2023/11/12

ワクチン国内異常反応(有害事象)発生動向(134週次:~2023年9月23日)

 原文リンク  2021年2月16日~2023年9月23日  1週次~134週次

(リンク先に非常に詳しい資料がありますが、翻訳が大変なので一部のみ翻訳しています。

目次をあげておきますので、それから内容を推察ください。青色部分が取り上げ部分

目次

<凡例>   1

I.         コロナ19予防接種以後有害事象分析結果   2

1.           要約       2

2.           一般状況              3

3.           症状別状況           6

II.        特別人口集団     12

1.           小児青少年(5-18)          12

2.           妊娠婦    17

III.       特別重要関心有害事象因果性検討、結果(1~80)   19

1.           アナフラキシー    19

2.           心筋炎及び心嚢炎              20

3.           血小板減少性血栓症           26

4.           ギランバレー症候群           26

5.           重症及び死亡事例              27


<凡例>

◆ 2021226日から2023924(134週目)0時まで、新型コロナウイルス感染症予防接種後の有害事例として報告された資料である。

* 感染症の予防及び管理に関す る法律に基づき、医療人が有害事象を報告する。

◆ 有害事象(Adverse event)とは、ワクチン接種後に発生した望ましくなく、意図されなかった徴候、症状、または疾患を指し、当該ワクチンと因果関係を持つ必要はない。すなわち、この報告書の有害事象は、診断の適合性またはワクチンとの因果性を立証した資料ではない

◆ 有害事象は、報告時の患者の状態を基準に「一般的有害事象」と「重大な有害事象」(死亡、主要有害事象*)に分類。

- 重大な有害事象は死亡、主要有害事象*です。

* 主な有害事象:重篤な有害事象(集中治療室への入院、生命にかかわる、永久的な障害/後遺症)と特別な関心のある有害事象(血小板減少性血栓症、ギラン・バレー症候群、アナフィラキシーなど)を含む。

- 一般的な有害事象は重大な有害事象以外の有害事象です。

     コロナ19ワクチンの種類は、アストラゼネカ社のバックスゼブリア株(以下「アストラゼネカ」)、

ファイザー・バイオエンテック社のコミナティ株(トドナメラン)(以下「ファイザー」)、③ジョンソン・エンド・ジョンソン社のCovid-19ワクチンヤンセン株(以下「ヤンセン」)、モデルナ社のスパイクボックス(以下「モデルナ」)、

ノババックス社のニューバックソブドフリーフィールドリンジ(以下「ノババックス」)、⑥SKバイオサイエンス社のスカイコビウォンマルチ株(以下「スカイコビウォン」)、モデルナ社のスパイクボックス2株(以下「モデルナBA.1 '), ⑧ファイザー-バイオエンテック社のコミナティ2(以下「ファイザーBA.1), ⑨ファイザー-バイオエンテック社のコミナティ2(以下「ファイザーBA.4/5), ⑩モデルナ社のスパイクボックス2(以下「モデルナBA.4/5)を含む

   "報告率"はコロナ19予防接種1,000件当たりの報告件数または10万件当たりの報告件数で算出

* (計算式) 予防接種後の有害事象報告() / コロナ19予防接種() × (1,000または100,000)

- 報告率は接種年齢やワクチンに対する認識など様々な要因の影響を受けるため、ワクチン別の報告率の直接的な比較は難しい。

◆ "年齢"区分は接種日当時の"満年齢"基準で算出

◆ 海外機関接種件、その他ワクチン(アストラゼネカ、ファイザー、ヤンセン、モデルナ、ノバルバックス、スカイコビウォン以外のワクチン)接種件は含まない

◆ 有害事象報告状況統計の予防接種現況は、「21226日」以降の累積予防接種件数と予防接種時の年齢を反映したもので、予防接種現況表の予防接種件数とは異なる。

◆ 心筋炎及び心膜炎の分析事例は診断適性評価結果であり、因果性を意味するものではない

◆ 新型コロナウイルス感染症予防接種後に報告された重症(死亡)および特別関心のある有害事象について、被害調査班の検討結果(180回目)であり、ワクチンとの因果関係が確定したことを意味するものではない。

 1.  要約

○ (ワクチン接種状況) 134週目までコロナ19ワクチン接種 135,935,794件実施

- 単価ワクチン接種 129,179,836件、2価ワクチン接種 6,755,958

○  (有害事象の報告状況) 134週目までコロナ19予防接種後、有害事象 483,621件が報告されました。

- 一般有害事象95.9%(463,926)、主要有害事象3.7%(17,655)、死亡0.4%(2,040)

