原文リンク 2023年8月9日
疾病管理庁国立保健研究院、 コロナ19抗体陽性率3次調査結果発表
- 全国17ヶ所 市・道5歳以上9,798人面接調査- |
- 主要内容 -
○ 全抗体陽性率(ワクチン免疫+自然感染)は99.2%、自然感染抗体陽性率は78.6%
○ 地域社会の未確診感染率は19.1%で、二次調査の結果(18.5%)と類似
○ 自然感染性抗体陽性率は、ワクチン接種率が低い小児(5~9歳)で最も高く(94.1%)、年齢が高くなるほど低くなる(65歳以上68.8%)
○ 50歳以上の年齢層で自然感染抗体陽性率と未確診感染率が増加する
○ コロナ19抗体価はワクチン免疫群(2回以上接種者)および複合免疫群(ワクチン免疫+自然感染)の接種後時間経過とともに抗体価が減少するため、高齢層など高リスク群は追加接種が必要
○ ワクチン未接種者は単価ワクチン接種者に比べ2.02倍、二価ワクチン接種者に比べ3.1倍高い再感染リスクがあることが確認された |
疾病管理庁(庁長チ・ヨンミ)国立保健研究院(院長パク・ヒョニョン)は韓国疫学会(課題責任者ハンリム大学医科大学教授キム・ドンヒョン)及び地域社会関係機関*と共に進めた「地域社会基盤代表標本コロナ19抗体陽性率3次調査」の結果を発表した。
* 全国17都市・道及び258都市・郡・区保健所、131ヶ所協力医療機関
今回の調査は2023年3月27日から4月15日まで全国17市・道5歳以上住民9,798人を対象にコロナ19抗体検査及びアンケート調査を行った結果だ。
対象者9,798人の全抗体陽性率(自然感染+ワクチン免疫全て含む)は99.2%で2次調査結果である98.6%と類似していたが、自然感染抗体陽性率は78.6%で2次調査結果である70%より8.6%p増加 した。 ただし、地域社会未確診感染率は19.1%で、二次調査の結果である18.5%と類似していた。
*(未確診発生率)=(自然感染抗体陽性率)-(累積発生率)
年齢別抗体陽性率分析の結果、自然感染抗体陽性率はワクチン接種率が低い小児(5~9歳)で最も高く(94.1%)、年齢が高くなるほど低くなった(65歳以上68.8%)。
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ただし、50歳以上の高齢層の自然感染抗体陽性率および未確診感染率が2次調査に比べて増加したが、50歳以上の自然感染抗体陽性率は50-64歳77.0%と2次調査比10.2%p増加し、65歳 以上68.8%と二次調査比11.3%p増加した。 未確診感染率は50-64歳30.7%で二次調査比3.8%p増加し、65歳以上21.1%と二次調査比3.7%p増加した。
私たちの社会は、継続的なワクチン接種や感染などの理由で、コロナ19に対する全抗体陽性率が高いことを確認しました。 コロナ19の危険度は 2023年1月から低い状況だ。
今回の調査でも、コロナ19に対する抗体価はワクチン免疫群(2回以上接種者)、複合免疫群(ワクチン免疫+自然感染)ともに接種後時間が経過するにつれて減少した。
今回の調査対象者のうちワクチン接種歴やコロナ19感染歴など基礎情報が確認された7,430人のコロナ19感染率は59.3%だった。 このうち2回以上感染した人は5.6%であった(2023年4月15日現在)。
ワクチン接種と再感染の関係を年齢標準化で分析した結果、ワクチン未接種者は単価ワクチン接種者に比べて2.02倍、2価ワクチン接種者に比べて3.1倍高い再感染リスクがあることが確認された。
本調査は、人口統計学的標本設計により全国17の市・道で対象者をランダムに選定した大規模実態調査であり、全国単位の代表性を備えた国家統計であり、現在韓国はワクチン接種者及び感染者から時間が経過するにつれて地域 再感染の危険性が高まっており、特にワクチン未接種者では比較的感染リスクが高いことが確認された。
本調査結果に対する専門家諮問によると、複合免疫群(ワクチン免疫+自然感染)の免疫持続がワクチン免疫群、ワクチン未接種自然感染群よりも長く維持されており、再感染に対する危険度を下げていると判断されると した。
ただし、時間が経つと複合免疫群を含むすべての集団で免疫減少が起こるため、再感染のリスクは依然として残り、重症化予防のために高齢層はコロナ19ウイルス感染に対する注意と下半期ワクチン追加接種が必要であると説明した。 。
チ・ヨンミ庁長は今回のコロナ19抗体陽性率3次調査にも 積極的に協力してくださった17の市・道自治体・保健所及び協力医療機関に感謝の気持ちを伝え、「今後国内コロナ19流行種の影響及びワクチンの効果などを さらに分析する計画だ」と明らかにした。
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