2022/08/18

2022年8月18日(木)コロナウイルス発生状況

 原文リンク 

1. コロナ19国内発生状況

区分

8.12.

8.13.

8.14.

8.15.

8.16.

8.17.

8.18.

入院中

危重症

453

469

512

521

563

469

470

死亡者*

58

67

57

50

37

42

61

入院

630

663

592

417

450

648

705

*死亡報告集計日に基づいており実際の死亡日と差異がある可能性がある   

< 性別・年齢別死亡及び危重症状況 >

区分

新規死亡

(%)

死亡累計

(%)

致命率(%)

危重症

構成比(%)

61

(100.00)

25,813

(100.00)

0.12

470

(100.00)

性別

31

(50.82)

12,597

(48.80)

0.12

262

(55.74)

30

(49.18)

13,216

(51.20)

0.11

208

(44.26)

年齢

80相以上

32

(52.46)

15,170

(58.77)

2.38

218

(46.38)

70-79

16

(26.23)

5,951

(23.05)

0.55

111

(23.62)

60-69

8

(13.11)

3,035

(11.76)

0.14

75

(15.96)

50-59

4

(6.56)

1,075

(4.16)

0.04

29

(6.17)

40-49

0

(0.00)

353

(1.37)

0.01

14

(2.98)

30-39

0

(0.00)

120

(0.46)

0.00

16

(3.40)

20-29

0

(0.00)

65

(0.25)

0.00

2

(0.43)

10-19

1

(1.64)

15

(0.06)

0.00

3

(0.64)

0-9

0

(0.00)

29

(0.11)

0.00

2

(0.43)

* 致命率(%) = 死亡者数 / 確診者数 × 100

* 危重症 : 高流量(high flow) 酸素療法人工呼吸器, ECMO(体外膜酸素供給), CRRT(持続的腎機能代替療法) などで隔離治療中の患者

* 死亡者集計は死亡報告集計日基準で、実際の死亡日と差がある場合がある

※ 上記統計は全て今後の疫学調査過程で変更がありうる

国内発生177,941人、海外流入事例は633人が確認され、新規確診者は合計178,574人で、総累積確診者数は21,861,296人(海外流入53,537人)である。

2. コロナ19治療病床および在宅治療状況

区分

(単位: 床)

危重症

準重症

中等症

軽症

重患者専門治療病

準重症患者病院

感染症専門病院

生活治療センター

保有

使用

 

使用可

保有

使用

 

使用可

保有

使用

 

使用可

保有

使用

 

使用可

%

%

%

%

全国

1,790

813

45.4

977

3,117

1,887

60.5

1,230

2,282

999

43.8

1,283

116

23

19.8

93

首都圏

1,218

556

45.6

662

2,065

1,375

66.6

690

1,040

453

43.6

587

116

23

19.8

93

非首都圏

572

257

44.9

315

1,052

512

48.7

540

1,242

546

44.0

696

0

0

0

0

在宅治療人数

新規在宅治療者(8月17日)

701,663

177,979

 

3. コロナ19予防接種状況

 

【コロナ19予防接種状況(単位 : 名, %)】

区分

直前累計(A)

週間新規接種(B)1)

累積接種(A+B)1)

人口2)対比接種率

全体

5+

12+

18+

1

45,094,754

2,864

45,097,618

87.9

89.9

95.7

97.4

2

44,658,277

2,346

44,660,623

87.0

89.1

94.8

96.6

3

33,502,558

17,436

33,519,994

65.3

66.8

71.2

75.0

4

6,400,225

309,463

6,709,688

13.1

 

 

15.1

1)ヤンセンワクチンの場合、1回接種で基礎接種が完了するため、ヤンセン1次接種は「1次接種」と「2次接種」の統計に

すべて追加し、ヤンセン2次の場合は3次統計に追加。

2) ’21年12月行政安全部住民登録人口現況(居住者)基準(居住不明者、在外国民を除く)

 ※ 全接種者のうち外国人を除く国民(住民登録人口)接種率は、1次接種84.2%、2次接種83.4%、3次接種62.6%、4次接種12.8%


 ワクチン種類別接種状況(単位:名)


