2022/05/25

異常反応疑い事例の報告状況(2022年5月19日)

 原文リンク (2022年5月19日発表)

. 異常反応疑い事例の報告状況

 1. 総括

   コロナ19ワクチンの異常反応疑い届は469,293件(接種10万件当たり377.7件)

   一般的な異常反応は450,916件(96.1%)、重大な異常反応は18,377件(3.9%)


[表 1. 異常反応疑い事例申告の状況](単位: 件(件/接種10万件))

区分

予防接種e

全体異常反応a

一般異常反応b

重大異常反応c

小計

(++)

死亡

アナフィラキシー疑い

主要異常反応

全体

124,262,715

469,293

450,916

18,377

1,613

1,954

14,810

(377.7)

(362.9)

(14.8)

(1.3)

(1.6)

(11.9)

1次

44,808,793

239,795

229,502

10,293

596

1,522

8,175

(535.2)

(512.2)

(23.0)

(1.3)

(3.4)

(18.2)

2次

42,829,509

174,469

168,697

5,772

588

326

4,858

(407.4)

(393.9)

(13.5)

(1.4)

(0.8)

(11.3)

3次d

33,158,122

53,596

51,369

2,227

399

104

1,724

(161.6)

(154.9)

(6.7)

(1.2)

(0.3)

(5.2)

4次

3,466,291

1,433

1,348

85

30

2

         53

(41.3)

(38.9)

(2.5)

(0.9)

(0.1)

(1.5)

 a.コロナ19の予防接種以降、異常反応と疑われ、報告されたのは医療機関から報告された情報に基づいて算出され、ワクチンと異常反応の間の因果性を提示するものではない。報告状況分類は、新しい情報を追加すると変更されることがあります

   b.一般的な異常反応には、予防接種後の接種部位の発赤、痛み、腫れ、筋肉痛、発熱、頭痛、悪寒など、一般的に発生する症状が含まれます。

   c.重大な異常反応には以下の事例が含まれます

      ①死亡、②アナフィラキシーの疑い(アナフィラキシー様反応を含む)

      ③主な異常反応:特別関心異常反応(Adverse Event Special Interest、AESI)、集中治療室入院、生命危篤、永久障害/後遺症など

   d.ヤンセンワクチンの場合、1回接種のみで基礎接種(1次接種と2次接種)が完了するので、ヤンセン2次の場合3次統計に、3次の場合4次統計に追加

   e. ’21年2月26日以後、累積予防接種件数を反映したもので予防接種現況表の予防接種件数と異なる


2. 性別申告状況 

[表 2. 性別異常反応疑い事例申告の現状](単位: 件(件/接種10万件))

区分

予防接種e

全体異常反応a

一般異常反応b

重大異常反応c

小計

(++)

死亡

アナフィラキシー疑い

主要異常反応

全体

61,520,442

168,871

160,404

8,467

1,026

597

6,844

(274.5)

(260.7)

(13.8)

(1.7)

(1.0)

(11.1)

1次

22,426,755

84,339

79,849

4,490

369

481

3,640

2次

20,966,212

62,567

59,831

2,736

390

86

2,260

3次d

16,494,242

21,321

20,123

1,198

251

30

917

4次

1,633,233

644

601

43

16

0

27

全体

62,742,273

300,422

290,512

9,910

587

1,357

7,966

(478.8)

(463.0)

(15.8)

(0.9)

(2.2)

(12.7)

1次

22,382,038

155,456

149,653

5,803

227

1,041

4,535

2次

21,863,297

111,902

108,866

3,036

198

240

2,598

3次d

16,663,880

32,275

31,246

1,029

148

74

807

4次

1,833,058

789

747

42

14

2

26

 a.コロナ19の予防接種以降、異常反応と疑われ、報告されたのは医療機関から報告された情報に基づいて算出され、ワクチンと異常反応の間の因果性を提示するものではない。報告状況分類は、新しい情報を追加すると変更されることがあります

   b.一般的な異常反応には、予防接種後の接種部位の発赤、痛み、腫れ、筋肉痛、発熱、頭痛、悪寒など、一般的に発生する症状が含まれます。

   c.重大な異常反応には以下の事例が含まれます

      ①死亡、②アナフィラキシーの疑い(アナフィラキシー様反応を含む)

      ③主な異常反応:特別関心異常反応(Adverse Event Special Interest、AESI)、集中治療室入院、生命危篤、永久障害/後遺症など

   d.ヤンセンワクチンの場合、1回接種のみで基礎接種(1次接種と2次接種)が完了するので、ヤンセン2次の場合3次統計に、3次の場合4次統計に追加

   e. ’21年2月26日以後、累積予防接種件数を反映したもので予防接種現況表の予防接種件数と異なる


3. 年齢別申告状況

 [表 3. 年齢別異常反応疑い事例申告状況](単位: 件(件/接種10万件))

区分

予防接種e

全体異常反応a

一般異常反応b

重大異常反応c

小計

(++)

