2022/08/20

小児・青少年の死亡者分析、9歳以下が65.9%、10-18歳(34.1%)より多く、性別比率は類似

 原文リンク 2022年8月18日

□ これまでに報告されたコロナ19による小児・青少年死亡者を分析した結果、9歳以下が65.9%で、10-18歳(34.1%)より多く、性別比率は類似していた。


 ○ 基礎疾患の有無を基準として52.3%で基礎疾患が確認され、一番多い基礎疾患はてんかんなどの神経系疾患であった。 内分泌系疾患や先天性奇形などが続いた。


 ○ 予防接種の有無を基準に、5-11歳高リスク群および12-18歳死亡者22人のうち未接種者は81.8%であった。


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区分

死亡者 (名, %)

備考

44

(100.0)


性別

24

(54.5)

-


20

(45.5)

-

年齢帯

0-9歳

29

(65.9)

-


10-18歳

15

(34.1)

-

基礎疾患

23

(52.3)

-


21

(47.7)

-

基礎疾患種類*

神経系疾患

10

(22.7)

てんかん, 筋委縮など

内分泌系疾患

5

(11.4)

肥満, 糖尿病など

先天奇形·変形·染色体異常

5

(11.4)

ダウン症候群、ダンディウォーカー症候群など

新生物

3

(6.8)

ランゲルハンス細胞組織球症、白血病など

泌尿性器系疾患

2

(4.5)

慢性腎疾患、尿崩症(腎臓)

その他疾患

4

(9.1)

レト症候群、中枢性早発思春期など

コロナ19

未接種

18

(81.8)

-

予防接種歴**

1次接種

0

(0.0)

-

(接種対象22名)

2次接種

4

(18.2)

-


3次接種

0

(0.0)

-

*基礎疾患多重集計、今後の追加調査により変動可能、韓国疾病分類(KCD8)による分類

**最終接種次数を基準に集計

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