原文リンク 2025年1月16日
インフルエンザの流行ピークは過ぎたものの、まだ2016年以来最も高い流行レベル ワクチン接種を急ぐ、予防策の遵守が必要 |
- インフルエンザ疑似患者数'25年2週目の外来患者千人当たり86.1人、前週(99.8人)ピーク時比13.7%減少 - 子供、妊婦、65歳以上の高齢者はワクチン接種を急ぐべき、流行が安定するまで呼吸器感染症予防手立てを遵守、感染脆弱施設訪問者及び従事者のマスク着用を強く勧奨 - 疾病庁、呼吸器感染症合同対策班を運営し、流行状況の点検及び対応強化中 |
疾病管理庁(庁長チ・ヨンミ)は、インフルエンザの疑似患者数*が先週比で減少し、流行のピークは過ぎたとみられるが、まだ2016年以降、最も高い流行水準にあるため、子供、妊婦、65歳以上の高齢者は今からでもインフルエンザワクチンの接種を急ぐよう呼びかけ、流行が安定するまで手洗い、咳エチケットなど呼吸器感染症の予防策を遵守するよう要請した。
* (インフルエンザ疑似患者, Influenza-like illness(ILI)): 38℃以上の突然の発熱、咳または喉の痛みがある者。
* (最近4週間の疑似患者分率(ILI)) (51週) 31.3人 → (52週) 73.9人 → ('25.1週) 99.8人 → (2週) 86.1 人疾病管理庁が運営する医院級(300ヵ所)のインフルエンザ標本監視の結果、'25年2週目(1月5日~1月11日)のインフルエンザ(医師)患者は外来患者1千人当たり86.1人で、1週目(12.29.~1.4.)に比べ13.7%減少した。ただし、現在の標本監視体制が構築された2016年以降、例年のピークと比較すると高い水準である。
呼吸器ウイルス病原体監視の結果、2週目時点のインフルエンザ検出率は55.0%で、先週(62.9%)比7.9%p減少し、ウイルスの種類は2つのタイプA(H1N1)pdm09、A(H3N2)が同時に流行している状況で、A型のうち(H1N1)pdm09(36.4%)が最も高く、H3N2(16.9%)、B型(1.7%)の順となった。
* (ウイルス検出率) (51週) 29.0% → (52週) 50.9% → ('25年1週) 62.9% → (2週) 55.0%)
【最近4週間のインフルエンザウイルス検出状況】
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