死亡

アナフィラキシー疑い

主要異常反応

19歳以下

全体

7,895,716

25,989

25,239

750

9

174

567

(329.2)

(319.7)

(9.5)

(0.1)

(2.2)

(7.2)

1

3,483,824

10,828

10,456

372

0

132

240

2

3,301,333

12,566

12,246

320

9

30

281

3d

1,110,467

2,595

2,537

58

0

12

46

4

92

0

0

0

0

0

0

20-29

全体

16,903,765

80,788

78,848

1,940

39

515

1,386

(477.9)

(466.5)

(11.5)

(0.2)

(3.0)

(8.2)

1

6,577,916

40,526

39,318

1,208

13

416

779

2

6,447,125

32,491

31,892

599

21

78

500

3d

3,871,953

7,766

7,634

132

5

21

106

4

6,771

5

4

1

0

0

1

30-39

全体

15,796,074

77,572

75,337

2,235

76

424

1,735

(491.1)

(476.9)

(14.1)

(0.5)

(2.7)

(11.0)

1

6,442,751

43,065

41,596

1,469

28

353

1,088

2

5,390,908

26,916

26,346

570

38

54

478

3d

3,951,536

7,583

7,387

196

10

17

169

4

10,879

8

8

0

0

0

0

40-49

全体

20,776,006

79,187

76,667

2,520

124

381

2,015

(381.1)

(369.0)

(12.1)

(0.6)

(1.8)

(9.7)

1

7,796,575

39,788

38,331

1,457

43

292

1,122

2

7,426,222

30,818

30,023

795

55

67

673

3d

5,522,205

8,562

8,295

267

25

22

220

4

31,004

19

18

1

1

0

0

50-59

全体

23,927,280

81,792

78,845

2,947

236

246

2,465

(341.8)

(329.5)

(12.3)

(1.0)

(1.0)

(10.3)

1

8,447,081

38,682

37,067

1,615

96

182

1,337

2

8,223,744

33,461

32,513

948

85

49

814

3d

7,135,486

9,588

9,206

382

55

15

312

4

120,969

61

59

2

0

0

2

60-69

全体

21,075,913

77,772

73,789

3,983

362

126

3,495

(369.0)

(350.1)

(18.9)

(1.7)

(0.6)

(16.6)

1

6,749,304

46,212

43,903

2,309

128

92

2,089

2

6,723,079

20,931

19,826

1,105

129

23

953

3d

6,434,430

10,127

9,587

540

98

10

432

4

1,169,100

502

473

29

7

1

21

70-79

全体

11,767,024

33,833

31,333

2,500

346

50

2,104

(287.5)

(266.3)

(21.2)

(2.9)

(0.4)

(17.9)

1

3,529,336

16,351

15,109

1,242

120

31

1,091

2

3,550,785

11,762

10,925

837

115

11

711

3d

3,399,761

5,193

4,796

397

104

7

286

4

1,287,142

527

503

24

7

1

16

80歳以上

全体

6,120,937

12,360

10,858

1,502

421

38

1,043

(201.9)

(177.4)

(24.5)

(6.9)

(0.6)

(17.0)

1

1,782,006

4,343

3,722

621

168

24

429

2

1,766,313

5,524

4,926

598

136

14

448

3d

1,732,284

2,182

1,927

255

102

0

153

4

840,334

311

283

28

15

0

13

 a.コロナ19の予防接種以降、異常反応と疑われ、報告されたのは医療機関から報告された情報に基づいて算出され、ワクチンと異常反応の間の因果性を提示するものではない。報告状況分類は、新しい情報を追加すると変更されることがあります

   b.一般的な異常反応には、予防接種後の接種部位の発赤、痛み、腫れ、筋肉痛、発熱、頭痛、悪寒など、一般的に発生する症状が含まれます。

   c.重大な異常反応には以下の事例が含まれます

      ①死亡、②アナフィラキシーの疑い(アナフィラキシー様反応を含む)

      ③主な異常反応:特別関心異常反応(Adverse Event Special Interest、AESI)、集中治療室入院、生命危篤、永久障害/後遺症など

   d.ヤンセンワクチンの場合、1回接種のみで基礎接種(1次接種と2次接種)が完了するので、ヤンセン2次の場合3次統計に、3次の場合4次統計に追加

   e. ’21年2月26日以後、累積予防接種件数を反映したもので予防接種現況表の予防接種件数と異なる


4. ワクチン別申告状況

[表 4. ワクチン種類別異常反応 疑い事例申告の状況](単位: 件(件/接種10万件))

区分

予防接種d

全体異常反応a

一般異常反応b

重大異常反応c

小計

(++)

死亡

アナフィラキシー疑い

主要異常反応

アストラゼネカ

全体

20,348,844

109,732

104,042

5,690

440

332

4,918

(539.3)

(511.3)

(28.0)

(2.2)

(1.6)

(24.2)

1

11,097,336

83,679

79,548

4,131

250

290

3,591

2

9,251,379

26,052

24,494

1,558

190

41

1,327

3

129

1

0

1

0

1

0

ファイザー

全体

77,446,338

238,819

229,105

9,714

916

1,266

7,532

(308.4)

