2020/11/22

11月22日(日)発表、韓国のコロナウイルス発生状況

 原文リンク

 11月22日0時現在

 累積確診者数30,733名(国内発生26,325名、海外流入4,408名)
 新規感染者は330名で この内国内発生 302名 海外流入 28名
    検査数 12,144件 陽性率 2.72%
 死亡者は 2名 累計505名 致命率 1.64%

 隔離解除者 26,466名(86.12%)  隔離中3,762名

  危篤・重症患者数 87名

【国内発生確診者現況(11月22日0時1月3日以後累計)

区分

合計

ソウル

釜山

大邱

仁川

光州

大田

蔚山

世宗

京畿

江原

忠北

忠南

全北

全南

慶北

慶南

済州

新規

302

119

1

0

26

8

0

1

0

74

12

0

11

12

13

6

19

0

累計

26,325

6,995

567

7,117

1,080

540

420

122

67

5,602

470

173

700

164

303

1,579

381

45

 

【海外流入確診者現況(11月22日0時,1月3日以後累計)】

区分

합계

(推定)流入国家*

確認段階

国籍

中国

アジア

(中国外)

ヨーロッパ

アメリカ

アフリカ

大洋州

検疫段階

地域社会

内国人

外国人

新規

28

0

16

3

8

1

0

20

8

15

13

累計

4,408

27

2,176

781

1,279

127

18

2,110

2,298

2,378

2,030

(0.6%)

(49.4%)

(17.7%)

(29.0%)

(2.9%)

(0.4%)

(47.9%)

(52.1%)

(53.9%)

(46.1%)

  アジア(中国以外)  : ウズベキスタン 1名(1), ロシア 10(6), インドネシア 4(1), インド 1, ヨーロッパ : ポーランド 1, ウクライナ 1(1), 英国 1, アメリカ : 米国 8(3), アフリカ : タンザニア 1(1)         ※ カッコ内は外国人の数



【確診者管理現況(11月22日,1月3日以後累計)

区分

隔離解除

隔離中

危重症患者**

死亡者

11月21日0時

26,365

3,535

86

503

11月22日0時

26,466

3,762

87

505

増減

(+)101

(+)227

(+)1

(+)2

* 11月21日0時から11月22日0時までの間に疾病管理本部に報告・受理された資料より。

 **危重症患者高流量(high flow)酸素療法,人工呼吸器、ECMO(体外膜酸素供給)、CRRT(持続的心臓代替療法)の治療を受けている患者

 ※上記の統計は、すべて今後の疫学調査の過程で変更される場合があります



 確診者日別現況 (11月22日0時, 30,733名)

< 国内申告及び検査現況*(1月3日以後累計)>

区分

検査人数総計**

結果陽性

検査中

結果陰性

確診者

隔離解除

隔離中

死亡

11月21日0時

2,896,746

30,403

26,365

3,535

503

51,345

2,814,998

11月22日0時

2,908,890

30,733

26,466

3,762

505

54,029

2,824,128

増減

+12,144

+330

+101

+227

+2

+2,684

+9,130

   * 11月21日0時から11月22日0時までの間に疾病管理本部に申告・提出された資料の基準

 (国費と健康保険給付検査のみが含まれており、確定者の隔離を解除する前のチェックなどは含まず)

**検査中の件数は当日検査進行中の件数と入力遅延(結果陰性値)件数を含む

 ※上記の統計は、すべて今後の疫学調査の過程で変更されることがあります

2020/11/21

コロナは急速に感染拡大するという感染経路の疫学調査例(韓国)

原文リンク

韓国疾病管理庁 2020年11月21日の定例ブリーフィング資料より

  中央防疫対策本部は、日常の中の集団感染の連鎖伝播事例を紹介し、注意を呼びかけた。

 

   最初の事例は、首都圏の中学校/ジム関連集団感染事例として、10月25日の指標患者(最初の患者)が確定さた後、追跡調査を行った結果、

  - 指標患者の家族が会員であるジムAで追加伝播発生

    - ジムAのメンバーが勤務中の研究センターで追加伝播発生

    - 研究センターの職員が会員であるジムBで追加伝播発生

    - ジムBのメンバーが参加した読書会で追加伝播が発生して、合計87人が確定した(11月19日現在)。


  第二の事例は、京畿道軍浦市の医療機関/安養市療養施設関連集団感染の件で10月18日に指標患者が確定された後、追跡調査を行った結果、

    - 指標患者の家族が介護者であった南天病院で追加伝播発生

   - 南天病院入院患者が転院した烏山メディカルリハビリテーション病院で追加伝播発生

    - 指標患者の家族が利用した老人昼間保護センターで追加伝播発生

    - 老人昼間保護センター内の確診者家族の職場である子供愛保育園で追加伝播発生

    - 子供愛保育園園児の家族が会った知人の職場である錦湖老人ホームで追加伝播が発生して、合計166人が確診された(11月18日現在)