区分

1次接種

2次接種

3次接種

4次接種

週間新規

累積

週間新規

累積

週間新規

累積

週間新規

累積

2,864

45,097,618

2,346

44,660,623

17,436

33,519,994

309,463

6,709,688

PF

2,084

25,473,977

1,462

27,072,334

13,224

22,499,497

236,349

5,525,597

M

46

6,814,295

35

6,640,240

2,032

10,891,014

54,737

754,486

AZ

-

11,077,452

-

9,244,043

-

2,382

-

16

J1)

20

1,517,078

 

 

-

26,942

3

34

NVX

714

128,629

829

103,256

2,180

91,868

18,374

429,540

その他ワクチン2)

-

86,187

-

83,672

-

8,291

-

15

  1)ヤンセンワクチンは一次接種で基礎接種が完了し、二次接種としてワクチン使用しない

  2) その他ワクチンは、国外許可ワクチン(国内未承認ワクチン(WHO承認ワクチン))の接種歴が登録された者(シノファーム、シノバックなど)


 国内ワクチン残余量(単位:万回分)


ファイザー

ファイザー

(小児用)

モデルナ

ヤンセン

ノババックス

1,474.8

905.9

19.5

308.7

198.4

42.3

 

上記統計資料は予防接種登録状況により変動可能な暫定統計である(接種機関残余量含む)


 年齢別確診者状況 (8月18日0時現在)

区分

8.12

8.13

8.14

8.15

8.16

8.17

8.18

国内確診者数

128,213

124,087

119,104

61,670

83,647

180,236

177,941

60歳以上

確診者数

28,896

29,429

29,105

12,914

16,275

39,892

40,923

%

22.5

23.7

24.4

20.9

19.5

22.1

23.0

18歳以下

確診者数

21,779

21,675

22,029

12,889

15,551

28,907

31,758

%

17.0

17.5

18.5

20.9

18.6

16.0

17.8

 

 海外流入確診者状況 (8月18日0時現在) 

 

< 海外流入確診者状況(‘20年1月3日以降累計)  >

区分

合計

(推定)流入国家

確認段階

国籍

中国

アジア(中国除)

ヨーロッパ

アメリカ

アフリカ

大洋州

未確認

検疫段階

地域社会

内国人

外国人

新規

633

12

449

69

85

2

16

0

35

598

496

137

類型

53,537

648

28,474

9,116

12,373

1,780

1,146

0

12,475

41,062

33,044

20,493

(1.2%)

(53.3%)

(17.0%)

(23.1%)

(3.3%)

(2.1%)

(0.0%)

(23.3%)

(76.7%)

(61.7%)

(38.3%)

 

 

 最近1週間検査及び確診者状況 (8月12日~8月18日) (単位 : 件, 名, %))

区分

8.12

8.13

8.14

8.15

8.16

8.17

8.18

週間累計

総累計

総検査件数1)

218,651

192,459

123,493

128,141

161,882

324,331

集計中

1,148,957

184,687,265

 

選別診療所(統合)

検査件数2)

144,499

120,124

74,665

84,958

113,365

304,871

155,372

997,854

37,355,592

新規確診者数3

128,675

124,559

119,561

62,065

84,109

180,803

178,574

878,346

21,861,296

1)(総検査件数)検査機関(医療機関、検査専門機関(受託)、保健環境研究院)から報告されたPCR検査件数を報告日基準で集計した数値で、報告機関の状況により変動する可能性のある暫定統計である。

 *感染脆弱施設先制検査、海外入国者検査、医療機関・施設の入院・入所前検査、確認者経過観察中検査など

2)(選別診療所(統合)検査件数)選別診療所(統合)PCR検査件数をシステムを通じて集計した数値

3)(新規確診者数)コロナ19情報管理システムに報告されたPCR陽性者数と専門家用迅速抗原検査(RAT)陽性者数

2022/08/17

「確診者数」中心で、手をこまねいてばかりの100日…「コロナの前に率直になろう」2022年8月17日

 原文リンク 2022年8月17日 

[8月17日報道説明資料] イデイリー報道関連

「確診者数」中心で、手をこまねいてばかりの100日間…「コロナの前に率直にならなければ」 

 防疫当局は、オミクロン変異の伝播力、致命率などを考慮して、確診者抑制ではなく高リスク群保護中心の対応戦略を一貫して推進中

 