(295.8)

(12.5)

(1.2)

(1.6)

(9.7)

1

25,345,314

104,283

99,622

4,661

280

955

3,426

2

26,899,485

97,452

93,964

3,488

333

236

2,919

3

22,231,586

35,872

34,377

1,495

275

73

1,147

4

2,969,953

1,212

1,142

70

28

2

40

モデルナ

全体

24,488,359

111,175

108,640

2,535

235

292

2,008

(454.0)

(443.6)

(10.4)

(1.0)

(1.2)

(8.2)

1

6,765,876

42,728

41,646

1,082

48

219

815

2

6,590,269

50,735

50,013

722

65

46

611

3

10,840,726

17,566

16,843

723

122

27

574

4

291,488

146

138

8

0

0

8

ヤンセン

全体

1,509,105

8,854

8,450

404

14

54

336

(586.7)

(559.9)

(26.8)

(0.9)

(3.6)

(22.3)

1

1,482,758

8,798

8,398

400

13

53

334

3

26,334

56

52

4

1

1

2

4

13

0

0

0

0

0

0

ノババックス

全体

470,069

713

679

34

8

10

16

(151.7)

(144.4)

(7.2)

(1.7)

(2.1)

(3.4)

1

117,509

307

288

19

5

5

9

2

88,376

230

226

4

0

3

1

3

59,347

101

97

4

1

2

1

4

204,837

75

68

7

2

0

5

 a.コロナ19の予防接種以降、異常反応と疑われ、報告されたのは医療機関から報告された情報に基づいて算出され、ワクチンと異常反応の間の因果性を提示するものではない。報告状況分類は、新しい情報を追加すると変更されることがあります

   b.一般的な異常反応には、予防接種後の接種部位の発赤、痛み、腫れ、筋肉痛、発熱、頭痛、悪寒など、一般的に発生する症状が含まれます。

   c.重大な異常反応には以下の事例が含まれます

      ①死亡、②アナフィラキシーの疑い(アナフィラキシー様反応を含む)

      ③主な異常反応:特別関心異常反応(Adverse Event Special Interest、AESI)、集中治療室入院、生命危篤、永久障害/後遺症など

   d.ヤンセンワクチンの場合、1回接種のみで基礎接種(1次接種と2次接種)が完了するので、ヤンセン2次の場合3次統計に、3次の場合4次統計に追加

   e. ’21年2月26日以後、累積予防接種件数を反映したもので予防接種現況表の予防接種件数と異なる

 ※ 患者状態が死亡に変更された551件を含む全死亡累計は2,164件(アストラゼネカ615件、ファイザー1,229件、モデルナ295件、ヤンセン17件、ノババックス8件)

   ※ ノババックスワクチン接種初期資料で接種件数が少なく異常反応届出率変動がひどい場合があり、解析に注意が必要

 

[図 1. コロナ19 予防接種 10万件当たり全体及び重大な異常反応疑い患者届出率(ワクチン別)](単位: 件(件/接種10万件))

그림입니다. 원본 그림의 이름: CLP000038800218.bmp 원본 그림의 크기: 가로 644pixel, 세로 288pixel

 

[図 2. コロナ19 予防接種 1,000件当たり全体及び重大な異常反応疑い患者届出率(次数別・ワクチン別)](単位: 件(件/接種10万件))

그림입니다. 원본 그림의 이름: CLP000038800001.bmp 원본 그림의 크기: 가로 1309pixel, 세로 654pixel

60歳以上の年齢層4次接種の重要性

 原文リンク 

3. 60歳以上の年齢層4次接種を実施

 コロナ19予防接種対応推進団(団長ペク・キョンナン庁長、以下「推進団」)は、60歳以上の年齢層に対する4次接種の重要性を強調した。 

 ○ 最近、危重症患者の86%、死亡者の92%が60歳以上の年齢層に集中しており、特に死亡者のうち80歳以上が55.6%を占めており、追加的な接種による重症・死亡予防の必要性が高まっている。 

 ○  また、イスラエルのコロナ19ワクチン効果研究1)において、3次接種(ファイザー)後のオミクロン変異に対するワクチン効果が7ヶ月間持続し、3次接種に比べ4次接種の重症疾患の発症が3倍減少したことを 確認した。 

    *  (分析期間・対象) オミクロン発生期間('22年1月16日~'22年3月12日)、60歳以上感染患者および重症疾患患者

 

【60歳以上接種後経過期間別重症疾患発生割合(95%CI)】

그림입니다. 원본 그림의 이름: CLP00002214be48.bmp 원본 그림의 크기: 가로 544pixel, 세로 230pixel

 

 60歳以上の年齢層の4次接種は危重症・死亡予防を目指し、特に致命率の高い80歳以上については積極的に勧告する。 

 ○ 3次接種後少なくとも4ヶ月(120日)経過時点から接種でき、mRNAワクチンで接種されることになるが、ノバワックスワクチンでも接種可能である。