4月7日(火）発表、韓国のコロナウイルス発生状況

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4月 7日 0時 現在

　総累積確診者数  10,331名(海外流入 802명(国内人 92.1%))

　　　新規確診者は　　47名　このうち17名は検疫で

　　　死亡者は　6名増加して192名

 　隔離解除者は6,694名(64.8%)で隔離中は3,445名

区分		合計	結果陽性				検査中	結果陰性
			確診者	隔離解除	隔離中	死亡
4月6日0時		466,804	10,284	6,598	3,500	186	19,295	437,225
4月7日0時		477,304	10,331	6,694	3,445	192	20,650	446,323
増減		(+)10,500	(+)47	(+)96	(-)55	(+)6	(+)1,355	(+)9,098

   ○ 地域別現況　(4月7日0時基準　 10,331名)

区分	合計	ソウル	釜山	大邱	仁川	光州	大田	蔚山	世宗	京畿	江原	忠北	忠南	全北	全南	慶北	慶南	済州	検疫
隔離中	3,445	403	29	1,742	53	12	19	11	29	357	22	16	33	9	11	337	32	8	322
隔離解除	6,694	164	91	4,918	27	15	20	28	17	226	24	29	104	7	4	934	80	4	2
死亡	192	0	3	134	0	0	0	1	0	7	1	0	0	0	0	46	0	0	0
合計	10,331	567	123	6,794	80	27	39	40	46	590	47	45	137	16	15	1,317	112	12	324
前日対比増減	47	4	1	13	0	0	0	0	0	10	2	0	1	0	0	1	1	0	14
海外流入(暫定)	17	1	0	1	0	0	0	0	0	1	0	0	0	0	0	0	0	0	14
地域別発生(暫定)	30	3	1	12	0	0	0	0	0	9	2	0	1	0	0	1	1	0	0

１ 新規確診者・隔離解除者日別趨勢 (4月7日0時基準　 10,331名)

　　　上段　日別　新規確診者（青線）　隔離解除者（灰色の線）

　　　下段　日別累積　隔離解除者（紺色）　確診者（灰色）　隔離中（茶色の線）

２ 確診者地域別発生状況 (4月7日0時基準　 10,331名)

地域	確診者数	(%)	人口10万人当 発生率	地域	確診者数	(%)	人口10万人当 発生率
ソウル	567	(5.49)	5.83	京畿	590	(5.71)	4.45
釜山	123	(1.19)	3.61	江原	47	(0.45)	3.05
大邱	6,794	(65.76)	278.84	忠北	45	(0.44)	2.81
仁川	80	(0.77)	2.71	忠南	137	(1.33)	6.45
光州	27	(0.26)	1.85	全北	16	(0.15)	0.88
大田	39	(0.38)	2.65	全南	15	(0.15)	0.80
蔚山	40	(0.39)	3.49	慶北	1,317	(12.75)	49.46
世宗	46	(0.45)	13.44	慶南	112	(1.08)	3.33
検疫	324	(3.14)	-	済州	12	(0.12)	1.79
				総合計	10,331	(100)	19.93

３ 確診者　性別・年齢別現況 (4月7日0時基準　 10,331名)

区分		確診者	(%)	死亡	(%)	致命率(%)
計		10,331	(100)	192	(100)	1.86
性別	男	4,138	(40.05)	101	(52.60)	2.44
	女	6,193	(59.95)	91	(47.40)	1.47
年齢	80歳以上	466	(4.51)	93	(48.44)	19.96
	70-79	689	(6.67)	57	(29.69)	8.27
	60-69	1,304	(12.62)	26	(13.54)	1.99
	50-59	1,909	(18.48)	13	(6.77)	0.68
	40-49	1,382	(13.38)	2	(1.04)	0.14
	30-39	1,092	(10.57)	1	(0.52)	0.09
	20-29	2,819	(27.29)	0	(0.00)	-
	10-19	544	(5.27)	0	(0.00)	-
	0-9	126	(1.22)	0	(0.00)	-

 *  致命率 = 死亡者数 / 確診者数 × 100

　　　上段　確診者数　年齢別　男女別　棒グラフ

　　　下段　死亡者数　年齢別　男女別　棒グラフ

           

○ 年齢別人口10万人当たり発生率グラフ

 ○ 日別死亡者現況　死亡者数（棒グラフ）　致命率（茶）

４ 海外流入推定事例現況

　 上のグラフ　内国人（緑）、外国人（灰色）

　　下のグラフ　中国（茶）、中国以外のアジア（橙）、ヨーロッパ（青）、アフリカ（灰色）、アメリカ大陸（桃）

ドイツと韓国の致死率と実数の比較

2020年4月7日(火)

新種コロナウイルス対策で、ドイツの致死率の低さが話題になっています。
確かにイタリア、スペイン、イギリス（10%程度）などに比べて非常に低いです。
同じく致死率が低い韓国と比べて見ます。
感染者数・死者数の実数（4月6日発表）は 　ドイツ　感染者100,132人　死亡者　1,584人　致死率1.6% 　韓国　　感染者 10,284人　死亡者　　186人　致死率1.8% 致死率はほぼ同じですが、（人口はドイツが韓国の約1.6倍） 　感染規模は韓国がほぼ十分の一。

どちらも大量にPCR検査をして感染者を徹底して洗い出しています。

ドイツの致死率の低さは多くのマスコミに紹介されていて
　ドイツの医療機器の十分な準備などの理由が説明されています。
4月5日　日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57681220U0A400C2EA1000/
4月4日　4月6日更新　NYT
https://www.nytimes.com/2020/04/04/world/europe/germany-coronavirus-death-rate.html
3月24日　NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200324/k10012347921000.html

　
ドイツばかりに目が向いていますが、大量のPCR検査でほぼ同じ致死率の韓国は
ドイツよりをずっと感染者が少なく、死亡者が少ないのです。十分の一です。

この違いはどこから来ているのでしょうか？
私が推測するには
韓国は最初から徹底した水際対策をしてきたけれど、
ドイツは途中から水際対策に切り替え初期対応が遅れのためと思っています。
初期の水際対策の重要さが、この例から言えると思います。

韓国の数値をより詳しく見て行きます。
韓国は大邱・慶北地域の新天地教会のメガクラスター対応で大変苦労しました。
この地域（赤枠）だけで
　　　確診者　8,097人　死亡者　174名
　　養老病院の集団感染等で死者も非常に多くなっています。
　　この地区も、最近は抑えられ、他地域への感染拡大も防がれました。
他地域は
　　　確診者　2,187人　死亡者　12名です。
　　　　　ソウルでも未だ死亡者　0人です。


　他地域での非常に少ない結果を見ると、
　　徹底検査で感染者を洗い出す対策が有用なことが理解できると思います。

ちなみに4月6日現在の日本の状態です。
確診者（国内）　3,865人　死者　93人　致死率　2.4%
　数字は韓国より少ないですが、
　　日本の医療体制が優れた結果なのか、
　　検査数の少なさの為なのか
　　　近日中に結果が出る事でしょう。