- (ワクチン別) 単価ワクチンの報告率は接種千件あたり3.72件、2価ワクチンは接種千件あたり0.40件 

ー 一般有害事象報告率はワクチン1,000件接種時3.41件、主要有害事象0.13件、死亡0.02

1.コロナ19予防接種及び有害事象報告の現況] (単位: (%))


区分

接種

有害事象

申告

申告率(/1,000件接種)

全体

135,935,794 (100.0)

483,621 (100.0)

3.56

 

 

 

ワクチン別

 

 

単価

アストラゼネカ

 

20,348,865 (15.0)

110,511 (22.9)

5.43

ファイザー

81,183,117 (59.7)

246,902 (51.1)

3.04

モデルナ

25,156,452 (18.5)

113,337 (23.4)

4.51

ヤンセン

1,511,664 (1.1)

8,893 (1.8)

5.88

ノババックス

974,405 (0.7)

1,292 (0.3)

1.33

スカイコビウォン

5,333 (0.0)

3 (0.0)

0.56

 

2

モデルナ(BA.1)

1,989,817 (1.5)

960 (0.2)

0.48

ファイザー(BA.1)

902,092 (0.7)

308 (0.1)

0.34

ファイザー(BA.4/5)

3,624,912 (2.7)

1,311 (0.3)

0.36

モデルナ(BA.4/5)

239,137 (0.2)

104 (0.0)

0.43

 

重症度別

一般有害事象

-

463,926 (95.9)

3.41

重大な有害事象

-

19,695 (4.1)

0.14

 

主要有害事象

-

17,655 (3.7)

0.13

死亡

-

2,040 (0.4)

0.02

 

 

1.  一般 

有害事象の重症度別報告

○  (全体) 134週目までCOVID-19予防接種135,935,794施、有害事象として483,621件が報告され、報告率(1,000件接種)3.56

- (性別) 女性4.51件、男性2.59件で女性の方が約1.7倍高い。

- (年齢層別) 2030代で高く、80歳以上で申告率が低い。

* 30-39 (4.84)20-29 (4.68)40-49 (3.80)60-69 (3.30)19 以下(3.27)50-59 (3.22)70-79 (2.54)80 以上(1.77)

-  (単価ワクチン)ヤンセン5.88件、アストラゼネカ5.43件、モデルナ4.51件、ファイザー3.04件、ノバルバックス1.33件、スカイコビウォン0.56件順

-  (2価ワクチン) モデルナ(BA.1) 0.48件、モデルナ(BA.4/5) 0.43件、ファイザー(BA.4/5) 0.36件、ファイザー(BA.1) 0.34件順

-  (接種次数別)15.38件、24.12件、31.70件、40.70件、冬季0.40件、2価ワクチンの追加接種0.20件順

  

[ 2.コロナ19ワクチン接種後の重症度別有害事象の報告状況]

(単位: (/1,000件接種))

区分

予防接種e

有害事象a

全体

一般

有害事象

重大な有害事象

小計

死亡

主要有害事象

全体

135,935,794

483,621 (3.56)

463,926 (3.41)

19,695 (0.14)

2,040 (0.02)

17,655 (0.13)

性別

67,380,468

174,414 (2.59)

165,193 (2.45)

9,221 (0.14)

1,301 (0.02)

7,920 (0.12)

68,555,326

309,207 (4.51)

298,733 (4.36)

10,474 (0.15)

739 (0.01)

9,735 (0.14)

 

 

年齢帯別

19歳以下

8,182,976

26,734 (3.27)

25,954 (3.17)

780 (0.10)

12 (0.00)

768 (0.09)

20-29

17,474,062

81,765 (4.68)

79,780 (4.57)

1,985 (0.11)

43 (0.00)

1,942 (0.11)

30-39

16,266,325

78,799 (4.84)

76,496 (4.70)

2,303 (0.14)

93 (0.01)

2,210 (0.14)

40-49

21,411,316

81,339 (3.80)

78,677 (3.67)

2,662 (0.12)

159 (0.01)

2,503 (0.12)

50-59

26,173,874

84,169 (3.22)

81,007 (3.09)

3,162 (0.12)

286 (0.01)

2,876 (0.11)

60-69

24,568,088

81,171 (3.30)

76,848 (3.13)

4,323 (0.18)

470 (0.02)

3,853 (0.16)

70-79

14,311,272

36,315 (2.54)

33,514 (2.34)

