2024/09/13

'24~'25節気コロナ19感染症予防接種実施計画発表

 原文リンク 2024年9月13日 

'24~'25節気コロナ19感染症予防接種実施計画発表

- 65歳以上など高リスク群を対象に10月11日から順次接種開始

- 現在流行している変異に効果的な新規ワクチン(JN.1ワクチン)の活用を推奨

- インフルエンザ・新型コロナ19ワクチンの同時接種を推奨

 

  疾病管理庁(庁長チ・ヨンミ)は、予防接種専門委員会の審議(9.13.)を経て、'24~'25節気コロナ19予防接種(国家施行)施行計画を発表した。

 

 コロナ19は毎年大小の流行でエンデミックの過程にあり、危機段階を下げた(5.1.)以降、インフルエンザと伴に毎年予防接種が必要な感染症管理体制で運営されている。

 

  これにより、'24~'25節気のコロナ19予防接種は、高リスク群(65歳以上の高齢者、生後6ヶ月以上の免疫低下者及び感染脆弱施設*の入院・入所者)重症化と死亡予防を目的無料接種を実施し、高リスク群以外の一般国民は、民間流通予定のワクチンで一線医療機関で有料接種が可能である。

  * 療養病院、療養施設、精神健康増進施設、ホームレス生活施設、障害者生活施設

 

 10月11日から75歳以上の高齢者を皮切りに年齢別に順次接種を開始し、生後6ヶ月以上の免疫低下者と感染脆弱施設入院・入所者も75歳以上の高齢者と同じ10月11日から接種を開始する。

 

接種対象

接種日程

65歳以上

75歳以上 (1949.12.31. 以前生まれ)

2024年 10月 11日 ∼ 2025年 4月 30日

7074歳 (1950.1.1.1954.12.31.生まれ)

2024 10 15 ∼ 2025年 4月 30日

6569歳 (1955.1.1.1959.12.31. 生まれ)

2024 10 18 ∼ 2025年 4月 30日

免疫低下者および感染脆弱施設入院・入所者

(年齢に関係なく、生後6ヶ月以上の対象者すべて)

2024 10 11 ∼ 2025年 4月 30日

 

  '24~'25節気接種は、最近流行している変異に有効な新規ワクチンであるJN.1ワクチン(ファイザー・モデルナ・ノババックス)755万回分を接種に活用する。

 

 ファイザーとモデルナワクチンは許可手続きを完了し、国内導入を進めておりノババックスワクチンは関連承認手続きが進行中で、今後迅速に導入し、高リスク群及びmRNAワクチンの禁忌者への接種に活用する予定である。

 

  '24~'25節気の予防接種は以前と同じように1回の接種で完了するが、12歳以下の免疫低下者の場合、1回以上*の接種が必要であるため、 医療スタッフと相談の上、接種する必要がある。住所地に関係なく、最寄りの指定医療機関及び保健所で接種可能であり、指定医療機関は管轄の保健所に問い合わせるか、予防接種ヘルプホームページ**で確認できる。

  * 乳幼児(6ヶ月~4歳):1~3回、小児(5歳~11歳):1~3回: 1~3回、小児(5歳~11歳):1~2回: 1~2回

 ** 予防接種ヘルプホームページ(nip.kdca.go.kr) > 予防接種管理 > 指定医療機関探し

 

  接種機関を訪問する際には、ワクチン接種対象かどうかを確認し、重複接種を防ぐために身分証明書など*を持参する必要がある。また、接種後は20~30分間接種機関に滞在し、副作用の発生を観察した後、帰宅して十分な休息をとる必要がある。

  *  身分証明書または本人確認が可能な書類(住民登録謄本、健康保険証など)

 

 また、疾病管理庁は今年、安定的なワクチン需給状況管理のために接種率を分析し、必要に応じてワクチンを迅速に追加確保したり、接種優先順位に応じて無料接種対象を拡大する予定だ。

接種状況

対応策

ワクチン不足

製薬会社との事前協議を通じ、ワクチン不足状況に応じて段階的な追加確保などを推進

ワクチン余裕

接種優先順位に応じた無料接種対象拡大の推進

1順位 (10.11.~)

2順位 (11月~)

⬩免疫低下者

⬩感染脆弱施設入院·入所者

⬩65歳以上

⬩医療者等医療機関従事者 

⬩感染脆弱施設従事者等

 

   チ・ヨンミ疾病管理庁長は、「毎年、流行するコロナ19変異ウイルスが変わるため、高リスク群は毎年接種することが重要だ」とし、「特に65歳以上の高齢者は、今年の冬を安全に過ごすために、接種機関を一度訪問してコロナ19とインフルエンザワクチンを同時に接種することをお勧めする」と伝えた。

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