2021/08/03

ワクチン接種後の異常反応の評価、2次接種後の異常反応の状況

 原文リンク 韓国疾病管理庁 2021年8月2日 報道参考資料より

 予防接種被害調査班(班長ギム・ジュンゴン教授)は、予防接種後に発生した死亡、重症とアナフィラキシー異常反応申告事例に対する因果関係の評価結果を説明した。 

  現在までに合計24回の予防接種被害調査班会議を開催し、死亡・重症事例1,070件(死亡464件、重症606件)、アナフィラキシー疑い事例431件を評価し、

 全153件(死亡2件、重症5件、アナフィラキシー146件(新規12件))に対して予防接種との因果関係を認めた。  

 

因果関係認定事例(死亡・重症)(累積)7件 >

接種ワクチン

推定診断(死因)

アストロゼネカ

死亡

血小板減少性血栓症1

重症


血小板減少性血栓症2、脳静脈洞血栓症1、

発熱後痙攣による血圧低下1

ファイザー

死亡

心筋炎 1

重症

心膜炎 1

 

5. 予防接種被害調査班事例判定結果の分析(7.25〜7.31)

 

< コロナ19予防接種被害調査班の評価の現状総括(1次〜24次) >

区分

死亡/重症1)

アナフラキシー2)

(重症)

累計

死亡

重症

累計

24次

累計

24次

累計

24次

1,070

464

413)

606

55

431(14)

33(0)

評価結果

因果性認定

7

2

0

5

0

146(11)

12(0)

明確な因果性が無いか認定が困難

1,054

453

40

601

55

285(3)

21(0)

判定保留

9

9

1

0

0

0(0)

0(0)

   1)被害調査班の評価時点を基準に分類

   2)一般及び重大な異常反応を含む

   3)死亡再評価事例5件を含む


 2次接種が交差接種(1次接種アストラゼネカワクチン、2次接種ファイザーワクチン)である場合、異常反応申告率は0.28%(2,622件)で、1・2次の両方アストラゼネカ接種の申告率(0.22%)よりも高く、1・2次の両方ファイザー接種の申告率(0.31%)より低かった。

 2次予防接種後異常反応申告状況(単位:件)>

1次-2次 接種ワクチン*

予防接種

全体異常反応a

(申告率, %)

一般異常反応b

重大な異常反応c

小計

死亡

アナフラキシー疑い

主要異常反応

小計

5,977,683

17,449

(0.29)

16,476

973

128

58

787

AZ-AZ

1,105,026

2,426

(0.22)

2,279

147

11

18

118

PF-PF

3,948,089

12,401

(0.31)

11,622

779

114

31

634

AZ-PF

924,568

2,622

(0.28)

2,575

47

3

9

35

   *(AZ-AZ)1次および2次接種すべてアストラゼネカワクチン接種、(PF-PF)1次および2次接種すべてファイザーワクチン接種(AZ-PF)1次接種はアストラゼネカワクチン、2次接種はファイザーワクチンで接種(交差接種)

     a。コロナ19予防接種後に異常反応の疑いで報告されて件で医療機関からの申告情報に基づいて算出し、ワクチンと異常反応の間の因果関係を提示するわけではない。申告状況分類は新しい情報の追加時に変更されることがあります

     b。一般異常反応は、予防接種後の接種部位発赤、痛み、腫れ、筋肉痛、発熱、頭痛、悪寒など通常発生する症状を含む

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