2,801 (0.20)

456 (0.03)

2,345 (0.16)

80歳以上

7,547,881

13,329 (1.77)

11,650 (1.54)

1,679 (0.22)

521 (0.07)

1,158 (0.15)

 

 

 

ワクチン別

 

 

単価

アストラゼネカ

20,348,865

110,511 (5.43)

104,699 (5.15)

5,812 (0.29)

491 (0.02)

5,321 (0.26)

ファイザー

81,183,117

246,902 (3.04)

236,432 (2.91)

10,470 (0.13)

1,180 (0.01)

9,290 (0.11)

モデルナ

25,156,452

113,337 (4.51)

110,588 (4.40)

2,749 (0.11)

297 (0.01)

2,452 (0.10)

ヤンセン

1,511,664

8,893 (5.88)

8,485 (5.61)

408 (0.27)

15 (0.01)

393 (0.26)

ノババックス

974,405

1,292 (1.33)

1,216 (1.25)

76 (0.08)

18 (0.02)

58 (0.06)

スカイコビウォン

5,333

3 (0.56)

3 (0.56)

0 (0.00)

0 (0.00)

0 (0.00)

 

2

モデルナ(BA.1)

1,989,817

960 (0.48)

885 (0.44)

75 (0.04)

15 (0.01)

60 (0.03)

ファイザー(BA.1)

902,092

308 (0.34)

294 (0.33)

14 (0.02)

6 (0.01)

8 (0.01)

ファイザー(BA.4/5)

3,624,912

1,311 (0.36)

1,223 (0.34)

88 (0.02)

17 (0.00)

71 (0.02)

モデルナ(BA.4/5)

239,137

104 (0.43)

101 (0.42)

3 (0.01)

1 (0.00)

2 (0.01)

 

接種次数別

1

44,896,164

241,354 (5.38)

230,926 (5.14)

10,428 (0.23)

645 (0.01)

9,783 (0.22)

2

42,971,086

177,079 (4.12)

171,010 (3.98)

6,069 (0.14)

702 (0.02)

5,367 (0.12)

3

33,644,416

57,121 (1.70)

54,504 (1.62)

2,617 (0.08)

537 (0.02)

2,080 (0.06)

4

7,598,414

5,347 (0.70)

4,947 (0.65)

400 (0.05)

116 (0.02)

284 (0.04)

冬季f

6,775,447

2,710 (0.40)

2,530 (0.37)

180 (0.03)

39 (0.01)

141 (0.02)

2期ワクチン追加接種

50,267

10 (0.20)

9 (0.18)

1 (0.02)

1 (0.02)

0 (0.00)

a.  COVID-19予防接種後に有害事象として報告された件で、医療機関から報告された情報を基に算出したものであり、ワクチンと有害事象間の因果性を示すものではありません。報告現況の分類は、新しい情報が追加された場合、変更される可能性がある。

b. 一般的な有害事象は、予防接種後に接種部位の発赤、痛み、腫れ、筋肉痛、発熱、頭痛、悪寒などよく起こる症状を含む。

c. 重大な有害事象は次のような事例を含む。

死亡、②主要有害事象 : 特別関心有害事象(Adverse Event Special Interest, AESI)、集中治療室入院、生命の危機、永久障害/後遺症など。

d. ヤンセンワクチンの場合、1回の接種だけで基礎接種(1次接種と2次接種)が完了するため、ヤンセン2次の場合は3次統計に、3次の場合は4次統計に追加

e. '21226日以降の累積予防接種件数で、国外機関接種とその他のワクチン接種を除く。

f. 冬季接種終了後の接種件も含まれている。

* 患者状態が死亡に変更された615件を含む全体の死亡累計は2,655(アストラゼネカ678件、ファイザー1,532件、モデルナ364件、ヤンセン18件、ノヴァバックス19件、スカイコビウォン0件、モデルナ(BA.1) 18件、ファイザー(BA.1) 7件、ファイザー(BA.4/5) 18件、モデル案(BA.4/5) 1)

 

 

3. 状況

[3-1.症状別有害事象の報告状況(単価ワクチン)](単位: /10万件接種))

疑い症状

(重複症状を含む)

アストラゼネカ

ファイザー

モデルナ

ヤンセン

ノババックス

スカイコビウォン

頭痛

112,885 (87.4)

30,184

51,420

28,093

2,929

258

1

筋肉痛

109,327 (84.6)

31,628

43,045

32,314

2,062

278

0

めまい

69,382 (53.7)

