□ 予防接種効果分析の結果、3次接種を完了すると接種後確診されても未接種者に比べて重症進行リスクが95.5%減少するため、予防接種は依然として有効な防疫手段であり、高齢層・基礎疾患患者にとって3次接種完了は特に重要である 。
○ 「未接種者確診群」の重症化率は、「3次接種完了後の確診群」に比べて22.1倍、「2次接種完了後の確診群」に比べ3.4倍が高かった。
* 「3次接種後の確診群」は、「未接種者の確診群」に比べて重症(死亡を含む)に進行するリスクが95.5%、「2次接種後の確診群」も「未接種者の確診群」に比べて重症進行のリスクが 70.3%低い
<確診者のうち予防接種歴による年齢別の累積重症化率危険度比較(’22年5月15日現在)> | ||
<전체> | <60-74세> | <75세 이상> |
* 分析対象:2021年4月3日~2022年5月7日確診者17,326,471人
添付 5 |
| コロナ19予防接種効果 |
□ 確診者における予防接種歴による重症進行予防効果
◇ [分析対象] 接種完了群確診した時点から最近(’21年4月3日~’22年5月14日確診者17,561,540人) * '21年2月26日以前の確認者、国外予防接種後の確診、再感染・再検出者、住民登録番号または予防接種情報が不明な確診者の予防接種歴を除く ◇ [分析内容] 確診者の予防接種歴による重症化率 ◇ [予防接種歴分類] - 未接種確診群:コロナ19ワクチン未接種または一次接種後14日未経過後に確診した場合 - 2次接種完了後確診群:コロナ19ワクチン2次接種後14日以上経過後に確診された場合 - 3次接種完了後確診群:コロナ19ワクチン 3次接種後14日以上経過後に確診された場合 ◇ 重症化率:確診後28日以内に危重症または死亡した事例比率 ◇ 重症化予防効果 = 1-(3次接種・2次接種完了後確診群の重症化率/未接種確診群重症化率) |
○ 年齢別の効果の詳細
<確診者のうち予防接種歴による年齢別の累積重症化率及び予防効果>
区分 | 未接種確診群 | 2次接種完了後確診群 | 3次接種完了後確診群 | 予防効果 | |||||||
確診者 | 重症化数 | 重症化率 | 確診者 | 重症化数 | 重症化率 | 確診者 | 重症化数 | 重症化率 | 未接対比 3次 | 未接対比 2次 | |
全体 | 3,929,581 | 60,8191) | 1.55% | 4,847,279 | 22,1711) | 0.46% | 8,529,237 | 5,7211) | 0.07% | 95.5% | 70.3% |
60-74歳 | 99,871 | 4,614 | 4.62% | 215,019 | 2,601 | 1.21% | 1,900,103 | 2209 | 0.12% | 97.4% | 73.8% |
75歳以上 | 69,006 | 8,433 | 12.22% | 67,794 | 4,089 | 6.03% | 670,789 | 6601 | 0.98% | 92.0% | 50.7% |
1)未接種群及び完全接種群間の年齢分布差を補正するため、全確診者の年齢構成比に基づいて期待重症化数を算出
※危重症、死亡は確診後28日間の追跡観察が必要であり、それに応じて関連効果の結果変動がありうる