 韓国のコロナ19対応は、BA5流行を先に経験した先進国と同じ基調であり、世界的な普遍性を持つ戦略 

 

(8月17日 イデイリー、「確診者数を放っておいて手をこまねいてばかりの100日…“コロナの前に率直になろう”」報道関連)

 

 記事の主な内容 

  「確診者数」中心の生産的でない攻防から抜け出さなければならず、国民が体感できる根拠中心の防疫戦略が必要

 

 説明内容 

  防疫当局は、オミクロン流行以降('22年1月~)防疫戦略の目標を「確診者抑制」ではなく「感染に脆弱な高リスク群集中管理による健康被害最小化」に転換し、一貫して推進しています。

 

  防疫当局は、十分な治療剤や病床の確保、高い予防接種率など、これまで拡充された対応能力をもとに、時間制限、集会制限などの一律的な社会的距離確保をせずに防疫・医療体系を中心に再流行に対応することを決めました。

 

  - これはBA5の流行を先に経験した他の先進国と同じであり、世界的な普遍性を持つ根拠中心の対応戦略といえます。

  危機対応戦略の方向は、感染症の特性と流行様相及び対応能力などを考慮して効果が立証された対応手段を適時に適用することです。 

  -  従来使用されていた対応手段のうち、現時点で効果と有用性の根拠がある手段は続けて使用します。

 

  防疫当局はこれまでに準備された対応力量に基づいて日常回復基調を維持しながら、社会経済被害最小化と高リスク群保護のために最善を尽くします


参考

 

 ドイツ⸱アメリカ⸱韓国再流行対応方針比較

 

 国別対応方針の比較

 

区分

ドイツ

アメリカ

韓国

発生動向

BA.5型変異が優勢化(77%)し、*発生が最近1週減少(5週連続増加後)、死者数の減少勢は持続(25週)

BA.5型変異が優勢化(65%)し、確診者と死者数が増減を繰り返す傾向*で、最近1週間発生および死亡者数減少(7月9日)

BA.5型変異占有が上昇(35%)しており、確診者が大きく上昇中、死亡者数も持続拡大傾向(7月1週)

ワクチン

▪ワクチン接種キャンペーン

ワクチン、ブースター接種、治療薬(パクスロビドなど)へのアクセシビリティの向上

未接種者と高齢層の4次接種を促す

▪4次接種対象の拡大と勧告強化

▪予防的抗体注射剤(イブシールド)活用

治療剤

▪治療剤活用拡大

十分な量を確保

▪療養病院,施設 治療剤の迅速供給

▪新規治療剤導入検討(サビサブリン)

診断

▪迅速抗原検査無料方案

▪高品質マスクや自己検査キットなど広く利用できる検診器具を無料化

▪高リスク群無料PCR(最大日85万人)検査能力維持

▪流行拡散時の臨時選別診療所拡大運営検討

高危険群

▪基礎疾患者保護

免疫抑制者に対する保護を優先する

▪18歳以上の基礎疾患の接種勧告

▪高リスク群で経口治療剤優先処方

医療対応体系

電子情報制(~9月)用意で使用可能集中治療室を活用

-

▪拠点専用病院で感染脆弱施設患者病床優先配分

▪十分な病状確保の推進

距離確保

⸱自発的防疫

統一された衛生規則と制限措置を通じて、学校と幼稚園閉鎖自制

▪施設所有者・運営者が換気を改善するよう勧告

▪全国民対象の距離確保は、なるべくしない、日常と社会活動を持続しながら、自ら距離を置く実践

▪マスク、手洗い、換気など基本防疫規則自発的遵守

その他

感染防止法の改正

ホームページ(COVID.gov)を通じてマスクを着用するための明確な勧告を提示し、人々に最新の情報を提供する

▪防疫戦略に対する国民受容強化のために対国民のブリーフィング・コミュニケーションを強化