19,063

35,176

13,393

1,569

180

1

胸痛

64,639 (50.0)

3,848

44,672

15,334

613

172

0

吐き

54,183 (41.9)

13,747

26,842

12,497

978

118

1

発熱

45,161 (35.0)

14,058

14,725

15,392

907

79

0

アレルギ

43,375 (33.6)

12,788

20,872

8,531

1,015

169

0

悪寒

41,094 (31.8)

12,308

14,954

12,968

776

88

0

3日以に接種部位の痛み、赤み、腫れ、腫れ

26,909 (20.8)

6,822

10,922

8,590

438

137

0

嘔吐

24,105 (18.7)

5,992

12,453

5,260

347

53

0

腹痛

19,200 (14.9)

4,168

10,550

4,105

340

37

0

下痢

14,198 (11.0)

2,968

8,068

2,827

304

31

0

リンパ腺炎

7,962 (6.2)

317

5,594

1,980

39

32

0

軟部組織炎(接種部位の膿瘍ではない炎症)

6,853 (5.3)

1,844

1,956

2,924

90

39

0

異常子宮出血

6,308 (4.9)

276

4,758

1,215

30

29

0

節炎

6,007 (4.7)

2,218

2,544

1,082

134

29

0

ひどい局所異常反

3,572 (2.8)

1,244

1,193

1,049

70

16

0

急性麻痺

3,094 (2.4)

890

1,685

456

49

14

0

急性心血管系の損傷

2,638 (2.0)

404

1,722

477

28

7

0

ワクチン連疾患の

2,430 (1.9)

730

1,305

342

46

7

0

血小板減少性紫斑病

1,793 (1.4)

1,084

500

123

86

0

0

1)

1,547 (1.2)

215

865

451

13

3

0

呼吸困難(息苦しさ)

1,375 (1.1)

74

950

246

4

101

0

アナフィラキシ陽性反

1,271 (1.0)

256

811

175

21

8

0

視力低下

1,126 (0.9)

452

471

169

31

3

0

症または

1,050 (0.8)

364

523

137

23

3

0

急性呼吸困難症候群

952 (0.7)

237

553

143

19

0

0

かゆみ

901 (0.7)

72

555

183

1

90

0

痙攣(けいれん・発作)

815 (0.6)

223

455

119

17

1

0

アナフィラキシ

736 (0.6)

90

486

123

33

4

0

凝固障害

515 (0.4)

210

249

41

15

0

0

ギランバレ症候群

433 (0.3)

208

171

34

17

3

0

接種部位膿瘍

395 (0.3)

122

131

133

5

4

0

血小板減少症

362 (0.3)

157

145

51

9

0

0

血栓症

247 (0.2)

116

92

32

4

3

0

急性腎障害

246 (0.2)

65

144

35

1

1

0

多形紅斑

225 (0.2)

87

99

33

6

0

0

急性肝障害

179 (0.1)

50

90

35

3

1

0

喪失

139 (0.1)

36

73

25

4

1

0

器皮膚血管炎

113 (0.1)

58

40

12

3

0

0

骨炎または骨

97 (0.1)

36

50

10

1

0

0

毛細血管漏出症候群

77 (0.1)

30

35

12

0

0

0

器炎症症候群

76 (0.1)

19

44

9

3

1

0

凍傷

53 (0.0)

28

19

4

2

0

0

膜炎

35 (0.0)

4

26

4

1

0

0

33 (0.0)

7

18

7

1

0

0

急性無菌性節炎

30 (0.0)

16

9

4

0

1

0

全身性播種性ビシジア感染症

18 (0.0)

5

8

5

0

0

0

妊婦連異常事例

3 (0.0)

0

3

0

0

0

0

1) 有害事象報告書のその他項目に記入された内容をキーワード「脱毛」で検索し算出した結果、有害事象件数が正確でない。

2) 有害事象報告書のその他項目に記入された内容をキーワード「視力」で検索し算出した結果、有害事象件数が正確でない。

3) 有害事象報告書の「妊婦関連有害事象」項目に記載した場合を基準に算出。

* 単一報告事例内で2つ以上の症状が同時に報告される場合がある。

[ 3-2.症状別有害事象報告状況(2価ワクチン)](単位: (/10万件接種))

疑い症状

(重複症状を含む)

モデルナ(BA.1)

ファイザー(BA.1)

ファイザー(BA.4/5)

モデルナ(BA.4/5)

筋肉痛

759 (11.2)

284

69

379

27

頭痛

534 (7.9)

171

70

269

24

めまい

381 (5.6)

