原文リンク 韓国疾病管理庁 2021年7月24日 報道資料より
疾病管理庁 第2回補正予算3兆6,080億ウォン確定 |
◇ コロナ19予防接種の実施 - コロナ19ワクチン導入、委託医療機関予防接種実施費および接種センター運営費、異常反応管理など安定的予防接種を支援
◇ コロナ19防疫対応強化 - 診断検査費支援、生活支援費・有給休暇費支援、治療および中央防疫備蓄物品の購入、隔離入院治療費支援、変異ウイルス調査・分析拡大などのコロナ19拡散防止のための防疫対応強化 |
□ 病気管理庁(庁長ジョン・ウンギョン)は2021年7月24日(土)、国会本会議で議決された2021年の疾病管理庁所管第2回補正予算が計3兆6,080億ウォンと発表した。
○ 今回の補正予算は、安定したコロナ19予防接種を実施し、防疫対応強化に重点を置いて編成し、 - 最近のコロナ19確診者の急増に応じて、国会審査の過程で防疫対応のための予算が追加されて政府案(3兆3,585億ウォン)に比べ2,495億ウォン増額*された。
* 事業別増額については「添付1」参照
- 増額の内容を反映した最終補正予算の主な内容は次のとおりである。
1. コロナ19の予防接種の実施 |
○ (コロナ19ワクチン導入)コロナ19による致死率の減少と地域社会の拡散防止のために、コロナ19ワクチンの迅速かつ十分な量の確保及び導入の推進に必要な所要反映(+1兆5,237億ウォン)
- 国際需給の不確実性、18歳未満の接種対象拡大などに備えるために、4月追加購入契約したファイザーワクチン(4千万回分)購入費用を反映
- 追加接種と変異ウイルスの対応などのために'22年に導入される国内・外のワクチン契約に必要な前金反映
○(委託医療機関接種施行費)下半期接種加速のために民間委託医療機関を活用したコロナ19予防接種の推進による国家予防接種施行費支援(+2,957億ウォン)
* ‘21年委託医療機関接種回数約6,628万回のうち、既存編成にかかる分(1,500万回)を除く
○(予防接種センターの運営支援)効率的な予防接種実施のために予防接種センター既存267箇所と下半期追加設置予定の15ヶ所の計282カ所の運営費(4ヶ月、+564億ウォン)および医療従事者の人件費(4,192人、+1,557億ウォン)支援
○ (予防接種の副作用の管理)異常反応のための補償を通して国家責任の確保と国民の予防接種の参加を高めるために、
- コロナ19予防接種に起因する異常反応発生時の予防接種被害に対する被害補償(最大4.4億ウォン)支援(2.3万人、+160億ウォン)
* 死亡と障害(33人、90億ウォン)、30万円未満の少額(2.3万人、70億ウォン)
- 重症でありながら因果関係根拠資料不十分で審議された場合、適正範囲の治療費(最大1千万ウォン)支援(200人、+20億ウォン)
2. コロナ19防疫対応強化 |
○(診断検査費支援)コロナ19無症状または軽症の感染源を早期に発見し、地域社会の拡散防止のために選別診療所(保健所、医療機関)と臨時的選別検査所、先制検査などのコロナ19診断検査費用支援(+1兆739億ウォン)
○(生活支援費・有給休暇費支援)コロナ19により自己隔離通知を発行された入院・隔離者の安定的な生活を支えるための生活支援費(57万人、+2,716億ウォン)と有給休暇費(5.4万人、+630億ウォン)支援
*(生活支援費)有給休暇を使用していない入院・隔離者に支援
*(有給休暇費)感染症予防法に基づく有給休暇を提供した事業主に費用支援
○ (コロナ19治療薬購入)コロナ19確診患者急増に応じて既存の重症、軽・中等症治療剤の追加購入や経口治療剤の新規確保(+471億ウォン)
○(中央防疫備蓄物品購入)コロナ19第4次の流行に伴う医療スタッフ及び対応要員などの感染症予防及び拡散防止のために、個人保護具など防疫備蓄物品・追加購入と支援(+211億ウォン)
* 手術用ガウン、ビニールガウン、フェイスシールド、手袋、電動式呼吸保護具など
○(葬祭料支援)コロナ19感染拡散防止と遺族のために先火葬、後葬儀を行った場合、葬儀費用(1人当たり1千万ウォン)など支援(+114億ウォン)
