2021/01/17

1月17日(日)発表、韓国のコロナウイルス発生状況

原文リンク

2021年月17日0時現在

 累積確診者数72,340名(国内発生66,418名、海外流入5,922名)
 新規感染者は520名で この内国内発生 500名 海外流入 20名
    検査数 29,020件 陽性率 1.79%
 死亡者は13名で累計 1,249名 致命率 1.73

 隔離解除者 58,253名(80.52%)  隔離中12,838名

  危篤・重症患者数 352名


【国内発生確診者現況(2021年1月17日0時2020年1月3日以後累計)

区分

合計

ソウル

釜山

大邱

仁川

光州

大田

蔚山

世宗

京畿

江原

忠北

忠南

全北

全南

慶北

慶南

済州

新規

500

142

32

15

35

14

3

15

1

173

4

7

6

5

15

15

18

0

累計

66,418

21,761

2,308

8,031

3,364

1,330

901

815

143

16,876

1,478

1,385

1,771

898

597

2,658

1,635

467

 


海外流入確診者現況(2021年1月17日0時,2020年1月3日以後累計)】

区分

合計

(推定)流入国家*

確認段階

国籍

中国

アジア

(中国外)

ヨーロッパ

アメリカ

アフリカ

大洋州

検疫段階

地域社会

内国人

外国人

新規

20

0

8

5

7

0

0

8

12

12

8

累計

5,922

34

2,728

1,019

1,907

212

22

2,600

3,322

3,236

2,686

(0.6%)

(46.1%)

(17.2%)

(32.2%)

(3.6%)

(0.4%)

(43.9%)

(56.1%)

(54.6%)

(45.4%)

* アジア(中国以外) : フィリピン 1名(1), ウズベキスタン1(1), インド 1(1), インドネシア 2(1), ロシア 1(1), モルジブ 2, ヨーロッパ : 英国 1, ポーランド 1, スウェーデン 1(1), チェコ 2, アメリカ : 米国 6(1), メキシコ 1(1)   ※ カッコ内は外国人人数


【確診者管理現況*(2020年1月3日以後累計)】

区分

隔離解除

隔離中

危重症患者**

死亡者

1月16日0時

57,554

13,030

360

1,236

1月17日0時

58,253

12,838

352

1,249

増減

(+)699

(-)192

(-)8

(+)13

  *1月16日0時から1月17日0時までの間に疾病管理本部に報告・受理された資料より。

**危重症患者:高流量(high flow)酸素療法,人工呼吸器、ECMO(体外膜酸素供給)、CRRT(持続的心臓代替療法)の治療を受けている患者

※上記の統計は、すべて今後の疫学調査の過程で変更されることがあります


 確診者日別現況 (2021年1月17日0時現在, 72,340)

国内申告及び検査現況*(2020年1月3日以後累計) >

区分

検査人数総計**

結果陽性

検査中

結果陰性

確診者

隔離解除

隔離中

死亡

1月16日0時

5,032,270

71,820

57,554

13,030

1,236

155,639

4,804,811

1月17日0時

5,061,290

72,340

58,253

12,838

1,249

159,385

4,829,565

増減

+29,020

+520

+699

-192

+13

+3,746

+24,754

*1月16日0時から1月17日0時までの間に疾病管理庁に申告・提出された資料基準

   (国費と健康保険給付検査のみが含まれており、確定者の隔離を解除する前の検査などは含まず)

**検査中の件数は当日検査進行中の件数と入力遅延(結果陰性値)件数を含む

※上記の統計は、すべて今後の疫学調査の過程で変更されることがあります

 


 首都圏臨時選別検査及び確診者状況 (2021年1月17日0時)  

区分

臨時選別検査所数

(箇所)1)

匿名検査(件)

確診者(名)

鼻咽頭塗抹 PCR

唾液PCR

迅速抗原検査

 

2次 鼻咽頭塗抹PCR2)

新規

0

16,812

16,767

0

45

0

124

 

ソウル

0

7,663

7,636

0

27

0

52

京畿

0

7,038

7,020

0

18

0

66

仁川

0

2,111

2,111

0

0

0

6

累計

144

1,149,045

1,130,797

4,235

13,971

 423)

3,439

 

ソウル

56

558,034

552,871

1,485

3,664

14

1,773

京畿

75

493,738

480,909

2,719

10,083

27

1,393

仁川

13

97,273

97,017

31

224

1

273

1)(臨時選別検査所数)首都圏(ソウル、京畿、仁川)所在臨時選別検査所設置・運営実績

2)(2次鼻咽頭塗抹PCR)迅速抗原検査結果陽性者に対する確定検査の実施

3)陽性27件、陰性15件 

 

 最近1週間検査及び確診者状況 (2021年1月11日~1月17日)

区分

1.11.

1.12.

1.13.

1.14.

1.15.

1.16.

1.17.