139

47

183

12

アレルギ

368 (5.4)

137

43

172

16

胸痛

251 (3.7)

74

31

135

11

249 (3.7)

94

38

105

12

3日以に接種部位の痛み、赤み、腫れ、腫れ

240 (3.6)

92

25

113

10

吐き

237 (3.5)

77

26

123

11

218 (3.2)

80

26

104

8

呼吸困難(息苦しさ)

215 (3.2)

81

24

99

11

かゆみ

170 (2.5)

72

16

75

7

嘔吐

148 (2.2)

49

12

81

6

腹痛

83 (1.2)

23

6

50

4

下痢

74 (1.1)

20

5

47

2

節炎

70 (1.0)

25

5

35

5

リンパ腺炎

63 (0.9)

8

9

41

5

軟部組織炎(接種部位の膿瘍ではない炎症)

60 (0.9)

25

5

27

3

ひどい局所異常反応

39 (0.6)

16

6

15

2

異常子宮出血

36 (0.5)

7

1

25

3

急性麻痺

29 (0.4)

18

0

11

0

急性心血管系の損傷

26 (0.4)

9

2

15

0

症または

22 (0.3)

9

1

10

2

ワクチン連疾患の

20 (0.3)

7

3

10

0

急性呼吸困難症候群

9 (0.1)

3

1

4

1

ギランバレ症候群

6 (0.1)

5

1

0

0

1)

6 (0.1)

2

1

3

0

視力低下2)

5 (0.1)

2

0

3

0

痙攣(けいれん・発作)

5 (0.1)

2

0

3

0

器炎症症候群

4 (0.1)

1

0

2

1

急性腎障害

4 (0.1)

1

0

2

1

アナフィラキシー様

3 (0.0)

0

0

3

0

多形紅斑

3 (0.0)

0

1

2

0

血小板減少性紫斑病

3 (0.0)

2

0

1

0

アナフィラキシ

2 (0.0)

0

0

2

0

接種部位膿瘍

2 (0.0)

0

1

1

0

急性無菌性節炎

2 (0.0)

2

0

0

0

凝固障害

2 (0.0)

0

0

2

0

急性肝障害

2 (0.0)

0

0

1

1

血栓症

1 (0.0)

1

0

0

0

骨炎または骨

1 (0.0)

0

0

1

0

毛細血管漏出症候群

1 (0.0)

0

1

0

0

器皮膚血管炎

1 (0.0)

0

0

1

0

1 (0.0)

0

0

1

0

血小板減少症

1 (0.0)

0

0

0

1

凍傷

1 (0.0)

1

0

0

0

1) 有害事象報告書のその他項目に記入された内容をキーワード「脱毛」で検索し算出した結果、有害事象件数が正確でない。

2) 有害事象報告書のその他項目に記入された内容をキーワード「視力」で検索し算出した結果、有害事象件数が正確でない。

* 単一報告事例内で2つ以上の症状が同時に報告される場合がある。

 

[ 4-1. コロナ19予防接種以後特別関心有害事例(AESI)申告率]

(単位: /10万件接種)

区分

小計

コロナ19ワクチン種類

アストラ

ゼネカ

ファイザー

モデルナ

ヤンセン

ノババックス

スカイコ

ビウォン

予防接種

129,179,836

20,348,865

81,183,117

25,156,452

1,511,664

974,405

5,333

有害事象申告

480,938

110,511

246,902

113,337

8,893

1,292

3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特別関心有害事象

急性心血管系損傷

2.04

1.99

2.12

1.90

1.85

0.72

-

ワクチン関連悪化した疾患

1.88

3.59

1.61

1.36

3.04

0.72

-

アナフィラキシー様

0.98

1.26

1.00

0.70

1.39

0.82

-

急性呼吸困難症候群

0.74

1.16

0.68

0.57

1.26

-

-

アナフィラキシ

0.57

0.44

0.60

0.49

2.18

0.41

-

凝固障害

0.40

1.03

0.31

0.16

0.99

-

-

ギランバレ症候群

0.34

1.02

0.21

0.14

1.12

0.31

-

血小板減少症

0.28

0.77

0.18

0.20

0.60

-

-

急性腎障害

0.19

0.32

0.18

0.14

0.07

0.10

-

血栓症

0.19

0.57

0.11

0.13

0.26

0.31

-

多形紅斑

0.17

0.43

0.12

0.13

0.40

-

-

急性肝障害

0.14

0.25

0.11

0.14

0.20

0.10

-

喪失

0.11

0.18

0.09

0.10

0.26

0.10

-

器皮膚血管炎

0.09

0.29

0.05

0.05

0.20

-

-

毛細血管漏出症候群

0.06

0.15

0.04

0.05

-

-

-

器炎症症候群

0.06

0.09

0.05

0.04

0.20

0.10

-

凍傷

0.04

0.14

0.02

0.02

0.13

-

-

膜炎

0.03

0.02

0.03

0.02

0.07

-

-

急性無菌性節炎

0.02

0.08

0.01

0.02

-

0.10

-

0.03

0.03

0.02

0.03

0.07

-

-

 

