2020/12/08

韓国の治療薬・ワクチンの開発状況(KCDC12月8日資料より)

 原文リンク   2020年12月8日 韓国中央防疫対策本部定例ブリーフィング資料より


 中央防疫対策本部は、治療薬とワクチン開発の現状などについて説明しました。

 

  血漿治療薬の臨床試験に関連して、現在、臨床第2相試験が12医療機関で進行中で、28人の患者が登録されました(12月7日現在)。

    - 11月16日、大邱で行われた団体血漿供与が12月4日までの3週間で完了しており、関連団体の積極的な参加に感謝の意を表しました。

    - 現在まで、個人や団体血漿採血などの総血漿供与者は6,491人であり、血漿採取が完了した方は4,088人です。


 ○抗体治療薬の臨床試験に関連して、現在軽症患者対象の臨床2/3相試験の患者募集は終了しました。


 ○治療剤の開発のための臨床試験において最も困難な点は患者募集で、これを克服するための様々な方策を準備しており、患者さんと臨床に参加している機関医師の方々の積極的な参加とご協力をお願いしました。

 

  コロナ19ワクチンの分野では、合成抗原ワクチン(1件)とDNAワクチン(2件)など、民間開発の3種のワクチン核心製品を重点支援しています。

    -  DNAワクチン1種の臨床試験1/2a相6月11日、合成抗原ワクチン1種の1相臨床試験が11月23日に承認されました(食品医薬品安全処)、

    - 去る11月に食品医薬品安全処に臨床試験計画を申請したDNAワクチン1種も12月4日に1/2a相臨床試験の計画が承認されて年内3種のワクチン候補株の全てが臨床試験に着手する予定です。

 

  コロナ19治療剤である「エレデシビル」を、現在までに75カ所の病院1,183人(12月8日0時現在)の患者に供給しました。

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