2021/05/14

海外主要国の予防接種及びコロナ19発生状況分析(5月10日)

 原文リンク 韓国疾病管理庁 2021年5月14日 定例ブリーフィング資料より

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4. 海外主要国の予防接種とコロナ19発生状況の分析

□ 中央防疫対策本部(本部長ジョン・ウンギョン庁長)は、全世界の週間新規感染者数は先週より小幅に減少したが、東南アジア地域の発生は継続して増加していると明らかにした。

 ○ 週間(5月3日〜5月9日)の新規患者は551万名(WHO基準)で、その前週(570万名)より減少し(4%)したが、全世界の新規発生の50%を占めているインドを中心に東南アジア地域での確診者と死亡者の増加傾向*が持続している様相ある。

     *東南アジア地域は前週(4月26日~5月2日)に比べ確診者6%、死亡者15%増加

   - インドは、爆発的な発生の増加が続き、最近毎日の確診者が40万名を超え、隣国ネパールでも先週に比べ発生が大幅に増加した。

     *ネパールは先週(4月26日~5月2日)に比べ確診者79%、死亡者106%増加


□ 最近の予防接種を迅速に開始した主要国で確診者発生の減少が続いている状況で、

 ○ 1回以上の予防接種率が45%以上である、イスラエル、英国、米国で顕著な減少傾向が続いており、1回以上の予防接種率が25%以上であるドイツ、フランスの場合緩やかな減少傾向を見せている。

 ○ これにより、中央防疫対策本部は、国内でも健康的な日常への復帰は、予防接種を介してのみ可能であることを改めて強調した。


【主要7カ国の発生と予防接種の現状(5月10日0時現在、WHO)】

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区分

累積発生

人口100万名当たり累積発生

人口100万名当たり週間発生(5月3日~5月9日)

予防接種率

(%)

確診者数

死亡者数

確診者数

死亡者数

確診者数

死亡者数

1回以上

接種完了

米国

32,300,609

575,322

97,584

1,738

901

15

45.0

33..2

フランス

5,676,293

105,544

87,275

1,623

1,883

24

25.2

11.0

英国

4,433,094

127,603

65,302

1,880

215

1

51.7

24.7

ドイツ

3,520,329

84,775

42,329

1,019

1,245

19

32.1

9.0

イスラエル

838,887

6,376

96,919

737

43

1

62.6

58.6

日本

633,027

10,823

5,005

86

283

4

2.4

0.9

韓国

127,309

1,874

2,483

37

79

1

7.1

0.9

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