[ 4-2. コロナ19予防接種以後特別関心有害事例(AESI)申告率]

   (単位: , /10万件接種)

 

区分

 

小計

コロナ19ワクチン種類

モデルナ (BA.1)

ファイザー(BA.1)

ファイザー(BA.4/5)

モデルナ (BA.4/5)

予防接種

6,755,958

1,989,817

902,092

3,624,912

239,137

有害事象申告

2,683

960

308

1,311

104

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特別関心有害事象

急性心血管系の損傷

0.38

0.45

0.22

0.41

-

ワクチン連疾患の

0.30

0.35

0.33

0.28

-

アナフィラキシ陽性反

0.04

-

-

0.08

-

急性呼吸困難症候群

0.13

0.15

0.11

0.11

0.42

アナフィラキシ

0.03

-

-

0.06

-

凝固障害

0.03

-

-

0.06

-

ギランバレ症候群

0.09

0.25

0.11

-

-

血小板減少症

0.01

-

-

-

0.42

急性腎障害

0.06

0.05

-

0.06

0.42

血栓症

0.01

0.05

-

-

-

多形紅斑

0.04

-

0.11

0.06

-

急性肝障害

0.03

-

-

0.03

0.42

喪失

-

-

-

-

-

器皮膚血管炎

0.01

-

-

0.03

-

毛細血管漏出症候群

0.01

-

0.11

-

-

器炎症症候群

0.06

0.05

-

0.06

0.42

凍傷

0.01

0.05

-

-

-

膜炎

-

-

-

-

-

急性無菌性節炎

0.03

0.10

-

-

-

0.01

-

-

0.03

-

 



 有害事象の症上位10

     (全体) コロナ19予防接種後の症別有害事象報告率(10万件接種)は、頭痛83.4件、筋肉痛81.0件、めまい51.3件、胸痛47.7件、吐き40.0件の順で高い。

     () 19以下は胸痛、20から49までは頭痛、50から79までは筋肉痛、80以上はめまいの申告率が高かった。

[ 5. 有害事象症状の上位10位分布(年齢帯別)] (単位: , (%, /10万件接種))

 

順位

全体

年齢帯

19歳以下

20-29

30-39

40-49

50-59

60-69

70-79

80歳以上

予防接種

135,935,794

8,182,976

17,474,062

16,266,325

21,411,316

26,173,874

24,568,088

14,311,272

7,547,881

有害事例

483,621

26,734

81,765

78,799

81,339

84,169

81,171

36,315

13,329

1

頭痛

(23.5%, 83.4)

胸痛(24.8%, 81.1)

頭痛

(22.3%, 104.4)

頭痛

(24.0%, 116.3)

頭痛

(24.9%, 94.5)

筋肉痛(25.0%, 80.5)

筋肉痛(24.6%, 81.2)

筋肉痛(22.8%, 57.8)

めまい(20.8%, 36.8)

2

筋肉痛

(22.8%, 81.0)

頭痛

(24.2%, 78.9)

胸痛(21.9%, 102.5)

筋肉痛(21.9%, 105.9)

筋肉痛(24.1%, 91.7)

頭痛

(24.4%, 78.4)

頭痛

(24.1%, 79.6)

頭痛

(20.3%, 51.4)

筋肉痛(20.5%, 36.3)

3

めまい

(14.4%, 51.3)

筋肉痛(16.2%, 52.9)

筋肉痛(20.6%, 96.4)

胸痛(17.9%, 86.6)

胸痛(13.8%, 52.5)

めまい(14.4%, 46.4)

めまい(16.8%, 55.6)

めまい(19.4%, 49.3)

頭痛

(16.1%, 28.4)

4

胸痛

(13.4%, 47.7)

めまい(13.2%, 43.1)

(14.0%, 65.4)

めまい(12.7%, 61.5)

めまい(13.6%, 51.7)

吐き(11.4%, 36.8)

