2021/06/21

6月21日(月)発表、韓国のコロナウイルス発生状況

 原文リンク 

 新規ワクチン接種者 1次 505, 接種完了 1,038

 新規確診者 国内 317, 海外流入 40

 

ワクチン接種状況(6月21 0時, 単位: 名)

区分

前日累計(A)

新規接種(B)

累積接種(A+B)

人口1)対比接種率

1次接種

15,014,314

505

15,014,819 

29.2

接種完了2)

4,046,808

1,038

4,047,846

7.9

1) 2020年12月行政安全部住民登録人口状況(居住者) 基準 

2) ヤンセンワクチンの場合、1回の接種だけで接種が完了しますので、1次接種と接種完了の両方に一括追加

※ 上記統計資料は予防接種登録により変わりうる統計です


 

ワクチン種類別接種状況(6月21日 0時, 単位: 名)

ワクチン

区分

接種対象者(A)1)

新規接種(B)

累積接種(C)

接種率(C/A)

アストラゼネカ

1次接種

12,719,217

0

10,373,174

81.6

接種完了

0

824,651

6.5

ファイザー

1次接種

4,294,867

181

3,525,781

82.1

接種完了

714

2,107,331

49.1

ヤンセン2)

1次接種

(接種完了)

1,157,607

324

1,115,864

96.4

1) *接種機関、関係省庁などが把握した接種対象群別接種人数で死亡、引退者(員)、新規引入などで変動可能

2) ヤンセンワクチンの場合、1回の接種だけで接種が完了

※上記統計データは、予防接種登録により変動可能な暫定統計である


 コロナ19予防接種後に異常反応の疑いで申告された事例(6月21日0時)は、合計67,276件*(新規**3,280件)で、

     *2つ以上の症状が現れた場合、重複申告しても1名と分類

           **6月20日~21日0時新規事例

   - 63,947件(95.0%)は、予防接種後通常現れる、筋肉痛、頭痛、発熱、吐き気、悪寒などの軽微な事例であり、

    - 397件(新規3件)のアナフィラキシー疑い事例*、重症疑い事例は痙攣等2,634件(新規97件)で、298件(新規8件)の死亡事例が報告されている。

【予防接種後異常反応申告現況(6月21日0時、21年2月26日以降累計、単位:件(%))

区分


(A=B+C)

一般異常反応

(B)

重大な異常反応  (C)

予防接種実績(D)

異常反応申告率

(E=A/D)

小計
(C=C1+C2+C3)

死亡

(C1)

アナフィラキシー疑い(C2)

主要異常反応
(C3)

総計

20日0時

2,399

2,317

82

3

3

76

  17,946,801

       0.37

21日0時

881

855

26

5

0

21

累計

67,276

63,947

3,329

298

397

2,634

AZ

20日0時

1,890

1,828

62

1

3

58

    11,197,825

       0.46

21日0時

663

646

17

4

0

13

累計

51,355

49,294

2,061

121

261

1,679

PF

20日0時

201

190

11

2

-

9

      5,633,112

       0.22

21日0時

87

81

6

1

0

5

累計

12,244

11,130

1,114

176

91

847

J

20日0時

308

299

9

-

-

9

      1,115,864

       0.33

21日0時

131

128

3

0

0

3

累計

3,677

3,523

154

1

45

108

A.コロナ19予防接種後に異常反応の疑いで報告された件で医療機関から申告した情報に基づいて算出し、ワクチンと異常反応の間の因果関係を示すわけではない。申告現況分類は新しい情報の追加時に変更されることがあります

B.一般異常反応は、予防接種後の接種部位発赤、痛み、腫れ、筋肉痛、発熱、頭痛、悪寒など通常発生する症状を含む

C.重大な異常反応は、次の事例を含む

C1死亡、C2アナフィラキシー疑い(アナフィラキシー様反応を含む)

C3特別関心異常反応(Adverse Event Special Interest、AESI)、集中治療室に入院、生命危篤、永久障害/後遺症など

※ 患者状態が変更された事例(累計100件)を含んだ死亡累計は398件(AZ 157件, PF 240件,J1件

※  週間単位で申告状況検証等で修正を反映する

※ 上記の統計データは、予防接種登録状況に応じて変動しうる暫定統計である


 2021年6月21日0時現在

 累積確診者数151,506名(国内発生141,938名、海外流入9,568名)

 新規確診者は357名、内国内発生 317名 海外流入 40名
 検査数 10,413名 陽性率 3.43%
 死亡者は2名で累計 2.004名 致命率 1.32

 隔離解除者 143,268名 隔離中6,234名

  危篤・重症患者数 137名

 疑心申告検査はは10,413, 首都圏臨時選別検査は11,497(確診者47名)で非首都圏臨時選別検査検査件数は1,271(確診者4名)で総検査件数は23,181件、新規確診者は総357名です

国内発生確診者現況(2021年6月21日0時2020年1月3日以後累計) 

