2024/08/30

今年の夏季のコロナ19の流行、ピークを過ぎて減少傾向

 原文リンク 2024年8月30日

今年の夏季のコロナ19の流行、ピークを過ぎて減少傾向

疾病管理庁の標本監視など多層的な監視体制のすべての指標が先週減少

 

〇 第34週(8月18日~8月24日) コロナ19入院患者など全ての指標が減少傾向へ転換

 - (標本監視入院患者数) 33週(1,464人) →34週(1,170人) 報告、前週比20.1%減少

 - (重症急性呼吸器感染症標本監視入院患者数) 33週(59人) →34週(46人), 前週比22%減少

 - (病原体検出率) 33週(43.4%)→34週(39.0%), 前週比4.4%p減少

 - (下水基盤監視)コロナ19ウイルス濃度が前週比3%p減少

 - (救急室のコロナ19来院患者数) 33週(13,250人)→34週(8,025人)、39.4%減少

〇 夏季の流行ピークは過ぎたが、秋夕連休など伝播の可能性が高い時期には、感染症予防手引きを積極的に遵守する必要があり、高リスク群を保護するための社会的配慮と警戒心を呼びかける。

 

 

    疾病管理庁(長官チ・ヨンミ)は先週、多層的な監視体制*を通じたコロナ19の流行動向を分析した結果、今年の夏季のコロナ19の流行がピークを過ぎていると明らかにした。 

 *  標本監視 入院患者関連急性呼吸器感染症(Acute Respiratory Infection, ARI)・重症急性呼吸器感染症(Severe Acute Respiratory Infection, SARI)、国内インフルエンザ及び呼吸器ウイルス病原体標本監視(K-RISS)、下水基盤感染症監視(KOWAS)、救急室来院患者数モニタリング

 

[新型コロナウイルス感染症-19の流行動向]

    疾病管理庁は、コロナ19が第4級標本監視感染症に転換された後、全国200床以上の病院級標本監視機関(220ヵ所)を対象としたコロナ19入院患者数と、上級総合病院が多数含まれる総合病院級以上の医療機関(42ヵ所)を対象に、重症呼吸器感染症標本監視を通じたコロナ19入院患者数を監視している。

 標本監視入院患者数*は、今年5週(1月28日~2月3日, 875人)以降減少し、7~8月に再び増加傾向にあったが、第34週(8月18日~8月24日, 1,170人)は前週より20.1%減少した。 また、重症急性呼吸器感染症監視**でも、コロナ19入院患者数は32週(8月4日~8月10日, 83人)をピークに2週連続で減少し、第34週(8月18日~8月23日)は46人が報告された。

 

 * (ARI、コロナ19入院患者標本監視)'24年1月1日以降、全国200病床以上の病院級標本監視医療機関(220ヵ所)から毎週コロナ19入院患者数の報告

** (SARI、重症急性呼吸器感染症(コロナ19を含む)標本監視) 全国の総合病院級以上の標本監視医療機関(42ヵ所)に入院した患者のうち、申告基準(➊発熱経験または38度以上の高熱、➋咳、➌10日以内に発生、➍入院を必要とする場合)に該当するコロナ19入院患者数の報告 

区分

30週

(7.21.~7.27.)

31

(7.28.~8.3.)

32

(8.4.~8.10.)

33

(8.11.~8.17.)

34

(8.18.~8.24.)

コロナ19標本監視

入院患者数*

474名

879

1,366

1,464

1,170

重症急性呼吸器感染症

コロナ19入院患者数*

51

58

83

59

46

* 各入院患者数は暫定統計で変動する可能性があり、34週はARI 218機関、SARI 40機関から報告。

 

[2024年(1月1日~8月24日) ARI, SARI週別コロナ19感染症入院患者数]

그림입니다. 원본 그림의 이름: image1.png 원본 그림의 크기: 가로 1277pixel, 세로 456pixel

 

 

 

    入院患者数の減少とともに、コロナ19病原体検出率*も8月4週(34週)39.0%(前週比-4.4%p)と減少傾向が確認され、下水中のコロナ19ウイルス濃度**も減少(前週比-3%p)した。

* 国内インフルエンザ及び呼吸器ウイルス病原体標本監視(K-RISS)の病原体検出率、(30週) 29.2% → (31週) 39.2% → (32週) 43.5% → (33週) 43.4% → (34週) 39.0%.

** 全国の下水処理場など84ヵ所で下水中のコロナ19ウイルス濃度を測定してモニタリング

[ コロナ19病原体検出率及び下水監視の現況 ('24年1週~34週)  ]

그림입니다. 원본 그림의 이름: CLP000035140002.bmp 원본 그림의 크기: 가로 1272pixel, 세로 475pixel

 

 

    また、救急外来来院患者数も7月から増加し、33週(8月11日~8月17日)に増加傾向が鈍化した後、34週(8月18日~8月24日)に減少した。


* 救急室来院コロナ患者(31週) 9,053人→(32週) 12,261人→(33週) 13,250人→(34週) 8,025人 [NEDIS標準登録体系(保健福祉部・中央救急医療センター)暫定値、2024年8月28日現在].

[ 救急外来コロナ19来院患者とARI発生推移(週末を含む)) ]

그림입니다. 원본 그림의 이름: CLP00006b600003.bmp 원본 그림의 크기: 가로 1936pixel, 세로 869pixel

 

 

  疾病管理庁のジ・ヨンミ庁長は、「コロナ19の発生動向に対する多層的な監視システムを分析した結果、入院患者数などすべての指標が減少しており、今年の夏はコロナ19の流行がピークを過ぎたと判断される。国民が手洗い、咳エチケットなどコロナ19の感染予防をよく守ってくれたおかげで、コロナ19患者の発生規模が当初予想した週間最大35万人よりはるかに少ない20万人以内の発生が予測され、

政府は今後も関係省庁間の積極的な協力を通じて、コロナ19をはじめとする様々な感染症流行に効果的な対応体制を維持していく」と述べた。

 ただし、流行状況の早期安定化のためには、大規模な人口移動や故郷の両親の訪問などで高齢者との接触が増える秋夕期間にコロナ19感染予防を遵守することと、高リスク層は10月に行われる新型コロナ19の新規ワクチン接種に積極的に参加してほしい」と呼びかけた。

 

 

コロナ19感染症予防の主な内容▶

 

 

 

 

手洗い、換気、咳エチケットなど、基本的な予防を徹底する。

人が多く密閉された室内ではマスクの着用が感染予防に役立つ。

医療機関や感染脆弱施設などを訪問する際は、マスクを着用するよう勧告

コロナ19に感染した場合、マスクの着用と不必要な出会いや外出を控えることをお勧めします。

発熱、呼吸器症状などがひどい場合は自宅で休み、会社・団体・組織なども構成員が病気になったら休めるように病欠などを提供するよう勧告する。 

高リスク層が多く利用する医療機関や感染脆弱施設*についても、従事者・保護者及び訪問者はマスクの着用を推奨

 

   * 感染脆弱施設:療養病院、療養施設、精神保健増進施設、障害者施設など。

  * 秋夕連休など病院訪問時、発熱クリニックまたはコロナ19診療協力病院を訪問

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