原文リンク 2024年1月3日
防疫統合情報システム開通完了 感染症ビッグデータ構築の基盤を整備 |
- 試運転後、開通状況室を運営し、ユーザーの問い合わせ、状況モニタリングなどリアルタイムで対応し、安定的な開通に寄与 - 感染症対応体系の改編を通じ、疾病庁初の感染症ビッグデータ基盤を構築 |
疾病管理庁(庁長チ・ヨンミ)は、昨年12月18日から29日までの2週間にわたる試験運用の後、1月2日午前8時から防疫統合情報システムの正式運用を開始した。
主要問い合わせに対応し、システムの使用状況、異常徴候のモニタリングなど、開通初期に発生する可能性のある問題に早期に対応するため、緊急対応状況室を運営し、防疫統合情報システムは開通以来、安定して運営されている。
また、疾病管理庁は開通前の試験運営('23年12月18日~12月29日)を通じてユーザーが事前に接続して機能を点検する一方、ユーザーの問い合わせに迅速に対応するために専門コールセンターを運営し、画面や機能に慣れていないユーザーのための説明書を提供するなど、準備に力を入れてきた。
今後、防疫統合情報システムを基盤に統計生産、分析機能、仮名処理*などを提供する感染症ビッグデータプラットフォームを上半期中に開通し、感染症情報を民間研究者にも開放して政策・研究分析を支援し、防疫政策の策定に役立つように推進する予定だ。
* 個人情報(名前、住民番号など)を削除・置換し、追加情報なしに特定の個人を識別できないこと。
チ・ヨンミ疾病管理庁長は、「過去2年間、防疫統合情報システムについて、医療機関や自治体担当者の積極的な参加のおかげで無事に開通できたことに感謝する」とし、「上半期に予定されているビッグデータプラットフォームも着実に準備し、次のパンデミックに徹底的に備えたい」と明らかにした。
添付 |
| 防疫統合情報システム構築事業概要 |
□ 推進背景
〇 コロナ19の大流行を通じて、迅速かつ効率的な感染症対応のため、情報の横的(対応段階)及び縦的(伝達体系)統合・連携の必要性を確認
〇 また、感染症対応過程で収集した情報を通じたビッグデータの構築・配布を通じて、感染症対応に必要な分析力量の強化及び民間の専門性の活用を高める。
< 防疫統合情報システム構築の方向性 >
□ 主な推進内容
〇 (情報統合) 検疫・申告・疫学調査など、感染症全対応過程のシステムを統合(感染症、検疫、コロナ19)して業務効率及び新型感染症対応の即時性確保
- これまでの経験と科学的根拠に基づく主要情報(疫学調査項目など)を事前にシステムに搭載し、運営にかかる時間⸱費用を節約
〇 (利便性改善) 感染症申告・報告、疫学調査などの入力時、関係機関の公的情報連携を通じて入力の利便性向上及びデータの整合性確保
- 感染症発生報告基準の明確化及び発生・死亡報告書式の統合、疫学調査収集情報の標準化などを通じてユーザー(自治体など)の利便性を改善
〇(ビッグデータ) 収集情報に基づいて研究分析が可能な感染症ビッグデータを構築し、政策・研究・分析の活性化及び外部開放を通じた民間能力の向上
- 庁の感染症情報サイトを統合し、主要感染症情報、視覚化された統計(時系列状況、条件別統計など)などの提供を一元化
*システム構築後の試運転開始時の説明は
こちらのリンク(2023年12月18日)
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