区分

合計

ソウル

釜山

大邱

仁川

光州

大田

蔚山

世宗

京畿

江原

忠北

忠南

全北

全南

慶北

慶南

済州

新規

317

127

11

16

7

1

14

0

2

88

7

2

11

3

10

6

10

2

累計

141,938

46,618

5,804

10,325

6,241

2,727

2,384

2,620

491

40,464

3,313

3,098

3,480

2,185

1,502

4,613

4,894

1,179

 
海外流入確診者現況(2021年6月21日,2020年1月3日以後累計)

区分

合計

(推定)流入国家)*

確認段階

国籍

中国

アジア(中国外)

ヨーロッパ

アメリカ

アフリカ

大洋州

検疫段階

地域社会

内国人

外国人

新規

40

0

33

1

2

4

0

12

28

27

13

累計

9,568

79

4,746

1,534

2,708

474

27

4,033

5,535

5,021

4,547

(0.8%)

(49.6%)

(16.0%)

(28.3%)

(5.0%)

(0.3%)

(42.2%)

(57.8%)

(52.5%)

(47.5%)

* アジア(中国以外):インド 3, フィリピン 3, インドネシア 14(4), ロシア 4(1), カザフスタン 2(2), アラブ首長国連邦 1, マレーシア 2, モンゴル 1(1), ウズベキスタン 1(1), カンボジア 1(1), タジキスタン1(1), ヨーロッパ: ウクライナ 1, アメリカ: 米国 2, アフリカ: ウガンダ 2, シエラレオネ 1(1),ケニヤ 1(1)        ※ カッコ内外国人人数

 
【確診者管理現況*(2020年1月3日以後累計

区分

隔離解除

隔離中

危重症患者**

死亡者

6月20日0時

142,899

6,248

146

2,002

6月21日0時

143,268

6,234

137

2,004

増減

(+)369

(-)14

(-)9

(+)2

*6月20日0時から6月21日0時までの間に疾病管理庁に申告・提出された資料基準

   (国費と健康保険給付検査のみが含まれており、確定者の隔離を解除する前の検査などは含まず)

**検査中の件数は当日検査進行中の件数と入力遅延(結果陰性値)件数を含む

※上記の統計は、すべて今後の疫学調査の過程で変更されることがあります


 確診者日別現況 (2021年6月21日0時現在, 151,506名)

< 国内報告及び検査状況*(‘20年1月3日以後累計)  >

区分

検査人数総計**

結果陽性

検査中

結果陰性

確診者

隔離解除

隔離中

死亡

6月20日0時

10,335,634

151,149

142,899

6,248

2,002

131,062

10,053,423

6月21日0時

10,346,047

151,506

143,268

6,234

2,004

128,433

10,066,108

増減

+10,413

+357

+369

-14

+2

-2,629

+12,685

*6月20日0時から6月21日0時までの間に疾病管理庁に申告・提出された資料基準

   (国費と健康保険給付検査のみが含まれており、確定者の隔離を解除する前の検査などは含まず)

**検査中の件数は当日検査進行中の件数と入力遅延(結果陰性値)件数を含む

※上記の統計は、すべて今後の疫学調査の過程で変更されることがあります

 最近1週間検査及び確診者状況 (2021年6月15日~6月21日)

区分

6.15.

6.16.

6.17.

6.18.

6.19.

6.20.

6.21.

週間累計

総累計

検査件数(件)1)

185,788

205,023

181,500

177,074

174,172

82,709

集計中

1,006,266

44,762,565

 

疑心申告検査者数(名)2)

30,972

32,915

28,452

36,212

29,106

12,480

10,413

180,550

10,346,047

首都圏

臨時選別検査所検査者数(件)3)

33,751

29,182

30,113

28,975

33,645

20,601

11,497

187,764

5,592,345

非首都圏

臨時選別検査所検査者数(件)4)

6,314

6,359

8,167

7,187

3,911

3,151

1,271

36,360

1,016,192

新規確診者数(名)

373

545

540

507

482

429

357

3,233

151,506

 

首都圏臨時選別検査所確診者数(名)

47

87

101

74

100

59

47

515

15,505

非首都圏臨時選別検査所確診者数(名)

8

7

16

4

2

3

4

44

1,833

1(検査件数)検査機関(医療機関、検査専門機関(受託)、保健環境研究院)から報告された件数を報告日の時点で集計した数値で、報告機関の状況に応じて変動する暫定統計である