韓国の新型コロナ対策 社会的距離確保5段階(11月7日施行)

原文リンク   2020年11月21日作成

韓国政府の社会的距離確保 5段階 改編、(11.7〜)

一部抜粋

かなり細かく規定されているので、日本の参考にしてください。

1段階 変更事項(11.7. 施行)
区分 現在 変更 備考
集会ㆍ行事 ‣室内50人ㆍ室外 100人以上自制 ‣可能

※ 500名以上行事は自治体へ申告·協議必要, 防疫心得義務化

 緩和
スポーツ行事 ‣観客数制限(最大 30%) ‣観客入場(50%) 緩和
マスク着用義務化(違反時過料賦課)   ‣重点·一般管理施設、公共交通機関、医療機関、薬局、介護施設、昼夜間保護施設、集会・デモ会場、屋内スポーツ競技場、高リスク事業所など

※室内設備及び密集屋外でマスク着用勧奨

 新設
民間施設 ‣(訪問販売等)集合禁
‣(高危険施設 11種) 集合制限
‣(学院等光州利用施設) マスク着用等核心防疫心得義務化
‣(教会) 人員制限及び集会での食事禁止
 ‣(重点管理施設) 利用人員制限等核心防疫心得義務化

※ 重点管理施設防疫強化

① 遊興施設 5種 : 人員制限(1名/4㎡)

② 訪問販売等 : 人数制限(1名/4㎡) 及び歌・飲食禁止

③ 歌練習場 : 利用後消毒及び30分後使用

④ 室内スタンディング公演場 : 座席一つ置き

⑤ 室内体育施設 : 人数制限(1名/4㎡)

⑥ 食堂ㆍ喫茶店 : テーブル間 1m 間隔確保, 座席ㆍテーブル一つ置き等

‣(一般管理施設) 通常運営

※ 基本防疫心得 3種(マスク着用, 出入り者名簿管理, 換気ㆍ消毒) 義務化

‣(その他施設) 通常運用 ‣(宗教活動) 座席一つ置き,集会ㆍ食事自粛勧奨(宿泊行事禁止)

 施設再分類及び施設特性を反映して防疫心得
登校   ‣密集度 2/3 原則

※ 地域ㆍ学校の条件により調整可能

 新設
社会福祉施設(保育所含む) ‣運用 ‣徹底した防疫下で運用 -
国公立施設 ‣室内外施設運用制限(最大 50%) ‣通常運用
※ 但し, 競輪ㆍ競馬等は 50% 人数制限
 緩和
機関ㆍ企業 ‣公共: 柔軟ㆍ在宅勤務等人員制限
‣民間: 勤務人員制限勧奨
 ‣柔軟ㆍ在宅勤務実施勧奨

※ 在宅勤務が難しく, 密閉ㆍ密集した作業場はマスク着用義務化

 マスク追加
距離確保段階基準と防疫措置(要約)
区分1段階1.5段階2段階2.5段階3段階
生活防疫地域流行段階全国流行段階
概念生活内距離確保地域的流行開始地域流行急速伝搬、全国的拡散開始全国的流行本格化全国的大流行
状況通常の防疫や医療システムで対応可能な範囲内で流行制御中特定の圏域の医療システムの通常の対応範囲を脅かすレベルで1週間以上の流行持続1.5段階の措置後も継続流行増加の様相を見せ、流行が全国的に広がっている兆し観察医療システムの通常の対応範囲を超えているレベルで全国流行が1週間以上持続または拡大全国的に急激に患者が増加して、医療システムの崩壊の危険に直面している
基準