週間累計

総累計

42,043

94,537

92,392

87,625

84,389

87,806

45,832

534,624

6,210,335

 

疑心申告検査者数(名)1)

28,222

62,400

58,227

53,047

52,715

54,196

29,020

337,827

5,061,290

臨時選別検査所検査件数(件)2)

13,821

32,137

34,165

34,578

31,674

33,610

16,812

196,797

1,149,045

新規確診者数(名)

451

537

561

524

512

580

520

3,685

72,340

 

臨時選別検査所確診者数(名)3

78

68

110

50

60

84

124

574

3,439

1)(疑心申告検査者数)疑心患者申告後検査を行った件数{結果陽性(新規確定者数)+結果陰性+検査中}で、複数回検査件数は含まれていません。

2)(臨時選別検査所の検査件数)首都圏臨時選別検査所匿名検査を通じて前日報告された件数を集計した数値で、重複検査者を含んでいる可能性があり、変動の可能性がある暫定統計です。

3)(臨時選別検査所確診者数)匿名検査確診者は個人情報を確認し、疫学調査などを進めて確診者の統計に反映


2021/01/16

韓国、臨時匿名検査所設置1か月間の評価と今後

 原文リンク 2021年1月16日定例ブリーフィング資料より(赤字は筆者

(□ 中央防疫対策本部は首都圏コロナ19臨時選別検査所運営の評価と今後の運営方案次のように説明した。

 

  昨年12月14日からソウル、京畿、仁川の流動人口が多いところ144ヶ所の臨時選別検査所を設置・運営中*である。

    * 距離確保段階延長(1月4日~1月17日)以降、現場条件等を考慮して箇所数の調整(153ヶ所('20年12月14日〜21年1月4日)→144ヶ所(21年1月16日))

   ** 非首都圏の9つの広域市・道でも自発的に臨時選別検査所を設置・運営中

   ('20年12月23日)7ヶ所→('21年1月2日)33ヶ所→('21年1月9日)31ヶ所→('21年1月16日)59ヶ所


 - 過去1カ月間の合計109万9千件(一日平均34,450件)の検体を検査して3,231人の確診者(陽性率0.3%)を早期発見し疫学調査をし管理している。


<首都圏臨時選別検査所検査・確診者の現状('20年12月14日~'21年1月13日)>

그림입니다. 원본 그림의 이름: CLP00002548bb5a.bmp 원본 그림의 크기: 가로 1153pixel, 세로 305pixel

*(人員)515人の医療スタッフ、1,046人の(国防部など)行政支援人員など計1,561人

*(予算)120億ウォン(約12億円)(箇所あたり約8千万ウォン)を支援中


   首都圏臨時選別検査所運営の結果

  △ 検査の利便性・アクセシビリティの向上

  △ 検査量を多くすると確診者の早期発見と地域社会への拡散防止

  △ 臨時選別検査所の非首都圏への拡大などの成果があった。

   

   駅、広場などの移動‧アクセスが便利な場所で、住所・症状の有無にかかわらず、電話番号の確認だけで検査を可能にし、コロナ19の検査を受けやすくしたと評価した。

   

   また、1ヶ月間、首都圏地域総検査量は前月(36万8千件)に比べ4.7倍(172万2千件)に増加しており、臨時選別検査所は、首都圏総検査量の64%を実施し、地域社会感染の早期発見に貢献した

     * 検査ヶ所ごとに1日の検査数は平均、保健所(62件)に比べ4倍以上(臨時選別検査所267件)

   

   また、1ヶ月間の間、首都圏確定者(27,911人)の11%を臨時選別検査所の検査で発見することにより、地域社会の拡散防止に寄与した。

     *ただし、臨時選別検査所確診者の49%が感染者の接触者など疫学的関連があり、有症状者が69%を占めている。

  - ただし、匿名検査で確診された場合には、確診者確認の過程で遅れが発生するので、疫学的関連性がある対象者は必ず保健所選別診療所に案内するなどの改善が必要である。


  防疫当局は成果をもとに、21年2月14日(旧正月の連休特別防疫期間)まで、首都圏130検査所を延長運営し、匿名検査運営体系を補完することと決定した。

    - 市・道の自治体別の流行状況と対象者の検査の受け易さ、検査実績等を考慮して、検査所の統廃合・新設などを調整して、

   -  確診者の接触など疫学的関連性に基づき名前を確認する必要のある対象者と一般無症状の検査者を現場で効果的に分離・管理して、匿名検査確診者対応の問題を一部解決する計画である。

    - 匿名・実名検査の両方に活用できるモバイル問診システム・も開発・適用する

    *コロナ19の診断検査を受ける前に、スマートフォンでQRコードを認識し、問診票の書式に基づいて検査希望者が直接作成

 

   防疫当局は寒波に、選別診療所と一時選別検査所で苦労している医療スタッフと行政支援人員感謝の意を伝え、

    - 国民には確診者の管理と効率的な検査のために、コロナ19の症状があるか、疫学的関連性があり検査が必要な場合は、選別診療所

    - 別に症状はないが、不安で検査を受けたい場合は、臨時選別検査所を訪問して検査を受けるよう要請した。