   *新規疑心申告検査、確定者経過観察中検査、隔離解除検査、収集検査対象の検査、自治体主観一斉検査、医療機関・施設の新規入院・入所者検査、匿名検査など

2) (疑心申告検査者数)疑心患者申告後検査を行った件数(結果陽性(新規確定者数)+結果の陰性+検査中)で、重複検査件数は含まれない

3)(首都圏一時選別検査所検査件数)首都圏臨時選別検査所検査で前日報告された件数を集計した数値

4)(非首都圏臨時選別検査所検査件数)非首都圏臨時選別検査所運営地域の実績の提出に協力した地域の集計を反映

2021/06/20

新しい「社会的距離確保」の内容を発表、7月1日より施行

 原文リンク KBSニュース 2021年6月20日

政府は本日(20日)「新たな社会的距離確保」の内容を発表しました。国内防疫や医療能力、予防接種の進行状況を反映したもので来月1日から施行されます。

これまで5段階に分けた距離確保段階を、4段階に、減らし抑制(1段階)、地域流行/人数制限(2段階)、圏域流行/集まり禁止(3段階)、大流行/外出禁止(4段階)に区分されます。

人口10万人当たりの週間、一日平均患者数と重患者治療病床の余力をまず考慮して圏域別感染再生指数などの補助指標を見ての段階を調整します。

これにより、「確診者10万人に1人未満」であるときは1段階、「10万人に1人以上の場合」は2段階、「10万人当たりの感染者が2人以上であり、圏域の集中治療室の使用率が70%以上」であれば3段階、「10万人当たりの感染者が4人以上であり、全国の集中治療室の使用率70%以上」であれば、4段階が適用されます。

私的集まりの人数制限は、第1段階では人数制限がなく、2段階では8人まで、3段階では4人までの集まりが可能です。 4段階では、18時までは4人、18時以降には2人まで集まることができます。

直系家族の集まりは人数制限なしに例外を適用して、1歳の誕生日は、最大16人までの例外を適用して2段階での集まりを許容します。

ただし、政府の体系改編で防疫緊張度が急激に低下するおそれがある自治体については、来月1日から14日までの2週間の間に移行期間を置いて、段階的に移行することができると明らかにした。

これにより、流行規模が大きい首都圏は来月1日から14日までの2週間、6人までの私的会議を許容する移行期間を経て段階的に移行する方針です。

イベントは、1段階では500人以上集まる時、自治体に事前に届ければよいです。2段階では100人以上、3段階では50人以上のイベントが禁止され、4段階ではイベントが全面的に禁止されます。

集会は、第1段階で500人以上、2段階で100人以上、3段階では50人以上集まることが禁止されて、4段階では1人デモだけ許容されます。

大衆利用施設は、施設別リスクに応じて3つのグループに分類され、第1段階では営業時間の制限はありません。

2段階では、レストラン・カフェ、遊興施設、歌練習場、カードパブ、コルラテク(콜라텍)・ダンスホール運営が24時までに制限され、3段階では、22時まで営業時間が制限されます。

4段階では、すべての大衆利用施設の営業時間は22時に制限され、クラブと出会い酒場、感性居酒屋には集まり禁止措置が下されます。

政府は、個人防疫遵守の責任性を高めるために処罰を強化すると明らかにした。防疫心得違反でコロナ19に確信すると、生活支援金の支援から排除され、集団感染発生時には個人や団体などの違反に求償権を積極的に行使する予定です。

今回の改正案により来月、首都圏では距離確保2段階が、非首都圏の多くの地域では、1段階が適用されるものと予想されます。

韓国のワクチン接種電子証明書について(6月18日)

 原文リンク 韓国疾病管理庁 2021年6月18日報道説明資料より

 疾病管理庁は、電子予防接種証明書アプリケーション(COOV)を効率的に活用できるように多角的な機能の改善を推進しています。ただし、記事に記載された「デジタルパスポートが早ければ7月末出る」という内容は事実ではありません

 21年6月17日(金)韓国経済、「『デジタルワクチンパスポート』早ければ来月末出る」関連)

 記事主要内容

 ○ ブロックチェーン・ラボラトリーズ社、電子予防接種証明書アプリケーション(COOV)に韓国人のパスポート情報とワクチン接種、診断、検査情報を連携進行中だと明らかにした

  - 英文での診断検査の結果証明書を発行するための費用(約20万ウォン)が発生しない

 政府がシンガポールなどと推進している、トラベルバブルもデジタルワクチンパスポート機能を備える時点で施行される見通し

 

 説明内容 

 政府は、電子予防接種証明書アプリケーション(COOV)を国民が便利に使用できるよう機能の改善を継続推進しています。

    現在、韓国語のみサポートされている問題を改善しようと、7月には英語、9月までは20種の言語まで拡大する計画を発表*しています。

   6月16日、疾病管理庁報道資料 7〜9月までの18歳以上の国民1次接種完了」参考

   また、検疫などで電子予防接種証明書の活用性を高め、 個人情報の保護とセキュリティレベルを強化する方式で運営中です。 

 一方、電子予防接種証明書アプリケーションは、診断検査費用や国家間の協定の状況を考慮して運営していないので、記事で言及された「デジタルワクチンパスポートは早ければ7月末に出る」という内容は事実ではありません。

   ただし、シンガポールの場合、電子予防接種証明書アプリケーション(COOV)に適用された分散身元認証(DID)とブロックチェーン技術を基に適用するなど、技術輸出と標準化に積極的に努力中です。