカワクチン1,311,9967人、ファイザーワクチン948,643人 

【コロナ19 ワクチン予防接種状況(4月25日0時、単位:名)】

区分

前日累計(A)1)

新規接種(B)

累積接種(A+B)

人口2)対比接種率

1次接種者

2,196,295

64,344

2,260,639

4.4

2次接種者

98,769

5,769

104,538

0.2  

接種件数計

2,295,064

70,113

2,365,177

-

 1) *前日までの接種者805名が4月24日追加で登録され累計に含まている(新規は当日4月24日接種を意味する)

2) 20年12月行政安全部住民登録人口状(居住者) 基準

※ 上記統計資料は予防接種登録により変わりうる統計です


 

  コロナ19予防接種後に異常反応の疑いで申告された事例(4月25日0時)は、合計13,529件*(新規179件)で、

     *2つ以上の症状が現れた場合、重複申告しても1名と分類

   - 13,285件(98.2%)は、予防接種後通常現れる、筋肉痛、頭痛、発熱、吐き気、悪寒などの軽微な事例であり、 

    -143件(新規5件)アナフィラキシー疑い事例*、43件(新規0件)の痙攣等の重症事例、58件(新規2件)の死亡事例が報告されている

      *アナフィラキシーショック、アナフィラキシー様、アナフィラキシーに区分  

     ** 患者の状態(アナフラキシー疑い事例、重症、死亡等)は最初の報告当時の基準

【予防接種後異常反応申告現況(4月25日0時、21年2月26日以降累計、単位:件(%))

区分

接種者数

(累計)

合計

申告率

(累計)

一般1)

アナフィラキシー疑い事例2)

重症疑い事例3))

死亡事例

全体

新規

2,365,177

197

0.57%

190

5

0

2

累計계

13,529

13,285

143

43

58

アストラゼネカ

新規

1,312,004

141

0.92%

137

4

0

0

累計

12,050

11,864

117

31

38

ファイザー

新規

1,053,173

56

0.14%

53

1

0

2

累計

1,479

1,421

26

12

20

1)  筋肉痛、頭痛、発熱、吐き気などの事例

2) アナフィラキシー様反応(127件)* 及びアナフィラキシーショック(16件)疑い事例として医療機関から報告された事例

  * 予防接種後2時間以内に呼吸困難、じんましんなどの症状が現れた場合。アナフィラキシーとは異なる

3) 痙攣等神経系(9件), 重患者室入院(34件) を含む。

※  患者状態変更1件(重症→死亡1件)

※ 予防接種後に異常反応の疑いで報告されて、因果関係が確認されていない事例で、死亡やアナフィラキシーなどの重症事例に限って疫学調査を実施して因果関係を評価し、週間単位で申告状況検証を通して更新する

韓国、高リスク群で重症化率、致命率が減少(4月23日)

原文リンク  韓国疾病管理庁 2021年4月23日 資料より 

4. 高リスク群の感染管理により重症化率・致命率すべて減少

 

 中央防疫対策本部は、これまでの国内コロナ19の患者に対する重症度分析の結果('20年2月~'21年3月)、最近になって、65歳以上の年齢層で重症化率*・致命率がすべて減少する傾向だと明らかにした。

  これらの結果は、これまでの先制検査・病床拡大・予防接種などを通して、コロナ19に致命率が高い高齢者など高リスク群に対して、積極的に感染管理を推進した結果であり、

   - 療養病院・社会福祉施設などの集団発生*とこれに関連する、危篤重症・死亡が減少した結果であると判断した。

     療養病院・施設の集団感染確診者の割合:(21年1~9週)5.7%→(16週)1.1%


 主な分析結果を見ると、

  '20年12月(3次流行)の頂点の後、患者発生数に比べコロナ19患者の重症化率*と致命率共に減少傾向**であることを確認した。

     * 重症化率 = (危重症及び死亡者数) / 確認者数

    ** 重症化率 (20年12月) 4.72%  (21年1月) 3.15% → (21年2月) 2.81% → (21年3月) 1.73%(暫定)

      致命率 : (20年12月) 2.70% → (21年1月) 1.42% → (21年2月) 1.26% → (21年3月) 0.49%(暫定)

   年齢別では、「75歳以上の年齢層」での重症化率が比較的大きい幅('20年52週29.48%→21年13週13.28%(暫定))に減少し、「65~74歳の年齢層」でも減少傾向が確認された.

 

【重症化率·致命率月別推移 (20年2月∼’21年 3月)

【年齢群別重症化率週次別推移 ( 20年49週∼’21年13週 )




 

    死亡特異事例分析の結果では、「確診した後、入院前に死亡」の事例は21年2月以降確認されず、「死亡後確診」の事例も'20年12月以降継続減少中であることが分かった。

      * (20年12月) 34名 → (21年1月) 13名 → (21年2月) 7名 → (21年3月) 5名


 一方、現在までにコロナ19治療薬の現状(4月22日0時現在)は次のとおりである。

 - コロナ19治療剤である「べクルリジュ(レムデシビル)」は、123ヶ所病院で6,037人の患者に投与され、

   コロナ19抗体治療剤である「レッキロナジュ(レグダンビマプ)」は、66ヶ所病院で1967人の患者に投与された。

   血漿治療剤の場合には、臨床試験の目的以外の治療目的*で43件が食品医薬品安全処から承認を受け使用している。

    他の手段がない又は生命を脅かす重症患者などの治療のために許可されていない臨床試験薬でも使用できるようにする制度

 

  防疫当局は今後も重症度深層分析は、予防接種と新規治療薬の導入の影響モニタリングなどを継続実施して根拠に基づいた患者の管理を推進する予定であると明らかにし、

  これまで、危重症患者と死亡者数を抑制することができたのは、距離確保と基本防疫の心得を良く守っていただき、予防接種に積極的に参加してくださった国民の皆さんの努力のおかげだと強調した。