2020/04/14

4月14日(火)発表、韓国のコロナウイルス発生状況

原本リンク
月14日0時現在
  総累積確診者数 10,564(海外流入 940(内国人 91.7%))
   新規確診者  27名  この内海外流入者 12名 地域発生 15名
   死亡者 5名増えて 222名
   隔離解除者 7,534(71.3%)  隔離中 2,808 名
区分
総計
結果陽性
検査中
結果陰性
確診者
隔離解除
隔離中
死亡
4月13日0時
518,743
10,537
7,447
2,873
217
13,391
494,815
4月14日0時
527,438
10,564
7,534
2,808
222
14,651
502,223
増減
(+)8,695
(+)27
(+)87
(-)65
(+)5
(+)1,260
(+)7,408


     地域別現況 (4月14日0時基準  10,564)
区分
合計
ソウル
釜山
大邱
仁川
光州
大田
蔚山
世宗
京畿
江原
忠北
忠南
全北
全南
慶北
慶南
済州
検疫
隔離中
2,808
382
20
1,230
46
6
15
8
25
313
19
14
26
9
9
263
31
7
385
隔離解除
7,534
228
103
5,440
42
21
24
33
21
313
29
31
113
8
6
1,029
84
5
4
死亡
222
2
3
152
0
0
0
1
0
13
1
0
0
0
0
50
0
0
0
合計
10,564
612
126
6,822
88
27
39
42
46
639
49
45
139
17
15
1,342
115
12
389
新規
27
2
0
3
1
0
0
1
0
8
0
0
0
0
0
5
0
0
7
海外流入(暫定)
12
0
0
1
1
0
0
0
0
3
0
0
0
0
0
0
0
0
7
地域発生(暫定)

15
2
0
2
0
0
0
1
0
5
0
0
0
0
0
5
0
0
0




 新規規確診者・隔離解除者日別趨勢 (4月14日0時基準  10,564)
  上段 日別 新規確診者(青線) 隔離解除者(灰色の線
  下段 日別累積 隔離解除者(紺色) 確診者(灰色) 隔離中(茶色の線

그림입니다. 원본 그림의 이름: CLP0000197403d7.bmp 원본 그림의 크기: 가로 1001pixel, 세로 523pixel



 確診者地域別発生状況 (4月14日0時基準  10,564)

地域
確診患者数
(%)
人口10万人当
発生率
地域
確診患者数
(%)
人口10万人当
発生率
ソウル
612
(5.79)
6.29
京畿
639
(6.05)
4.82
釜山
126
(1.19)
3.69
江原
49
(0.46)
3.18
大邱
6,822
(64.58)
279.99
忠北
45
(0.43)
2.81
仁川
88
(0.83)
2.98
忠南
139
(1.32)
6.55
光州
27
(0.26)
1.85
全北
17
(0.16)
0.94
大田
39
(0.37)
2.65
全南
15
(0.14)
0.80
蔚山
42
(0.40)
3.66
慶北
1,342
(12.70)
50.40
世宗
46
(0.44)
13.44
慶南
115
(1.09)
3.42
検疫
389
(3.68)
-
済州
12
(0.11)
1.79

 
 
 
総合計
10,564
(100)
20.38


 確診者・死亡者 性別・年齢別現況 (4月14日0時基準  10,564)

区分
確診者
(%)

死亡(%)
致命率(%)
10,564
(100)
222
(100)
2.10
性別
4,256
(40.29)
116
(52.25)
2.73
6,308
(59.71)
106
(47.75)
1.68
年齢
80歳以上
477
(4.52)
106
(47.75)
22.22
70-79
700
(6.63)
65
(29.28)
9.29
60-69
1,338
(12.67)
33
(14.86)
2.47
50-59
1,935
(18.32)
14
(6.31)
0.72
40-49
1,405
(13.30)
3
(1.35)
0.21
30-39
1,126
(10.66)
1
(0.45)
0.09
20-29
2,886
(27.32)
0
(0.00)
-
10-19
565
(5.35)
0
(0.00)
-
0-9
132
(1.25)
0
(0.00)
-
* 致命率 = 死亡者数 確診者数 × 100
   上段 確診者数 年齢別 男女別 棒グラフ
   下段 死亡者数 年齢別 男女別 棒グラフ
그림입니다. 원본 그림의 이름: CLP000118a00004.bmp 원본 그림의 크기: 가로 832pixel, 세로 493pixel
그림입니다. 원본 그림의 이름: CLP000118a00005.bmp 원본 그림의 크기: 가로 829pixel, 세로 487pixel