○(隔離入院治療費支援)コロナ19感染伝播防止のため、保健所から入院隔離通知書を発給を受けた内・外国人患者などに隔離・入院治療費(隔離開始から解除日まで)支援(+600億ウォン)
○(コロナ19変異ウイルス調査・分析)変異ウイルス監視を強化するために、遺伝子配列情報の生産と分析量の拡大、変異PCR分析法の導入などの調査・分析強化(+71億ウォン)
○ (選別診療所の検査人員の活動支援)コロナ19長期化と4次の流行に伴う診断検査急増で選別診療所および臨時選別検査所の検査人員等の士気高揚と処遇改善のための活動費一時支援(7千人、3ヶ月、+30億ウォン)
□ 今回の第2回補正予算により2021年、疾病管理庁総支出規模は3兆3,401億ウォンから6兆9,481億ウォンに増加した。
□ 疾病管理庁ジョン・ウンギョン庁長は「補正予算が国会で確定されたことにより、迅速に実施することができるよう滞りなく準備する」と強調しつつ、
○「最近コロナ19第4次流行が本格化されている状況で、拡散防止など防疫対応に力を強化し、併せて下半期接種不足がないようにワクチンの安定需給との円滑な予防接種が行われるように最善を尽くしたい」と述べた。
添付1 |
| 第2回補正予算事業別の内訳 |
(単位 : 億ウォン)
事業名 | ‘21年既存予算* | ‘21年第2回追加 | 主要内容 | ||
政府案 (A) | 国会増減 (B) | 確定 (A+B) | |||
計 |
| 33,585 | +2,495 | 36,080 |
|
コロナ19ワクチン導入 | 33,393 | 15,237 | - | 15,237 | ▪コロナ19ワクチン導入(1兆5,237億ウォン) *21年ファイザー追加購入4千万回分 *'22年導入予定の国内・外のワクチン前金 |
委託医療機関接種施行費 | 865 | 2,957 | - | 2,957 | ▪民間委託医療機関予防接種実施費(5,128万回分) *21年委託医療機関接種回数6,628万回 - 予備費旣編成接種回数1,500万回 |
予防接種センター 運営支援 | 908 | 2,121 | - | 2,121 | ▪センター運営費(282ヶ所、4ヶ月、564億ウォン) ▪医療従事者人件費(4,192人、4ヶ月、1,557億ウォン) |
予防接種異常反応管理 | 10 | 180 | - | 180 | ▪予防接種被害補償金(160億ウォン) *死亡と障害(33人、90億ウォン) *30万ウォン未満の少額(2.3万人、70億ウォン) ▪因果関係不十分治療費(200人、20億ウォン) |
診断検査費支援 | 2,960 | 10,739 | - | 10,739 | ▪コロナ19の診断検査費支援 |
生活支援費・ 有給休暇費支援 | 2,630 | 2,351 | +998 | 3,349 | ▪生活支援費(57万人、2,715億ウォン) ▪有給休暇の費用(5.4万人、630億ウォン) ▪有給休暇の費用支援業務委託(3億ウォン) |
コロナ19治療薬購入 | 303 | - | +471 | 471 | ▪重症治療剤(248億ウォン) ▪軽・中等症治療剤(55億ウォン) ▪経口治療剤(168億ウォン) |
中央防疫備蓄物品購入 | 167 | - | +211 | 211 | ▪個人用保護具など防疫物品購入費(132億ウォン) ▪重症患者用電動式呼吸保護具購入費(79億ウォン) |
葬祭費支援 | 206 | - | +114 | 114 | ▪コロナ19死者の葬儀費用など支援 |
隔離入院治療費支援 | 337 | - | +600 | 600 | ▪コロナ19隔離入院内・外国人 治療費支援 |
コロナ19変異ウイルス調査・分析 | 60 | - | +71 | 71 | ▪変異ウイルスの分析量拡大(15→20%) |
選別診療所検査担当者活動支援 | - | - | +30 | 30 | ▪選別診療所(臨時選別検査所)検査人員などの活動費一時支援 (7千人、3ヶ月、60億ウォン*) *国費(30億ウォン)、地方費(30億ウォン) |
* ’21년 기존예산 : 본예산 + 1회 추경 + 예비비 + 이·전용을 포함한 ’21년 예산 현액