2021/01/24

1月24日(日)発表、韓国のコロナウイルス発生状況

 原文リンク

 2021年月24日0時現在

 累積確診者数75,084名(国内発生68,972名、海外流入6,112名)
 新規感染者は392名で この内国内発生 369名 海外流入 23名
    検査数 24,642件 陽性率 1.59%
 死亡者は12名で累計 1,349名 致命率 1.80

 隔離解除者 62,530名(83.28%)  隔離中11,205名

  危篤・重症患者数 282名


【国内発生確診者現況(2021年1月24日0時2020年1月3日以後累計)

区分

合計

ソウル

釜山

大邱

仁川

光州

大田

蔚山

世宗

京畿

江原

忠北

忠南

全北

全南

慶北

慶南

済州

新規

369

127

19

11

23

17

0

1

11

99

11

12

9

3

1

7

17

1

累計

68,972

22,597

2,440

8,114

3,474

1,389

913

835

161

17,680

1,547

1,424

1,839

920

647

2,736

1,769

487

 

海外流入確診者現況(2021年1月24日0時,2020年1月3日以後累計)】

区分

合計

(推定)流入国家)*

確診段階

国籍

中国

アジア

(中国外)

ヨーロッパ

アメリカ

アフリカ

大洋州

検疫段階

地域社会

内国人

外国人

新規

23

0

11

7

3

2

0

9

14

12

11

累計

6,112

34

2,790

1,051

1,981

234

22

2,653

3,459

3,337

2,775

(0.6%)

(45.6%)

(17.2%)

(32.4%)

(3.8%)

(0.4%)

(43.4%)

(56.6%)

(54.6%)

(45.4%)

* アジア(中国以外) : フィリピン 1, バングラディシュ 1(1), ロシア 2(1), インドネシア 2, インド 1(1), ミャンマー 1, アラブ首長国連邦 1, イラク 1, パキスタン 1(1) ヨーロッパ : ポーランド 2, フランス 2(2), オーストリア 1, クロアチア 1(1), デンマーク 1(1) アメリカ : 米国 3(1) アフリカ : エジプト 1(1), コンゴ民主共和国 1(1)   ※  カッコ内は外国人人数



【確診者管理現況*(2020年1月3日以後累計)】

区分

隔離解除

隔離中

危重症患者**

死亡者

1月23日0時

62,044

11,311

297

1,337

1月24日0時

62,530

11,205

282

1,349

増減

(+)486

(-)106

(-)15

(+)12

 *1月23日0時から1月24日0時までの間に疾病管理本部に報告・受理された資料より。

**危重症患者:高流量(high flow)酸素療法,人工呼吸器、ECMO(体外膜酸素供給)、CRRT(持続的心臓代替療法)の治療を受けている患者

※上記の統計は、すべて今後の疫学調査の過程で変更されることがあります 



 確診者日別現況 (2021年1月24日0時現在, 75,084名)

< 国内申告及び検査現況*(2020年1月3日以後累計)  >

区分

検査人数総計**

結果陽性

検査中

結果陰性

確診者

隔離解除

隔離中

死亡

1月23日0時

5,329,707

74,692

62,044

11,311

1,337

136,629

5,118,386

1月24日0時

5,354,349

75,084

62,530

11,205

1,349

135,765

5,143,500

増減

+24,642

+392

+486

-106

+12

-864

+25,114

*1月23日0時から1月24日0時までの間に疾病管理庁に申告・提出された資料基準

   (国費と健康保険給付検査のみが含まれており、確定者の隔離を解除する前の検査などは含まず)

**検査中の件数は当日検査進行中の件数と入力遅延(結果陰性値)件数を含む

※上記の統計は、すべて今後の疫学調査の過程で変更されることがあります



 首都圏臨時選別検査及び確診者状況 (2021年1月24日0時)   

区分

臨時選別検査所数

(箇所)1)

匿名検査(件)

確診者(名)

鼻咽頭塗抹 PCR

唾液 PCR

迅速抗原検査

 

2次 鼻咽頭塗抹 PCR2)

新規

0

13,003

12,959

0

44

0

62

 

ソウル

0

5,887

5,848

0

39

0

27

京畿

0

6,057

6,052

0

5

0

32

仁川

0

1,059

1,059

0

0

0

3

累計

130

1,281,993

1,262,414

4,235

15,300

 443)

3,857

 

ソウル

52

618,358

611,958

1,485

4,899

16

2,005

京畿

70

555,800

542,881

2,719

10,173

27

1,568

仁川

8

107,835

107,575

31

228

1

284

1)(臨時選別検査所数)首都圏(ソウル、京畿、仁川)所在臨時選別検査所設置・運営実績

2)(2次鼻咽頭塗抹PCR)迅速抗原検査結果陽性者に対する確定検査の実施

3)陽性29件、陰性15件  


 

 最近1週間検査及び確診者状況 (2021年1月18日~1月24日)

区分

1.18.

1.19.

1.20.

1.21.

1.22.

1.23.

1.24.