 年齢別人口10万人当たり発生率グラフ
그림입니다. 원본 그림의 이름: CLP000118a00003.bmp 원본 그림의 크기: 가로 787pixel, 세로 276pixel


  日別死亡者現況 死亡者数(棒グラフ) 致命率(
그림입니다. 원본 그림의 이름: CLP00035d280002.bmp 원본 그림의 크기: 가로 855pixel, 세로 332pixel

 海外流入推定事例現況
  上のグラフ 内国人(緑)、外国人(灰色)
  下のグラフ 中国(茶)、中国以外のアジア(橙)、ヨーロッパ(青)、アフリカ(灰色)、アメリカ大陸(桃)
그림입니다. 원본 그림의 이름: CLP000118a00007.bmp 원본 그림의 크기: 가로 622pixel, 세로 275pixel
그림입니다. 원본 그림의 이름: CLP000118a00006.bmp 원본 그림의 크기: 가로 808pixel, 세로 389pixel

韓国の選別診療所(保健所)での来所者管理手続き(指針より)

韓国の新種コロナウイルス対応基準7-3版(2020年3月15日)より

(PCR検査を受診の時の流れ)

Ⅳ.疑似患者/ 調査対象有症状者 発生時対応

3. 選別診療所(保健所)の来所者管理手続き
(あ) 選別診療所受付
 ○ 患者情報確認、臨床症状・兆候及び(必要時)検査等を通して事例定義による患者分類
  ① 受診者資格照会/DUR/ITS 情報を利用して受付者が質問するなり医師が質問を通して国内外旅行(訪問)歴及び確診患者接触歴等確認
   * DUR/ITSは中国、シンガポール、タイ、香港、ベトナム、マカオ、日本、台湾、マレーシア、イラン、イタリア、だけ提供(20.03.05 基準)して、其の外の国家は問診を通して確認必要
   * DUR(Drug Utilization Review) : 医薬品安全使用サービス、 ITS(International Traveler Information System): 海外旅行歴情報提供プログラム
  ② 現在発熱(37.5℃ 以上)や呼吸器症状(咳、呼吸困難等)があるかどうか確認
    - 非接触式体温計又は鼓膜体温計
  ③ 医者の所見により原因未詳肺炎等コロナウイルス感染症-19が疑われるか確認

(い) 待機 : マスク使用維持、自己問診票作成
(う) 診療
  ○ 臨床症状及び問診確認
  ○ 検査可否決定
  ○ 事例定義による患者分類
  ○ 簡単問診(非接触問診の場合、個人保護具交換の必要は無い)
  ○ 事例定義に該当する場合検体採取案内、事例定義に該当しない場合は診療必要時一般診療(応急室、外来等)案内
(え) 対応手続き
  ○ (患者移動) 隔離空間又は(隔離空間が無い場合)独立空間に移動
  ○ (検査採取及び移送) 検体採取及び専用容器に保管
    ☞ Ⅷ. 実験室検査管理 → 1. 検体採取, 3. 検体運送参照
   - 上気道検体1個 (鼻咽頭と咽喉塗抹)、痰がある場合下気道検体1個追加
   - 検体採取者は個人保護具(保健用マスク(KF94同等以上)、使い捨て防水性長袖ガウン又は全身保護服、使い捨て手袋、ゴーグル又は顔面保護具等)着用
  ○ (発生申告) 管轄保健所に第1級感染症新種感染病症候群発生申告
   ※ 申告書の備考(特異事項)欄に疑似患者選択後 「 疑似患者又は調査対象有症状者」の区分入力
    ☞ Ⅳ. 疑似患者/調査対象有症状者発生時対応参照
  ○ 消毒及び換気
   - 患者動線によりドアノブ、待機椅子、受付窓口、診療室椅子、検体採取室等、器具表面及び床を消毒剤で拭く。
   - 検体採取室が室内の場合30分以上換気、室外の場合は換気不必要だが他の人がいない独立した空間必要
  ♣ この他詳しい事項は「コロナウイルス感染症(COVID)-19 選別診療所」指針参照

