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| マスク着用感染予防効果研究結果詳細 |
※ 出所: Lifting Universal Masking in Schools – Covid-19 Incidence among Students and Staff (New England Journal of Medicine, 2022年11月)
□ 研究概要
◇ [背景] ’22年2月、メサチューセッツ州で学校内マスク義務着用政策を解除することにより、’22年6月までに2つの学区を除き順次マスク着用解除 ◇[研究対象]メサチューセッツ州内72校の学生294,084人および教職員46,530人 ◇ [研究内容] '21-'22学期間マスク着用義務解除学群と維持学群間のコロナ19確診者発生比較('22年2月~6月(15週)) |
○ マスク着用義務解除/維持学区間の累積確診者発生の比較
区分 | 全体(A+B) | 学生(A) | 教職員(B) | |
全体学群 | 累積確診者数 | 40,416 | 32,198 | 8,218 |
1,000名当り累積確診者数 | 119.8 | 110.6 | 178.4 | |
マスク着用義務 解除学群 (N=70) | 累積確診者数 | 35,651 | 28,524 | 7,127 |
1,000名当り累積確診者数 | 134.4 | 124.1 | 202.1 | |
マスク着用義務 維持学群 (N=2) | 累積確診者数 | 4,766 | 3,674 | 1,091 |
1,000名当り累積確診者数 | 66.1 | 60.0 | 101.0 |
○ マスク着用義務解除/維持学群間週間発生推移比較
- 州政府マスク着用政策中止(22年2月28日)以後、最初の週にマスク着用解除した学区(N=46)は最後まで維持した学区(N=2)対比コロナ19発生頂点での週間発生率が約2.5倍高かった。
- 2週目に解除した学群(N=17)と3週目に解除した学群(N=7)も週間発生率がそれぞれ1.5倍高かった