2020/03/31

韓国で、確診者(陽性者)が出た場合の具体的対応、重症度基準


韓国コロナウイルス対策指針7-3版リンク
韓国コロナウイルス対応指針7-3版付録リンク 
   (2020年3月15日)

韓国では、陽性者が出ると
各道・市に設置されている
即刻対応チーム(5名~7名以上で構成:必ず予備チーム準備)が
  現場に行き、現場統制、疫学調査、データベース登録、環境管理(消毒)
  
各道・市に設置されている
患者管理班 (必ず予備班準備)
 陽性者に対して
  (重症度分類チーム:医師などで構成) 重症度を判定する(判定基準*)
- (病床配定患者移送チーム:行政、保健所等で構成) 事前に病床の空き状況を調査
    重症度に応じて病床を配定し、患者を移送する。

* 韓国のコロナウイルス確診者(陽性者)重症度判定基準
  (コロナウイルス対応指針7-3版付録 P10)
患者重症度分類基準
例示 1) 大韓医師協会患者重症度分類基準
   ・ 長期養老施設、障がい者施設に入所している場合は一段階上昇
   ・ 各段階で基準症状が改善されて48時間過ぎたら一段階下に転院可能

1:無症状 下の条件を全て満たしている
   ①意識明瞭 ② 50歳未満 ③ 基礎疾患無 ④ 解熱剤を服用していなく37.5℃未満⑤非喫煙者

2:軽症 意識は明瞭だが下の条件を一つ以上満たしている。
   ① 50歳未満 ② 基礎疾患が無 ③ 解熱剤服用なしで 38℃以下
   ④ 呼吸困難を除いて1個以上症状# ⑤ 喫煙者

3:重傷 意識明瞭で下の条件が一つ以上満たしている
   ① 解熱剤を服用しても 38℃超過 ② 呼吸困難又は映像所見上肺炎

4:危重 意識が落ちている場合 ② 重傷の呼吸困難 ③ 酸素飽和度が 90% 以下
   ④  映像所見で重度の両側性肺炎又は 50% 以上の肺炎

  # 症状  :  頭痛,  咳,  咽喉痛,  痰,  疲労感,  筋肉痛, 呼吸困難

※ 出処  :  大韓医師協会コロナ-19 対策本部専門委員会  (2020.3.5.)

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