週間累計

総累計

37,980

72,702

71,747

66,099

65,649

74,184

37,645

426,006

6,636,342

 

疑心申告検査者数(名)1)

25,930

53,106

51,804

45,478

44,618

47,484

24,642

293,062

5,354,349

臨時選別検査所検査件数(件)2)

12,050

19,596

19,943

20,621

21,031

26,700

13,003

132,944

1,281,993

新規確診者数(名)

389

386

404

400

346

431

392

2,748

75,084

 

臨時選別検査所確診者数(名)3)

67

49

67

45

55

73

62

418

3,857

1)(疑心申告検査者数)疑心患者申告後検査を行った件数{結果陽性(新規確定者数)+結果陰性+検査中}で、複数回検査件数は含まれていません。

2)(臨時選別検査所の検査件数)首都圏臨時選別検査所匿名検査を通じて前日報告された件数を集計した数値で、重複検査者を含んでいる可能性があり、変動の可能性がある暫定統計です。

3)(臨時選別検査所確診者数)匿名検査確診者は個人情報を確認し、疫学調査などを進めて確診者の統計に反映

2021/01/23

韓国、東部拘置所でのクラスター発生に対する中間報告

 元資料リンク 韓国中央対策本部 2021年1月20日定例ブリーフィング資料より

□ 中央防疫対策本部は、法務部合同調査団を構成して実施したソウル東部拘置所内コロナ19集団発生の疫学調査の中間結果を発表した。 

 

 ○ 拘置所職員確診者発生('20年11月28日)の後、1月20日まで拘置所内確診者は合計1,203人(死亡2人)で累積発生率は、△職員4.9%(27人/552人)、△収容者42.9%(1,176人/2,738人)である。 ※推定曝露時期:'20年11月13日〜21年1月9日


[時期別確診者発生状況]

(単位:件/人、21年1月20日現在)

区分

合計

一斉検査等

全数検査

20.

11.27

∼’21.

1.14

20

21年

1次

12.18

2次

12.23

3次

12.27

4次

12.30

5次

1.2

6次

1.5

7次

1.8

8次

1.11

9次

1.14

10次

1.17

検査

(件)

職員

3,474

112

719

423

416

14

465

-

429

-

27

426

443

収容者

12,074

267

794

2,419

2,019

1,685

1,298

1,122

338

574

549

513

498

確診

(名)

職員

27

11)

23

1

2

-

-

-

-

-

-

-

-

収容者

1,176

-

772)

185

296

260

139

127

70

12

7

2

1

*検査日基準

1)東部拘置所関連最初確診者(指標患者)確定日('20.11.28)

2)東部拘置所関連収容者のうち最初確診者確定日('20.12.14)

 

 ○ 防疫当局は拘置所中で△指標患者(職員)関連の職員を中心とし、1次流行と△無症状の新規入所者を通じた流入と推定される収容者の中心2次流行があったと判断した。

   - 1次流行と2次流行の間に△疫学的接点が観察されず、△ウイルスの遺伝的類似性が低く、△1次流行中の収容者の陽性率は非常に低い*という点で、二つの流行は、それぞれ流入経路が違うと判断した。

   * 収容者中最初の陽性者が確認された12月14日までの収容者の陽性率は0.17%(1人/593人)にすぎ


 - また、△2次流行初期に新規入所者が多い8階と未収容者の発生率が高く、△新規入所者と追加確診者間のウイルスの遺伝的類似性も高く

    - △新規入所者と既存の収容者間の疫学的接点が多数観察されるという点で、2次流行は、新規入所者を通した流入の可能性が高いと判断した。


[2次流行初期の確診者の階/刑確定の有無別発症率]

(単位:%/人、'20.12.19。基準)

階別

刑確定の有無

5階

6

7階

81)

9階

10階

11

12階

未決収容者2)

既決収容者

8.3%

(192/2,318)

10.6%

(21/199)

5.0%

(14/282)

9.4%

(25/267)

40.4%

(120/297)

1.0%

(3/290)

1.4%

(4/283)

0.9%

(2/213)

-

(0/198)

10.6%

(165/1557)

1.6%

(11/671)

* 2020年12月19日1回全数検査直前収容室の位置と刑確定の有無

1)8階の発生率40.4%、その他の階3.5%(相対危険度:11.5倍)

2)未決収容者の発生率10.6%、既決収容者1.6%(相対危険度:6.6倍)

 

○ 現在東部拘置所は、限られた収容室の条件で収容新規入所時、最初の1週間は1人隔離、次の1週間は、新規入所者間の相部屋内共同隔離システムで運営していた。 

  - これにより、隔離解除前検査を実施していない場合は、隔離した後、本収容室の配置の過程での潜伏期間の新規入所者を介して収容棟間と階間の感染拡散の可能性が高かったと把握された。

   

○ また、拘置所内の流行は、△定員を超えた過密収容環境、△拘置所内の共同生活、△裁判所出廷と弁護士接見など収容者間の接点が多く未決収容者中心の拘置所の特性などで拡散され、
 
    - 収容者との接点が多い法務職員を通した収容室間或いは収容棟間の伝播範囲が拡大されたと見られる。


○ これまで中央防疫対策本部は、法務部と合同全矯正施設対象一斉検査を実施*して、去る1月8日矯正施設の集団対応指針を設け

    - 新規収容の14日間の予防分離と混居室に移動前に一斉点検を実施、防疫管理責任者の指定等、独自の対応計画準備などの措置を取ってきた。

     *52の機関65,888人(12月31日~1月13日)

    - 今後も全国矯正施設別防疫計画樹立など矯正施設に特化した再発防止対策を推進して点検していく予定(法務部と合同)である。