 - 週平均の日別国内発生確定者数


・首都圏100人、忠清・湖南・慶北・慶南圏30人、江原・済州10人未満

- 週平均毎日の国内発生状況確診者数

· 首都圏 100名, 忠清·湖南·慶北·慶南圏 30名, 江原·済州 10名以上

- 60代以上 週平均毎日の確診者数

· 首都圏 40명,, 忠清·湖南·慶北·慶南圏 10名, 江原·済州 4名以上

次の3種中一つ充足

① 流行圏域で 1.5段階措置 1週経過後, 確診者数が 1.5段階基準の 2倍以上持続

② 2ヶ所以上の圏域で 1.5段階流行が 1週以上持続

③ 全国確診者数 300名超過状況 1週間以上持続

- 全国週平均確診者 400名~500名以上や, 全国2段階と合わせて、連鎖感染など急激な患者の増加の状況

※格上げ時 60代以上新規確診者比率,重症患者病床収容能力等を重視して考慮

- 全国週平均確診者 800~1000名以上か, 2.5段階状況で連鎖感染等急激な患者増加

※格上げ時 60代以上新規確診者比率, 重症患者病床収容能力等重視して考慮

確診メッセージ日常生活と社会経済的活動を維持しつつ、コロナ19予防のため防疫心得遵守地域流行開始, 危険地域は徹底した生活防疫地域流行本格化, 危険地域は不必要な外出と集会自制, 人数の多い集会は公共利用施設利用自制全国流行拡散, なるべく家にとどまり外出·集会公共利用施設利用を最大限自制全国的大流行, 原則的に、家にとどまり他の人との接触を最小化
重要防疫措置(1.公衆利用施設)
重点管理施設利用人数制限など主要防疫心得義務化利用人数制限強化, 危険度の高い活動禁止遊興施設 5種集合禁止訪問販売等直接販売広報館,歌練習場, 室内スタンディング公演場, 集合禁止必須施設以外集合禁止 これ以外の施設も運用制限
以外施設は21時以後運用中断等制限強化, 違反時一発アウト
一般管理施設通常運用
基本防疫心得3種義務化
施設別の特性に応じた利用人数制限利用人数制限の強化、リスクの高い活動を禁止21時以降の運用中断などの制限を強化し、違反した場合一発アウト制

その他施設通常運営マスク着用義務化利用人数制限
国公立施設競輪·競馬等 50% 人数制限競輪·競馬等 20%, 以外施設 50% 人数制限競輪·競馬等中断
以外施設 30% 人数制限
体育施設, 競輪·競馬等運用中断
以外施設 30% 人員制限
室内·外区別なく運用中断
社会福祉施設(保育園を含む)徹底した防疫下で運用

* 流行地域感染拡散様相, 施設別危険度·貿易管理状況等を考慮して必要時一部施設は休館して、緊急保育等必須サービスだけ提供

休館·休院勧奨 緊急保育等は維持
重要防疫措置(2. 日常及び社会・経済的活動)
マスク着用義務化重点·一般管理施設, 公共交通, 医療機関, 薬局, 療養施設, 昼夜間保護施設, 集会·デモ会場, 室内スポーツ競技場, 高危険作業場等1段間に室外スポーツ競技場を追加室内全体, 危険度が高い室外活動室内全体, 2m 以上距離維持が困難な室内
集会·行事500、名以上行事は自治体に申告·協議必要, 防疫心得義務化1段階措置維持, 祝祭等一部行事は 100人以上禁止100人以上禁止50人以上禁止10人以上禁止
スポーツ観覧観客入場(50%)観客入場(30%)観客入場(10%)無観客競技競技中断
交通施設利用マスク着用義務化交通手段(車両)内飲食禁止追加 (国際航空便除外)KTX, 高速バス等 50% 以内で座席販売制限を勧奨 (航空機除外)KTX, 高速バス等 50% 以内で座席販売制限 (航空機除外)
登校密集度 2/3 原則, 調整可能密集度 2/3 遵守密集度 1/3 原則(高等学校 2/3) 最大2/3 内で運用可能密集度 1/3 遵守遠隔授業転換
宗教活動※ 段階調整時、防疫及び集団感染状況により宗教界と協議して具体的措置内容及び対象を決定
座席一つ置き 集会·食事自粛勧奨勧告 (宿泊行事禁止)定期礼拝等座席数の 30% 以内に制限 集会·食事禁止定期礼拝等座席数の 20% 以内に制限 集会·食事禁止非対面, 20名以内に人数制限 集会·食事禁止1人映像だけ許容 集会·食事禁止
職場勤務機関·部署別適正比率 自宅勤務等実施勧奨 (例: 1/5 水準)機関·部署別 在宅勤務等拡大勧奨(例: 1/3 水準)職員の 1/3 以上在宅勤務勧奨必要人員以外在宅勤務等義務化
高危険作業場マスク着用義務化高危険作業場マスク着用, 換気·消毒, 勤労者間距離確保等義務化