アレルギ(12.3%, 40.6)

吐き(10.5%, 26.5)

(11.4%, 20.1)

5

吐き

(11.3%, 40.0)

(12.6%, 41.3)

めまい(11.6%, 54.5)

吐き(10.9%, 52.8)

吐き(11.3%, 42.8)

アレルギ(10.7%, 34.5)

吐き(11.3%, 37.2)

アレルギ(9.6%, 24.3)

吐き(10.6%, 18.7)

6

(9.4%, 33.4)

吐き(11.9%, 38.8)

吐き(11.6%, 54.4)

(10.5%, 50.7)

(9.0%, 34.2)

胸痛(9.6%, 30.9)

(7.8%, 25.6)

(7.5%, 19.0)

(8.8%, 15.6)

7

アレルギ(9.0%, 32.2)

(6.7%, 22.0)

(9.4%, 44.2)

(9.0%, 43.5)

アレルギ

(8.7%, 32.9)

(8.6%, 27.6)

(6.3%, 20.9)

(6.9%, 17.6)

嘔吐(8.3%, 14.6)

8

(8.5%, 30.4)

アレルギ

(6.0%, 19.6)

アレルギ

(6.7%, 31.4)

アレルギ

(8.1%, 39.1)

(8.2%, 31.3)

(7.7%, 24.7)

3日以に接種部位の症1)

(5.7%, 19.0)

嘔吐

(6.1%, 15.5)

アレルギ

(5.9%, 10.5)

9

3日以に接種部位の症1)

(5.6%, 20.0)

嘔吐 (5.6%, 18.3)

嘔吐 (5.2%, 24.2)

3日以に接種部位の症1)

(5.4%, 26.2)

3日以に接種部位の症1)

(6.5%, 24.9)

3日以に接種部位の症1)

(7.3%, 23.5)

胸痛 (5.7%, 18.9)

3日以に接種部位の症1)

(5.0%, 12.7)

3日以に接種部位の症1)

(4.4%, 7.7)

10

嘔吐

(5.0%, 17.8)

腹痛(5.3%, 17.4)

腹痛(4.3%, 20.1)

嘔吐(4.3%, 20.8)

嘔吐(4.4%, 16.6)

嘔吐(4.8%, 15.4)

嘔吐(5.2%, 17.3)

胸痛(4.9%, 12.6)

腹痛(4.3%, 7.6)

)  3日以の接種部位の症 = 3日以の接種部位の痛み、赤、腫れ

 

5. 重症及び死亡事例

[ 15. 重症事例一般的特徴] 

区分

ワクチン種類

N

%

アストラゼネカ

ファイザー

モデルナ

ヤンセン

ノババックス

モデルナ BA.1

ファイザー BA.1

ファイザー BA4/5




 



性別



1,849

100

613

987

205

23

3

9

3

6

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1,051

56.8

350

539

130

20

1

6

2

3

798

43.2

263

448

75

3

2

3

1

3

年齢



10




20



30



40



50



60



70


80代以上

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

55

3.0

0

49

5

0

0

0

0

1

87

4.7

13

54

19

1

0

0

0

0

97

5.2

14

48

19

16

0

0

0

0

165

8.9

23

99

38

3

0

1

0

1

265

14.3

53

152

55

2

0

3

0

0

416

22.5

311

55

45

0

1

1

1

1

422

22.8

166

225

24

1

1

3

1

2

342

18.5

33

305

0

0

1

1

1

1


礎疾患





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1,434

77.6

512

758

134

11

2

9

3

5

415

22.4

101

229

71

12

1

0

0

1

接種後症状発生期間

 

 

 

 

 

 

 

 


1日未満



1


2


3日以上

354

19.1

96

207

40

6

1

1

1

2

219

11.8

76

109

27

2

1

2

0

2

165

8.9

43

101

15

0

1

2

2

1

1,111

60.1

398

570

123

15

0

4

0

1

 

[ 16. 死亡事例一般的特徴]  (単位:件)

区分

ワクチン種類

N

%

アストラゼネカ

ファイザー

モデルナ

ヤンセン

ノババックス

モデルナ

BA.1

ファイザー

BA.1

ファイザー

BA.4/5



 性別

2,073

100

551

1181

288

16

13

11

4

9

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1,277

61.6

345

683

212

16

7

5

4

5

796

38.4

206

498

76

0

6

6

0

4

年齢帯

10

20

30

40

50

60

70

80代以上

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12

0.6

0

10

2

0

0

0

0

0

55

2.7

1

36

15

2

1

0

0

0

82

4.0

3

50

22

7

0

0

0

0

144

6.9

13

88

40

3

0

0

0

0

264

12.7

37

153

69

3

1

0

0

1

465

22.4

272

100

85

0

3

1

1

3

489

23.6

135

288

51

1

3

6

2

3

562

27.1

90

456

4

0

5

4

1

2

基礎疾患


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1,772

85.5

488

1013

227

12

12

11

2

7

300

14.5

63

167

61

4

1

0

2

2

接種後死亡期間

 

