2021年5月7日金曜日

海外主要国、予防接種及びコロナ19発生状況分析

原文リンク 韓国疾病管理庁 2021年5月6日 定例ブリーフィング資料より

7. 海外主要国の予防接種とコロナ19発生状況の分析

 

 中央防疫対策本部は、世界のコロナ発生が先週と同じような水準であり、先週に続きコロナ19発生以後最大値を記録していると明らかにした。

 

  週間(4.26〜5.2)の新規患者は570万人(WHO基準)で、その前週(568万人)と同様のレベルであり、主に世界の新規発生の45%を占めているインドを中心に東南アジア地域での増加傾向が続いている様相である。

 

   - インドの場合、爆発的な発生の増加が引き続いており、毎日の確診者が35万人を上回って*おり、ワクチン接種は拡大中だが、まだ低い状況**である。

     * 最近7日間の確診者259万名、死亡は2万3千名発生

        ** 5月2日現在1回以上9.2%、接種完了2.0%

 

 最近、主要国の中で予防接種率により、全体的な発生面の違いを見せている状況で、

 

  1回以上の予防接種率が40%以上である、イスラエル、英国、米国で減少が続い確認されており、1回以上の予防接種率が20%以上であるドイツ、フランスの場合はまだ高い発生が続いている。 

      * イスラエルは、韓国と同様の発生水準(100万人当たり週間発生65名)

 

  これにより、中央防疫対策本部は、国内でも予防接種が拡大する中で、防疫措置の維持の重要性を改めて強調した。

 

【主要7カ国発生及び予防接種状況(5月3日現在, WHO)

区分

累積発生

人口100万名当たり累積発生

人口100万名当たり週間発生(4.26~5.2)

予防接種率

(%)

確診者数

死亡者数

確診者数

死亡者数

確診者数

死亡者数

1回以上

接種完了

米国

32,002,328  

570,537  

96,683

1,724

1,044

14.3

43.7

30.9

フランス

5,553,806  

103,994  

85,392

1,599

2,516

30.2

22.9

9.6

英国

4,418,534  

127,524  

65,088

1,879

226

1.6

50.6

22.0

ドイツ

3,416,822  

83,192  

 41,084

1,000

1,556

19.6

26.7

7.6

イスラエル

838,535  

6,365  

96,878

735

65

1.7

62.5

58.9

日本

597,225  

10,296  

4,722

81

277

3.0

2.0

0.8

韓国

123,240  

1,833  

2,404

36

85

0.4

6.6

0.5

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