韓国の疾病管理本部 2020年5月22日発表の翻訳です。
コロナ19ウイルス遺伝子序列分析結果 |
□ (分析対象) 国内 コロナ19 患者由来全長遺伝子序列151件
- 確診患者(#1~#30)、天地大邱教会(32名)、青道大南病院(11名)、海外入国者(41名)、梨泰院クラブ(14名) 事例等分析
□ (分析結果) 集団発生施設別、 密接接触事例別クラスターの状況
- 新天地大邱教会 Vグループ、 梨泰院クラブはGグループに属する
分類体系* | 分析件数 | 疫学情報 |
Sグループ(A型) | 24 | 初期海外流入事例、武漢同胞等 |
Vグループ(B型) | 67 | 新天地大邱教会、青道大南病院等 |
Gグループ(C型) | 55 | 海外入国者(アメリカ、ヨーロッパ等)、梨泰院クラブ関連等 |
その他グループ | 5 | 日本現地確診者接触者、シンガポール出張関連等 |
計 | 151 |
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* WHO GISAID : 遺伝子類型累計を S, V, G グループ、その他に分類して、グループは特定遺伝子アミノ酸種類で決定
- Sと V グループは中国を含めたアジア地域でおもに流行、Gグループは主にヨーロッパとアメリカで流行
* 英国ケンブリッジ大学 : 大陸/国家間伝播により A, B, C型に分類
- A型 → Sグループ、B型 → Vグループ、C型 → Gグループに該当
‧ A型: コロナ19 初期ウイルス(根)、中国武漢 → アメリカ、豪州分布
‧ B型: 中国以外地域に伝播、中国武漢 → 東アジア分布
‧ C型: B型から由来、シンガポールを経てヨーロッパに拡散
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