 

 

 

 

 

 

 


1日未満



 1




2



3日以上

94

4.5

31

48

9

0

1

2

1

2

122

5.9

38

61

21

1

0

0

0

1

98

4.7

27

60

8

1

1

0

0

1

1,758

84.8

455

1011

250

14

11

9

3

5

剖検

実施

未実施

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

552

26.6

157

283

97

10

0

1

2

2

1,521

73.4

394

898

191

6

13

10

2

7


2023/11/11

'23~'24節季コロナ19予防接種年齢別状況(2023年11月9日現在)

原文リンク 



新型コロナワクチン年齢別接種状況 (2023年11月9日現在)

 (高リスク群10月19日より接種開始、一般11月1日より接種開始)

연령별 접종 현황표 - '23~'24절기 코로나19 예방접종 합계 및 인구 연령별 신규,누적, 접종률로 구성
区分'23~'24節季コロナ19予防接種
新規累積接種率
合計125,1313,169,0096.4%
80歳以上29,329798,50133.3%
75 ~ 7919,738600,66435.2%
70 ~ 7422,072663,71429.3%
65 ~ 6925,073744,33221.9%
60 ~ 6413,241161,0943.8%
50 ~ 599,775121,5331.4%
40 ~ 493,39844,6600.6%
30 ~ 391,37418,5570.3%
20 ~ 2990011,3560.2%
18 ~ 19731,1540.1%
12 ~ 171413,2210.1%
172230%

*予防接種統合管理システム登録人口現況(居住者不明者及び在外国民を除く、出生・死亡申告の遅延及び転入申告などで変動しうる)

2023/11/10

新型コロナ19ワクチン接種状況点検、高リスク群への接種を強調

 原文リンク  2023年11月10日

 

疾病管理庁、京畿道で新型コロナ19ワクチン接種状況点検後、高リスク群への接種を強調

- 京畿道医師会・自治体説明会及び感染脆弱施設の現場訪問

 - 65歳以上の高齢者10人中約2.9人がコロナ19予防接種完了

 - 感染時、重症・死亡リスクが高い高リスク群は積極的な接種参加を要請

 

  疾病管理庁は11月10日(金)、京畿道医師会と自治体説明会を開催し、▲京畿道水原にある療養病院を訪問してコロナ19ワクチンの接種状況を点検し、積極的な接種参加を強調した。

 

  政府は、9月に発表した2023-'2024節季コロナ19予防接種推進計画に基づき、10月19日(木)から65歳以上の高齢者、12-64歳の免疫低下者、感染脆弱施設*の入院・入所・従事者などの高リスク群への接種を開始し、11月1日(水)から全国民を対象に接種を行っている

  * 療養病院・施設、ホームレス施設、障害者施設、精神保健増進施設など。

 

  防疫措置が緩和され、冬季に入り新型コロナウイルスの安定的な管理と高リスク群の保護のため、新型コロナウイルスのワクチン接種の重要性がさらに高まり、疾病管理庁現場訪問を通じて地域の医療界とのコミュニケーション・協力を強化し、感染脆弱施設訪問接種チームの運営、高リスク群向けの広報の強化*など、接種率の向上に努めている。

  *  高齢者福祉館・ 高齢者集会所に案内文配布、地下鉄のスクリーンドア・KTX内の映像広告等

 

  一方、11月9日18時現在、65歳以上の累積接種者は2,807,211人、累積接種率は28.7%で、昨年同期の接種率(8.9%)の約3.2倍であり、65歳以上の接種者のうち29.3%がインフルエンザワクチンを同時接種した。

  疾病管理庁チェ・ジョンギュン次長「2023-2024節季のコロナ19の 接種率が昨年に比べて高い傾向を示しているが、まだ高リスク層を保護するには十分なレベルではない」と明らかにし,

  高リスク群、特に65歳以上の高齢者は、この冬を健康に過ごすために、新型コロナウイルス感染症の新規ワクチン接種に積極的に参加するよう呼びかけた