(その他案内事項) 検査結果通知方法及び外出自制等保健教育後終了

個人保護具着衣(着用)及び脱衣(除去)

韓国の新種コロナウイルス対応指針7-3版付録より

    個人保護具着衣(着用)及び脱衣(除去)
  着衣(着用)
-     状況による個人保護具勧奨により予め物品を準備して正しい着用順序と方法で着用
 *  髪はきちんと結んだり固定して時計、装身具等を外して汚染防止
*  脱水予防のため保護具着用前水分を補充し予めトイレに行っておくこと。
*  着用後汚染、破損がある場合は措置、行為の間に個人保護具交替
*  内側の手袋が濡れるほどだと勤務者交替
  脱衣(除去)
-     感染源から安全な所(例:隔離病室外の更衣室等)で個人保護具に汚染された感染源が身体部位と周辺を汚染させないように注意して脱衣
-     各保護具は脱いだらすぐ周辺を汚染させないよう注意して正しい順序と方法で脱衣し医療廃棄物箱にすぐに廃棄

区分
KF94 等級の呼吸器保護具と全身保護服使用時順序
PAPRと全身保護服使用時順序



着衣 (着用) 順序
1
手の衛生
手の衛生
2
()手袋
()手袋
3
全身保護服下部
全身保護服
4
靴カバー(又は長靴)
靴カバー(又は長靴)
5
KF94 等級の呼吸器保護具
電動式呼吸器保護具(PAPR)4)
6
ゴーグル(又は顔面保護具)
フード
7
全身保護服上体フード着用及び合わせる
電動式呼吸器保護具とフード連結
8
(2)手袋
(2)手袋
(隔離室等伝染力がある区域の外で脱衣)



脱衣5) (除去) 順序
1
(2)手袋
(2)手袋
2
手袋消毒
手袋消毒
3
全身保護服
電動式呼吸器保護具(PAPR)
4
靴カバー(又は長靴)
フード
5
手袋消毒
全身保護服
6
ゴーグル(又は顔面保護具)
靴カバー(又は長靴)
7
KF94 等級の呼吸器保護具
()手袋
8
()手袋
手の衛生
9
手の衛生
-
疾病管理本部ホームページお知らせ・資料広報資料映像資料Level D 個人保護服着脱衣法映像
リンク先    http://www.cdc.go.kr/gallery.es?mid=a20503030000&bid=0004&b_list=9&act=view&list_no=138780&nPage=1&vlist_no_npage=1&keyField=&keyWord=Level%20D&orderby=

4)   PAPRとフード着・脱衣順序は製品により相違するので製造社勧告に従う
 保護具を脱ぐ過程で内手袋が汚染されているので、一つずつ除去する度、手の消毒後次の保護具を脱衣(除去)することが有用

韓国でのコロナウイルス対応指針での「病床配定及び移送」

韓国疾病管理本部 新種コロナウイルス対応指針(自治体用) 7-3版より
      原本リンク先     (2020年3月15日)

