2024/06/10

感染症ビッグデータプラットフォーム開通、 データ開放・共有で民間研究活性化を期待

 原文リンク 2024年6月10日

感染症ビッグデータプラットフォーム開通、

   データ開放・共有で民間研究活性化を期待


- 今年1月に開通した防疫統合情報システムを通じて収集した感染症データを活用し、統計の自動算出、研究分析などを支援でき、 


- 感染症ビッグデータプラットフォームを通じて民間の感染症研究分析の活性化を期待

 

  疾病管理庁(庁長チ・ヨンミ)は、6月10日午前8時から感染症ビッグデータプラットフォームの正式運営を開始した。

 

  先に防疫統合情報システム構築を通じて、感染症別の疫学調査情報を研究分析が容易なように標準化し、これまで収集した情報を基に多様な分析が可能な専用プラットフォームを今年度に構築した。

 

  今日から正式運営を開始する感染症ビッグデータプラットフォームは、今年1月以降に収集されたデータを活用して統計を自動的に算出し、仮名情報*に基づいて民間でも感染症政策研究分析ができるように支援する予定だ。

   個人情報の一部を削除または置換するなど、特定の個人を識別できないように処理した情報。

 

  チ・ヨンミ疾病管理庁長は、「防疫統合情報システムに続き、ビッグデータプラットフォームまで防疫業務担当者の積極的な参加のおかげで無事に開通できたことに感謝する」とし、「感染症ビッグデータプラットフォームを通じて、疾病庁だけでなく、民間でも研究分析が活性化できるように努力する」と明らかにした。

 

添付 1

 

 感染症ビッグデータプラットフォームの概要

 

□ 推進背景

 

  コロナ19に対応し、統計算出などに多くの時間がかかり、外部開放も難しいため、これを効率的に処理できる分析プラットフォームの構築が必要。

 

  統計は自動的に算出し、仮名情報*に基づく政策研究分析を活性化する。

 

     個人情報の一部を削除または代替するなど、追加情報なしで特定の人を認識できないように処理する。

 

□ 主な推進内容

 

  (定型報告書) 感染症監視年報など、反復的・周期的な算出が必要な全数監視感染症の主要統計に対する自動算出及び検索機能

 

  (非定型分析)疫学調査データを活用して使用者に合わせた分析を支援、別途BIソリューション(MicroStrategy)を導入し、一部の統計情報の視覚化を支援

 

  (外部開放)データ審議委員会を通じて仮名処理の適正性などを検討し、承認された研究を対象にデータを開放して民間研究分析の活性化

 

   (期待効果) ビッグデータプラットフォーム基盤業務を通じて効率性の向上及び感染症データを外部に開放し、民間研究分析の活性化を図る。


 

ビッグデータプラットフォームの期待効果 >

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