Ⅵ.病床配定及び移送
 (自治体の状況により次の内容は弾力的に運用)
1. 市・道病床配定管理体系構築
(概要) 市・道は地域内使用可能な病床及び病院、医療資源を正確に把握して、病床配定の為の患者管理班及び感染管理機能新設
 - 市・郡・区は確診患者重症度評価機能を使って高齢者、慢性疾患者等、危険要因保有者を迅速に報告できるように体系構築。
(資源把握) 市・道患者管理班は公共病院、民間病員* 保有陰圧病室及び一人部屋と最重症、重症患者診療重患者室及び装備**, 人員現況を把握して、
 - 需要発生時、即時使用するための事前準備計画樹立必要
  * 国家指定隔離治療病床の外、感染病先端病院、地域拠点医療機関、国立病院、警察病院、報勲病院、軍病院、地方医療院等へ対する把握必要
  ** ECMO(体外式膜型人工肺、extracorporeal membrane oxygen) CRRT(継続新代替用法、continuous renal replacement therapy) 等余裕医療機関及び個数
※  軍人(現役将兵等)が確診・疑似患者に分類された場合、国軍医務司令部医療総合状況センター(1688-5119, 031-725-5119)に連絡して国軍首都病院(軍指定隔離病床)及び国家感染病隔離期間に指定された軍病院に病床配定及び隔離入院措置

2. 病床配定及び運営原則
(重症患者) 重症度分類後高危険群対象優先順位を付けて即刻病床配定後医療陣診療実行
(一般病室) 確診患者入院時、一般患者と動線を完全に分け、独立的な病棟単位運用
  * (空調施設) 外気(30%)と内気(70%)混合循環方式から外気100%に吸気する全排気方式に転換
(入院待機中措置) 確診患者の意識水準、年齢、基礎疾患(慢性疾患、臓器移植等) 等
高危険群の有無を確認、入院前までモニタリング* 続けて実施し中等症入院病床に入院
  * 該当自治体は24時間相談体系を構築して運用

3. 移送
(移送措置)
 - 配定された病床に移送
 - 移送時疑似(確診)患者は手術用マスク着用維持
 - 移送要員は適切な個人保護具* 着用
  * 移送要員 : 全身保護服(靴カバー含む)、KF94 等級の呼吸器保護具、使い捨て手袋、ゴーグル(又は顔面保護具)
☞ [付録 9] コロナ19 関連個人保護具の使用参照
 - 救急車運転手は個人保護具*(KF94 等級の呼吸器保護具と使い捨て手袋)着用
  * 但し、救急車運転席が遮蔽されていなかったり、疑似患者及び患者接触の機会がある場合は、必ず全身保護服、(靴カバーを含む), KF94 等級の呼吸器保護具、使い捨て手袋(必要時はゴーグル又は顔面保護具追加)着用

4. 患者の転院
市・道間重症患者転院手続き
 ① 該当医療機関(患者担当医師) → 転院支援状況室((国立中央医療院で支援中、局番なしで 1800 - 3323)で転院要請
 ② 転院支援状況室は医療機関と直接協議し転院を決定し、医療機関は協議結果を該当市・道に事後報告

  留意事項
 - 医療スタッフの患者の状態の把握により軽症の場合転院要請を断ることができる
 - 転院支援状況室へ転院要請前、市・道患者管理班を通して管内患者転院努力等事前措置必要
  各 市・道 協調必要事項
 - 転院支援状況室転院要請前に、管内又は他市・道に患者転院努力を事前実施

 - 症状好転又は軽症患者の場合、院内又は感染病先端病院等への再配置を随時進行、重症患者診療病床確保

転院要請時、伝達事項(必須):
 ① 患者状態(重症度、年齢、基礎疾患、透析有無、ガン患者、精神疾患等特異事項)、
 ② 患者位置(医療機関名等)
 ③ 患者状態説明が可能な医療スタッフ連絡処

<重症患者 市・道間転院体系>
  (図 略)


その他留意事項
 ① 患者を受け入れる医療機関に伝えなければならない資料*は追加感染防止のためジッパーバック等に入れて必ず同乗者が持参・伝達
   *  医務記録、診療所見書、CT/X-ray  等情報(CD 等)
 ② 患者出発時、出発時間・関連情報*を転院支援状況室で共有
   * 移送担当者や同乗者連絡処、同乗者免許や資格の有無、車両番号
 ③ 移送時には感染管理が可能な救急車両等で転院
 ④ 移送中医療スタッフ同乗及び状態悪化時事前連絡(到着病院等)必要
    (心装置やECMO等状況準備)